創作意欲を掻き立てる珍奇植物

とある馴染みのある植物の花を乾燥したものを入手した。

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多足類のようにも見える。

不動明王の火焔の光背に見立てようか。

槍の穂先。

酋長の頭飾り。

ピーコックスパイダーの飾り。

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表面をビロードのような毛で覆われているそのテクスチャーを活かしたいようにも思う。

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今まで見たことのない形状すぎて、どのような陶器に合わせたら良いのか考えあぐねる。

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私の手持ちの中で最も禍々しい見た目の「水面から羽化する蜻蛉」鉢に合わせてみた。ううむ。合わない。しっくりとはこない。茎の曲がりがクセが強すぎる。

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茎を真っ直ぐにしてみた。なんだか呪術儀式的なアイテムとなってしまった気がする。自宅のインテリアに相応しいかはさておき、個性のある置物を作れたことは良しとしよう。

 

この植物に合う陶蟲夏草鉢を考えるだけで創作意欲が掻き立てられ心が弾む。