荻窪に買い物ついでに前から気になっていた教会通りのカフェレストラン「イナズマカフェ」へ。
ここは壁中に漫画家による寄せ書きのようなイラストが描かれている。基本的には少年漫画だ。
ろくでなしブルース、ルーキーズ、べしゃり暮らしの森田まさのり先生。田中圭一先生も。
大御所浦沢直樹先生。私はマスターキートンが特に好きだった。2014年に描いているのにパイナップルアーミーというチョイス。
GTOの藤沢とおる先生に真島くんすっとばすのにわのまこと先生は90年代少年ジャンプの黄金期前後の方達。おそらく同じ日に描いてもらってるのだろうがどういう経緯だろう。
特攻の拓の所十三先生。集英社少年ジャンプ系作家だけではなく講談社少年マガジンの漫画家先生も入り乱れている。
イナズマカフェだけにイナズマン。
Atsushiとあるが誰だろう。
2階も壁が絵で埋め尽くされている。
浦沢直樹先生がこちらにも。
B.B.フィッシュのきたがわ翔先生。こんなに線が細く綺麗な絵を描く人がいるものかと驚いたものだ。
テンテンくん懐かしいな。寺田克也先生は絵の密度というか濃度が際立っている。
マーダーライセンス牙の平松伸ニ先生。
どうやら店主は荒木飛呂彦先生のファンっぽい。荒木先生の額装イラスト画やフィギュアがちらほら飾られている。GUCCIとコラボするのも納得の巧さと画風。
止めに階段を降りる際に石仮面が飾られているのを発見。
オーナーさんと少しばかり歓談させて頂いたが壁に書いてもらうのも先生によって筆のスピードはかなり違うらしい。絵の細かさや密度に関わらず速い先生は本当にサラサラと描いてしまうという。週刊連載を続けて来られた大御所漫画家は総じて速そうだ。何十年も何十万時間もかけて培った技能。
私もサラサラとフリーハンドで上手に絵が描けたらどんなに素敵なことか。陶器に絵を描きたい。
壁の漫画だけというわけではなくメニューもカフェとしては多く注文したカレーオムレツは美味しかった。この方面でお昼を食べる時はまた来たい。