文句のつけようのない美しさ。平安時代(12世紀)重要文化財「阿弥陀如来及両脇侍坐像(あみだにょらいおよびりょうわきじざぞう)」。阿弥陀如来の左右に観音菩薩と勢至菩薩が侍る。
どうやらガラスの質も素晴らしいようでガラスの存在を忘れてしまう透明度の高さ。照明の当て方も素晴らしい。
この台座を作陶したいとかねてから思っている。くびれをここまで細くせずに土を入れられるようにして蓮華座の上に植物が乗るような鉢を造りたい。
菩薩像が好み過ぎて主役の阿弥陀如来像を撮っていなかった。
MOAはわかりやすく美しい作品の展示が多いように思う。これが30億円もするのか、というような鑑賞者に学術的素養の高さを求めない。