通りすがりの方からヒヤシンスのドライフラワーに関して質問を頂いたのでそもそも1年後どうなっているのかを記録しておきたい。
除湿剤を入れた密閉容器に入れるような手厚いケアはしておらず、夏は湿気むんむんの常温の部屋に置いてあった。花弁の先が茶色く変色してしまったが、下の2/3はさほど褪色せずに濃い色が残っている。半年から8か月ぐらいは全体が奇麗なままだったように記憶していたのだが、その後に徐々に茶色く変化した。
茶色くなるのを汚いと見るか、バイカラーで面白い個性だと見るかは好き嫌いの範疇ではなかろうか。
9ヶ月経った紫陽花が全体が均等に褪色していると、花の先だけ茶色くなり花の大部分はまだ鮮やかで濃い色を残すヒヤシンスのドライフラワーはこれはこれで面白い。
乾燥させる際に放射状に形を整えればよかった。そうしたらより色の鮮やかな部分と縁の茶色が強調されて見えるに違いない。さらに1年したら茶色の部分が広がるのかはわからないので追って観察したい。
今回のドライの仕方
- 干し方には何の工夫もない。
- 花の盛りか若干手前ぐらいのものを切る。
- 逆さに吊ると花が上に向いてボリュームが出ないので平置きして乾燥。
- 乾燥場所は日陰の雨の当たらない場所、金網の上など通過性の良いところ。
- シリカゲルも使わない単なる自然乾燥。
シリカゲルに入れて急速に強制的に乾燥させると茶色に変色することが防げたりするのだろうか。今年咲かせるヒヤシンスでは異なる方法を試してみたい。