マンゴー殿の見た目年齢

何歳に見えますか。

えーお若く見えますね。

 

茶番なやりとりの代表例の会話かもしれない。

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顔に毛が生えてない人間はある程度見た目年齢が判断しやすい。目尻の皺は隠せても首の皺は隠しにくい。男は肌の手入れをあまりしないのでシミやソバカス、頭皮の後退具合でもある程度は老化を感じ取れる。

 

それが犬猫となるとなかなか年齢は判断しづらい。腫瘍ができていたり白内障など目に症状があらわれていると年を感じるが、そんな兆候が出るのはかなりの老猫、老犬。老化は肌に現れるが、それが毛に覆われるとわからない。

 

見る人が見れば、尻の毛の白さが白髪だということに気づくかもしれない。レッド、アプリコットと呼ばれる赤茶色の毛をしたトイプードルは年を取ると毛が白くなる。濃い毛と白い毛の差が一つの加齢の兆候ともいえる。

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ちらり。目からも老いはまだ感じられない。見た目は全く年齢不詳だ。子犬と間違われることもある。確かに複数の犬と混じるとその落ち着き具合から老犬だというのはわかってくるが、ただ歩いている姿だけでは年はわからない。

 

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子供たちとかくれんぼをしても、マンゴー殿が私を追ってうろうろするので子供たちは私ではなくマンゴー殿を探して私をみつけてしまう。ここまで強い群れる習性というのも不思議。

 

だからなのか、最近、週の半分以上を出社して自宅を不在にするようになったので少しばかり不満そうだ。在宅勤務日数に上限が課されたなんて理解してくれないだろうよ。私としては職場まで連れていきたいぐらいなのだが。

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額と鼻の角度は思ったほど鋭角で100°ぐらいだろうか。見飽きた相棒のようでいて、しげしげと眺めるとここの形状はこうなってるのか、と未だに新たな発見がある。

 

毎日、生活を共にしていると被写体として写真を撮ることが少なくなっている。子犬のころはあれだけ撮っていたのに。今年の年末年始は妻を、子供を、実家の両親を、マンゴー殿を撮ろうかと思う。正面向いた記念写真のようなものではなく、何気ない日常の表情や振る舞いを撮りたいと思った。