王道の硫黄泉「鹿の湯」で那須旅行を締める

栃木の那須もまた家族と再訪したい魅力的な観光地だった。ジャンルの異なる観光資源が豊富にある。

 

次回来るとしたらどんな旅程にしようか。初日は那須サファリパークやハイランドの遊園地で遊ばせても良い。茶臼岳に登り、鹿の湯で濃厚な硫黄泉と伝統的な湯屋を満喫して温泉宿に泊まる。そこに三斗小屋温泉を2泊目の遠征メニューとして加えても良い。お洒落な高原リゾートレストランのようなものも街道沿いに散財している。とても起伏と表情に富んだ旅程を組めそうだ。

 

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帰りは三斗小屋温泉から北温泉那須本湯へはロープウェイ、バスは使わずひたすら歩いて下った。

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中国大陸から飛来して朝廷に潜り込み日本を転覆しようとした九尾の狐。陰陽師に討伐されて石化された殺生石の伝説がこの地に残る。
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漫画「うしおととら」、「NARUTO」を読み返したくなる。あの九尾がここに、と思うと少しばかりワクワクする。

 

「鹿の湯」は王道のような濃厚硫黄泉の素晴らしい湯だった。41、42、43、44、46、48℃と温度の異なる6つの湯船が幅三間、長さは8間はありそうな広々とした湯屋に整然と並ぶ。

結晶化する黄色い硫黄が濃厚さを物語る。硫化ガスが発生しているので湯船の脇に寝転がるのは禁止なのだそうだ。温泉文化を背負う遺産。

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https://sp.jorudan.co.jp/onsen/details/498/

ジョルダンから写真を拝借。地元から愛されすぎていて無人の時間帯が無さそう。

 

帰途、レモン牛乳を飲んでみた。レモン入と書いてあるのに無果汁。紙パックで中が見えないのに着色料が入っている。レモン果汁を入れて着色料不使用にして欲しいもんだ。

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