上諏訪のアール・ヌーヴォー壁装飾銅板

2011年以来の東京都心の震度5の地震。もう何が起きるかわからんな。今週末は防災点検しよう。我が家の膨大な陶器鉢はさらに大きな地震が来たら破損は免れないだろうな。


諏訪で撮った写真を削除、整理している中で見つけた上諏訪駅の周辺で撮った数枚。これは記録を残しておきたいと思った。

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チェコの画家アルフォンス・ミュシャのような図案の銅製の装飾板。

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緑青の生え方といい、細部の装飾といい素晴らしい。銅で鋳込めと言わずとも陶器でも作れるはずだけれども、全く作れる気がしない。

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そんな逸品がなんてことない駅前の通りの、床屋のあのぐるぐる回る看板の横にあった。竣工当時に設置されたものだとしたら35年前な訳で、とりわけアンティークな代物ではない。大正や戦前でもない昭和の時代にこんな銅板を嵌めるなんて酔狂なオーナーがいたのだね。

検索してもそれらしい情報が見つからない。

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道の向かいにもなかなかな古めかしい建物があった。江戸東京たてもの園に加えられるべきレベル。

諏訪は散策するともっと面白い建物がたくさん見つかるのかもしれない。


次回こそは酒蔵で試飲巡りして定休日だった古材バンクに併設されたカフェRebuildingCeterも覗いてみたい。