ブルビネ・メセンブリアントイデスには短命で難物種の印象がある。そんな株がもう2ヶ月近く花を咲かせ続けている。
一つの花穂というか花茎に下から花が咲いてはその先に蕾をつけて伸びることを繰り返しながらもう20輪近くの花が咲いた。それが3茎も伸びているのだから賑やかこの上ない。
花を咲かすのは多大な栄養を消費するらしい。しかも受粉交配相手がいない。なんだか咲き終えた後に枯れてしまうような、次世代に繋ぐための最期の生命燃焼のように思えて不安になった。そこで花茎を全て切った。もっと早くに切るべきだったのかもしれない。
切ったにも関わらず、花茎についた蕾は陽が昇ると咲き、沈むと閉じる。静かでいて驚異的な生命力。
七宝樹錦も二段ロケット式に葉が出て面白くなってきた。この株は明確な節が出来ずに徒長しているのだが、このまま3年目には三段階に葉が展開するのか見守りたい。