陶蟲夏草鉢「クワガタ」 X ヒラタケ

冬虫夏草をモチーフにしているのだからキノコが合うのは自明の理だったか。しかもサボテンや多肉植物など成長スピードの遅い植物ばかりを育てていると、キノコの成長速度は刺激的だ。

冬はキノコ。暖房もいらないし、鑑賞できるし、何度も収穫して食べられるし、楽しみが詰まっている。

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植えたのはヒラタケ 平茸 学名Pleurotus ostreatus。株元から立ち上がるにつれて茶灰色に変わるグラデーションが圧倒的に美しい。


クヌギやナラ、ブナなどの日本で広く見られる樹種だけでなくリンゴの樹にも生える。クワガタ飼育の為の菌糸瓶に使われるキノコをクワガタ鉢から生やすことに気づかれないささやかなこだわりがある。

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大きくて存在感のある蟲のサイズも良いと思う。大きなダンゴムシの外殻の隙間という隙間からキノコが林立している姿も作ってみたい。
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12月24日。十分大きくなったしさらに湧いてほしいので大きな株は収穫してクリスマスディナーの一部に使おう。
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12月23日成長が鈍化してきた。もうそろそろ収穫時だろうか。


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12月21日。ヒラタケらしい頂上が平らな形状になってきた。この濃い灰色と白のコントラストが美しいと思っている。
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顔の正面ではあるが少しばかり狭いところから発芽したので少しばかり窮屈そうだ。
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12月19日。前日には発芽してたのかもしれないが小さくて気づかなかったのか。
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頭の正面近くの良い位置に発芽してくれた。
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