カブトムシの幼虫は飼育箱の中でたびたび見かけていたが、ミヤマクワガタ飼育箱は結局無事に産卵されたのかも孵化したのかもわからないままだった。
夏場の温度が高いと卵が腐ったり溶けてしまったりすることも多いらしく、真夏でも20〜23℃の低温を維持することがとにかく大事なのだそうだ。
10月半ばまで全く変化が見えず、少しばかり諦め始めていた。中の土を取り出してみたい衝動に駆られていたが、しかし万が一、孵化していた場合は取り出す際に傷つけて殺してしまいかねないので我慢していた。幼虫も大きくならないと飼育培養土の移し替えも困難だ。
10月末も近くなって見てみたら、初めて幼虫を確認できた。少なくとも2匹。まだかなり小さいのでもう少し大きくなるまで待とうと思うが無事に産卵されて孵化していたことが嬉しい。