リーチュエという偶蹄類を知らなかった。とても好みな角と体格をしている。
いそうでなかなかいないS字湾曲で大きな角。
V字に広がりつつ前後にS字湾曲している優美なフォルム。
そして角と体躯のバランスも良い。リーチュエもいつか作陶しなければと思う。
コンゴ、ザンビア、アンゴラなどに住む、湿原を自由に走り回るウォーターバックの一種。何度も国立科学博物館に来ていたはずなのに視界に入らなかったのが情けない。
アルガリ。
トムソンガゼル。
この座った姿もとても参考になる。脚が細過ぎて模して作陶するのはしんどそうだ。
地球館3階は私にとって天国のようなエリア。いつまでも見ていたい。
様々な形の角を見ているのは楽しい。
こんな真上から見られる博物館はそうそうない。とても勉強になる。想像の姿よりも耳が大きく前を向いている。
この通りに造形しても違和感を感じてしまいそうだが、これが現実。
四本脚で棒立ちした姿の剥製だらけになりがちだが、ここ国立科学博物館はこのように寝そべった姿の剥製があるのが素晴らしい。
ビッグホーンは完全に装飾的な非実用な角となってしまっている。
アフリカにいそうな印象だがインド、ネパールに生息するブラックバック。
この角も作り甲斐のある魅力的な形状。
オオヘラジカ、ムースなんかも作りたい。
いつになったら陶芸を再開できるのだろうか。