丸台座鉢付き団子虫陶蟲夏草鉢の注文制作2

ようやく小窯に素焼きする作品が溜まったので窯入れ。結局、窯の火入れ待ち時間が制作期間中の大部分を占める。1ヶ月近く乾燥して待っていたので乾燥具合は問題ないと思われる。

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800℃で素焼きする。5時間かけて1時間に100℃づつ上げながら500℃までゆっくり熱して水分を飛ばし切り、そこで窯に栓をして一気に800℃へ。

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素焼き時に脚がばらけてしまわないか少し心配。


苔を活着させるために釉薬表面を発泡させるためのシリコンカーバイドをそろそろ購入しないといけない。

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台座となる丸鉢を轆轤で水挽きした。厚ぼったく可愛らしい丸鉢を想定しているのだが、薄作りで端正な鉢を合わせてみたらどうなのか試してみようかと思う。中央の鉢が第一候補だが右のものもスペアとしてほんのり高さのあるものを作ってある。乾燥して削ったものに団子虫を合わせてみてどちらがバランスが良いか見てみようかと思う。

ぼってり厚い鉢は次回、轆轤ではなく手捻りで作った方が良さそうだ。


丸鉢には三本脚をつける予定。


信楽細土 使用量 一鉢400gほど