キダチアロエ

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キダチアロエの妖艶な紅い花が闇夜に浮かび上がる。この美しいピークの姿も長くは持たず枯れて落ちてしまう。そんなところも打ち上がった花火の残照のようでもある。カッコいい。iPhone13のカメラ機能万歳。

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我が家の近くにはキダチアロエの植えられた民家がちらほらある。別名「医者いらず」とも言われ、年配の方には実用植物として植える人がいる。根拠のないものではなく、キダチアロエ薬事法で全葉を食品、化粧品に使うことが認められている。ちなみに似て非なるアレエベラはアロインという成分を除去しないと食品や化粧品に使うことはできないように規制されている。
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そういえば母も民間療法的なものが好きで私が小さい頃は枇杷の葉をホワイトリカーに漬け込んだ枇杷エキスを肌かぶれや虫刺されに塗ってもらうことがあった。アロエの葉を切ってゲル状のものを火傷跡に塗ってもらったこともあった。枇杷とキダチアロエはそんな似たジャンルの薬用植物として私の中で認識されている。

 

キダチアロエも上手く枝を仕立てて鉢に植え込んだら開花した際には素晴らしい存在感を発揮するのかもしれない。

 

関東に珍しい積雪。10cm積もったとか。

首都高は10時間立往生しただとか、東京で6時間の間に52人が転倒などで搬送されたとのこと。搬送された人だけの話なので転んだ人は他にも大勢いたのだろう。

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そして気になるのが植物たち。露地植えのアロエもすっかり雪を被っていた。樹齢が10年は軽く経っていそうな株なのでこれまでにも何度も氷雪には耐えてきたのだと思う。今回も乗り越えてほしい。

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白い雪を被るとその朱色がより一層、際立って綺麗。