冬になり暴れ始めた七宝樹錦。
その小さな鉢と土からはアンバランスなほどに大きな葉を茂らせる。
床に着き、そこを足場にして上へ、太陽へと立ち上がり始めた。どこまで伸びていくのだろうか。微量な痩せた土だけで光合成と水だけで生成していけるものなのか。
庭先の石蕗が綺麗だったので摘んで一輪挿型の陶蟲夏草鉢に投げ入れた。
打ち上げ花火のように四方八方に放射状に咲き、花びらも陽光を透過して陰影を作って輝いてくれる。
眩しいほどの生命感。
フワフワとした窓辺の白サボテン区画。その菌糸体のような見た目が気に入っている。
高密度な林立鉢を作ってみても良いかもな。