すこし前に焼き上がった鉢に植えてみたのだが、良くないだろうか。自画自賛。上出来。自分の狙いは正しかった。異論反論は受け付けない。
サボテンの玉と同じぐらいの太さの鉢、そして根を存分に伸ばせるバランスの良い長さと深さ。工業製品のような型打ちの綺麗のっぺりした形ではなく瓦礫を纏ったような表面。そして面取りの表情。
こちらが裏か正面か。時折り、鉢を回転させて見え方が変わるのは良いと思う。深いスリットを入れてパロディア属サボテンを植えるので乾燥しやすくしている。
高さを変えた同様の鉢を並べるとより空間効率よくサボテン鉢を並べることができる。
棘が特別に太いわけでも紅いわけでもなく、あまり鑑賞価値的好みではないと感じていた獅子王丸だが鉢と合わさって一気に愛着が増した。根も整理したのでこれを機にこの秋に存分に根を伸ばして欲しい。3年ぐらい植えっぱなしで育てたい。
この無作為の面取りの表情も気に入っている。マットで粉を吹いたような柔らかい表情。土を吸いどのように育っていくかも楽しみ。また似たような兄弟鉢を作っても良いかと思う。