コロナが明けてというか、皆がもうコロナは無いものと見做し始めて3年ぶりに海外出張に行くことになった。
目的地はロンドン。久しぶりすぎて色んなコトを忘れているがかつては毎年のようにパリ出張やベルギーを出張していた。基本的に欧州出張はビジネスクラスで50万円代、片道12〜13時間という記憶。
今の会社ではエコノミークラスでしか飛行機に乗れないらしい。しんどい。若い頃は夜行列車やバスを乗り倒していたのに、随分と堕落したものだ。
しかもウクライナやロシアを迂回するので飛行経路が伸びて片道14時間以上もかかる。
さらに日曜出発便を取ろうとしたらエコノミークラスで往復料金が38万円もする。土曜出発だと27万円だそうだ。30万円以上だと上席の承認が必要でかなり面倒になりそうなので土曜出発にした。
2週間後に日曜出発便の価格が下がっていないかと覗いて見るとJALの直行便で64万円まで跳ね上がっている。1回乗り換え便で39万円。ありえない。私と同じ便で予約したチームの子が忙しくて私より1週間遅れて予約したら37万円に値上がりしていたとのこと。流石に高いので乗り換え便にして下さいとは言えない。
いつのまにこんなに価格が日時や需要で激変するダイナミックプライシングになったのだろう。ビジネスクラスだと軽く100万円越えだ。
複数部署を跨った仕事を兼任しているので、出張中もお構いなく締切仕事が来る。時差ぼけと戦いながらホテルで仕事しなければならないっぽい。そういえば勝手に部下を5人から3人に減らす決定がされていた。「お前が死なない程度に頑張ればコスト削減」みたいなつもりだろうか。朝っぱらから揉める予感。ああストレスが溜まる。