スプリングス表参道でアフタヌーンティー

たまには夫婦で贅沢を。

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高級ホテルのアフタヌーンティーを探してアマンやらパークハイアットやらのコースを探したがスプリングス表参道のものにたどり着いた。GUCCIなどのブティックのある表参道駅直結の建物の一画。店内装飾への桜の季節感の取り入れ方も素晴らしい。
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結婚式の食事会に使われそうな高級感溢れるレストランだった。
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シャンパンで乾杯し
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苺の入ったサラダから始まり
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頭の中で描いたこれぞアフタヌーンティーというやつ。2段ではなく3段なのだよね。ビュッフェでもなく、コース形式にサーブされるのでもなく、この3段で出されるのが食べたかった。
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今更解説することはしないが、どれも夢見心地にさせてくれる甘さでありながら重たい甘さではなく、酸味も効いていて美味だった。特にガラスの筒型に入っていたストロベリーフロマージュブランハニーソースが爽やかな酸味と甘味にチーズのコクが混ざっていてこれまで食べたことのない味。
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3皿のうちは甘味ではなく塩味を伴う品々でミニチーズバーガーや鶏肉、グリーンピースムースにカプレーゼなど食事として楽しめる構成となっていた。
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1/3が食事、2/3がその後にたっぷりと続くデザートに次ぐデザートといった印象。ケーキ一切れも有名人気ケーキ屋でそれ単体で買って食べるような上等なやつで、そんな主役級に美味しい個性の違う甘味が並ぶ。ピスタチオケーキ、ピスタチオスコーンにオレンジハニー、苺とピスタチオのタルトなど苺一辺倒ではなくピスタチオの緑を色彩と味に取り込んだ構成は流石。
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新婚の2人が座るであろう主役テーブル。大きなガラス窓に街路樹も見えてこのスタイルとしては完成していじりようがない気がする。
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2人の距離を近づける為にあるかのようなカップルシート。そこに高校生らしきカップルがいた。自分が稼いだお金できているようには思えない。私が大学生の時分でもこんな高級な店に来ることなどできなかったと思うが、東京には資産家の子息がたくさんいるのかね。東京は怖い。
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私達が入店した時こそ誰もいなかったが、2時間制の食事を終えて店を出る頃には満席となっていた。

 

贅沢をしてしまったなあ、美味しかったなあ、という多幸感に包まれて店を後にしたが、そんな食事を日常的にしている人たちが世の中にはいるのだな、とも感じた。

 

世の中の素晴らしいもの、贅沢なものも怖じることなくあれこれ試して楽しみたい。しかしその一方でこういった贅沢が当たり前になってしまうような不感症にならないように、物事に感動する閾値を低く抑えたままに生きていきたい。

https://www.strings-hotel.jp/omotesando/restaurant/tavern/info/tavern-afternoontea.html