杜鵑と一輪挿し

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家の裏庭で杜鵑の花が咲いた。全く手入れしていない、雑草というか野草のような自由さと強さで育っている。

 

遠目には目を引くような華やかさはないのだけれども、こうやって摘んで一輪挿しに挿すと視線がその小さな世界だけに向いて魅力が見えてくる。
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静かなのが良い。
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順光も静けさを感じられて良いが、逆光で見える窓辺に置くと透過して花の色が一層、輝いて見える。これも良い。

 

段々と野草が魅力的に見えてくるのも自分自身の経年変化なのだろうか。あんな地味なものの何が良いのだろうと思っていたが牡丹や芍薬は量感が過ぎるというか分かりやすすぎてつまらなく感じてしまう。