思い出の30年前のキャンプグッズ

週末のキャンプに向けて実家から要らないと待たされたあれこれを見ていたら使えそうな飯盒を見つけた。晩御飯に米を炊いて、朝食は焼きおにぎりかな。

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こんなのも見つけた。クッカー。もう30年ぐらい経って錆が湧いていて、そのまま調理に使うのは躊躇われる。むしろこのままの錆びて詫びた感じが良い。どうにかインテリアとして活用できないものか。

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オーストラリア製。あの国は日常の中に週末や長期休暇の過ごし方として当たり前にキャンプが選択肢としてある国。そしてこのクッカーはバブル真っ盛り団塊世代の企業戦士だった父が必死に日本ではやったことのない慣れないアウトドアをかじって私たちを週末に連れ出してくれた痕跡。


海外生活は家族の距離が縮まるのだよな。外部環境が見知らぬ世界すぎて、我が家が、家族だけが唯一安心できる基地のようになる。明日からまた不安の中で勇気を持って踏み出していくために休む場所。見た目も言葉も違う人たちの中で家族だけが無条件に信頼できる人。もちろん、外国人の中にも理解しあえてかけがえのない人とも出会うのだけれども。

海外出稼ぎにトライしてみようか。私自身はオーストラリア、ルーマニア、メキシコ、トルコ、フィリピンとあちこち住んだけれども、大きくなってきた子供達と今の家族で海外生活したら忘れられぬ思い出の一時期が過ごせるのではないだろうか。陶芸文化とサボテン愛好文化がある国なら最高だな。定期的に沸き起こる現状を変えたい衝動。それとも単純に国内に根を下す前提で仕事を変えるか。コロナ生活にうんざりしてきたのだろう。


海外出稼ぎはミヤマクワガタと緋泥鰌とメダカ達と睡蓮鉢の金魚と80鉢近くの多肉植物とサボテン、そして何より老齢のマンゴー殿をどうするのか。海外渡航はかなり体に負担がかかる。もう、全くもって身軽ではなくなってしまったのだよな。