急いで釉掛けして詰め込んだ今回の本焼き。
無事に焼きあがってくれた。釉垂れ、癒着も無し。棚板にも異常無し。
蛸ものユーフォルビア専用に焼いたこの触手のような鉢も綺麗に焼きあがってくれた。溶岩釉にして表情をつけようと思っていた。その方が良かったように思いつつも、悪くはない。
釉薬が掛かった部分と掛かってない部分の分かれ目のラインも好みな仕上がりとなった。これが土が染みて汚れてきてくれると良くなっていくに違いない。早くユーフォルビアを植えてはまるか見てみたい。
陶蟲夏草鉢は7つが焼けた。出来栄えはさておき、鉢として使う上で機能的には問題なさそうで何より。
キンチョウの夏、のような写真になった。簾があるだけでノスタルジック雰囲気を感じ取ってしまう。
夏と簾と蟲。
今回の本焼きは60点かな。