ラフォーレ原宿 搬入設営

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11時10分前に着いたらもう開店待ちのお客さんの群れ。天気が良いこともあってか明治神宮、原宿界隈はとても人が多い。

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11時から15時までに搬入と設営を完了し16時にフロアオープンとのこと。
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クリスマスツリーには各作家さんが景品の作品を供出する。
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フォーレさんに誘っていただいたものの違和感を持っていた。場違いだろうと。その思いは周りの作家さんの作品を見てむしろ強くなった。
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やはり原宿的先入観のあるピンクでカワイイ系なものが圧倒的に多い。そういうモノを求めるお客さんが満足できる街なのだから。

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とはいえお客さんを眺めているだけでも楽しい。他人になんて言われようとも、自分が好きなモノを追求しているようなお客さんが多くて、ある種の勇気をもらえた。趣味嗜好に自由な雰囲気がある。原宿、良いかもしれない。
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他のクリエーターさんから話を伺ったのだが、やはり圧倒的にお客さんの数が多いし、どんなお客さんがどんな作品を求めてらっしゃるかを観察するだけでも大変、勉強になるそうだ。出るだけで学びがあるとのこと。しかも出展料も破格の値段でここで売り始めると他の売り場で売るのが物足りなくなると仰っていた。なるほど。
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目立つこと間違いなしの目玉や牙があしらわれた鞄。かっこええ。

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個性の塊。これ、どこで売ってるの?という愛と狂気のマーケットにあるべき商品の王道。
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ミシン縫いバッジもモチーフが面白い。麻雀ネタ、食材、店看板など思わず手が伸びる。
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とても自由で奇抜でエキセントリックな格好をしたお客さんが多くて見ていて楽しい。同調圧力クソ喰らえ精神が見ていて清々しい。遠いようであって親和性を感じる。
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地理的距離は近いがわたしはどちらかというと表参道よりも原宿の方が精神世界的には好きなのかもしれない。

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群馬吾妻で手吹ガラスを作ってらっしゃる同年代の作家さんの作品。ポップで楽しくなる。どんどんと売れていた。いろいろと話しかけてくれて楽しく過ごすことができた。

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そんな中に私の作品とディスプレイは異物感丸出しで正直言ってしんどいぐらい。埋もれるよりは目立つほうが良いと優しいことを言ってくれるが、ラフォーレ原宿に来る人の95%が求める作風ではない。
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95%ぐらいの人はコンマ数秒視線を向けて前を通り過ぎていく。それはそれで切なくなったりもする。目の前で何十人、何百人という人が一瞬で視線を外して歩き過ぎていく様を眺め続けるのは心が削られる。
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それでも初日からお買い上げがあったそうだ。原宿恐るべし。お買い上げ頂いたお客様、大変励みになります。ありがとうございます。