武雄神社の奥にある御神木。
大楠への小道も紅葉の新緑のトンネルとなっていてその時点から外界から隔たれていく感がある。
竹林を抜けた先に現れた荘厳な姿。
神々しさは直に見ないと伝わらない。これは足を運んでみる価値があると感じた。
石段のサイズを見ないと写真では実物よりも小さく錯覚してしまう。
単に大きさだけを言うならば国内6位の巨木だそうだ。樹齢だけでいえば他にもさらに古い巨樹はある。しかし枝振りのバランスの良さ、葉の瑞々しく茂る生命力、そしてそもそもが私の好きな楠であるという点で私の基準で巨木番付を作るならばダントツの横綱。立つ環境として住宅街の中だったり背景に電線があるような場所ではなく、森の中だというのもある。まだ見たことはないが張り合えるとしたら屋久島の縄文杉ぐらいなものではないかと思っている。
神々しい。良いものが拝めた。