あきるの市の五日市お檜原村の境にある野崎酒造に立ち寄った。
予想以上に建物も風格があり、掃き清められた静謐な佇まい。
酒米を蒸すための煙突も年季が入っている。
貴重な陶器製の酒樽。染付けの出来も素晴らしい。
看板商品の純米吟醸「喜正」。50%磨きなのに純米吟醸酒とはどういうことなのだろう。大吟醸は40%磨きとなっていた。
純米吟醸酒と悩んでいたら女将さんがもう蔵元に6本しか残っていないという夏限定の純米生貯蔵酒を勧めていただいた。
スッキリ軽い味を予想していたが、違った。達磨正宗を思い出す味。こういう味はどのように表現するものなのか。日本酒ボキャブラリーをもっと豊かにしたい。焼鳥が食べたくなる味。