カブトムシとヒラタケと坂本花織と

たまたま夜、TVをつけたら五輪の女子フィギュアが放映されていた。

観ているこちらが居た堪れなくなる緊張感。高度なトリプルアクセルも4回転もないのかもしれないけれども手先指先に目を奪われる坂本花織さんのスケートは美しく、アイススケートショーがあれば観に行きたい魅了されるものだった。スケールが大きいと連呼されるのはよくわからないのだけれども。良いものを見せて頂いた。

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トゥルソワさんが4回転ジャンプを連発して拍手喝采の中で次に滑った平常心も凄い。

 

ワリエワさんは千々に乱れ気の毒だった。

 

やり直しの利かない勝負で優劣を競う競技者達の胆力に感服する。ていうか織田信成は泣きすぎ。しっかり解説せえ。

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光の当たる壁際にちょくちょく出てくるのだがカブトムシの幼虫は光も好きなのか。
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だいぶ肥えてきたカブトムシ。ツノの立派な雄だと良いのだがな。このプラケースの中に何匹の幼虫がいるのかも含めて夏のお楽しみ。


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収穫して茸土鍋御飯として美味しく頂いたヒラタケ。またニョキニョキと第二弾が育ってきた。菌床はカブトムシ幼虫のマットに砕いて混ぜ込んでみようか。
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この白黒コントラストが効いている姿がやはり美しい。陶器で再現したくなる。そういえば作陶をもう3ヶ月できていない異常事態。
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大きく育つと歯応えもあって美味しい茸。

 

秩父で採集した雌カブトから産卵孵化して育つ第二世代のカブトムシ。

伐採された菌床からまた萌芽して瑞々しく育つヒラタケ。

全く違う価値軸で平昌五輪に続いて挑戦して銅メダルを勝ち取った坂本花織さん。

成長というか再生というか。前向きな生命力を感じる事象3つに触れた1日。