藝祭の同一テーマで何枚も絵を描いている組作品が楽しかった。
公園の遊具を描いたシリーズ。
少ない手数で描いているのが本当に凄いと思う。とてもハイコントラストで部分を描きそれ以外も想像で補わせる。
どこを描きどこは描く必要がないのか、その選択がもうセンスの塊で、色の選択も重要な要素。
形と色への感度の高さを見せつけられた。
和小物シリーズは写実的に描き込まれていてそれぞれが額装して飾りたくなる密度と精度。
レトロ、廃墟、アンティーク好きにはたまらないモチーフが水彩で描かれている。
こちらはより遊び心溢れるペン画シリーズ。
技術力の高さを見せつけられる見ていて楽しい展示だった。