リプサリス「プニセオディスクス」の開花

ふとベッドに横たわりながら目を向けたら寝室脇に吊っているリプサリスの枝先に白いものが付いている。ゴミかと思って寄って見たら花が咲いていた。

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2年前に確か1鉢1500円もしなかったと思う。今になって振り返ると破格の値段。当時から120cmほどの長さがあり、年間で10cm程度しか伸びていないことを考慮すると相当年数の経った株ということになる。しかもこんな花まで咲かせてくれるとは。


どう考えても生産農家が儲けられる気がしない。サボテン愛好家の世界は儲け度外視のサボテン愛に溢れた生産者で成り立っているのではないかと思ってしまう。


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これがサボテンの一種だというのだからサボテンの世界の多様さに驚く。しかも森林性サボテンで直射日光には弱く半日影が丁度良いので日当たりの良い場所の取り合いになりがちな中で室内や屋根の下の緑化には実にありがたい。

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ちょっとばかり梅花のような多肉植物の花。

風が吹くとそよぐ柳のような紐サボテン。その葉先に煌めくように咲く小さな花。長さ120cmとなかなか存在感もあって風流なやつ。