前回はちゃんとした風情ある根津の料理屋に連れて行ったので今日は高円寺に宇宙物理学者を連れていく。
この阿呆面で気取った高級店よりも庶民的な居酒屋をこよなく愛し、比較的なんでも食べるがハツや梅水晶のコリコリしたのは苦手だと知った。味や見た目には頓着しないが食感に好き嫌いがあると知った。
マグロをうめーうめー言いながら1人で完食。
そんな彼を高円寺の小さなライブバーのような店に連れて行った。Funny mealという店で挨拶し誘ってくれた歌い手さんのライブ。
煙がモクモク。この雰囲気、悪くない。こんな立地にこんな店があるとは知らなかった。
誘ってくれたお姉さんは可愛らしい曲から激しく叫ぶカッコ良い曲まで幅が広い。スロバキア人は澄んだ歌声にも迫力にも感激していた。
この喜びようよ。こんな好き勝手な写真撮影に付き合ってくれるのも高円寺らしい小箱の良さ。
彼は京都大学の客員研究員をしていた頃に知り合ってかれこれ12年の付き合いになる。今回は東大、日大、立教大学の研究者とあれこれ話し合いに来たのだそうだ。どこの機関の望遠鏡が良いだのあれこれ話してくれるがよくわからない。バイナリー星という恒星が至近距離の存在する天体系の挙動を研究しているのだそうだ。はよ、タイムマシーン作って欲しい。
宇宙一好きな食べ物はとんこつラーメンだという。ルック商店街の漣に連れて行った。
辛口とんこつラーメンは期待通りの満足のいく味だったそうな。博多ラーメンの細い麺が好きらしい。
スープなど残すなんてもってのほか。完食。
彼に関しては高円寺を連れ回すのが一番満足度が高い様子。