関西に住んでいたのに中崎町という梅田駅から徒歩数分の古民家が多く残り雑貨屋とカフェが密集した街を知らなかった。
太陽カフェ
黄色系のつぎはぎだらけの壁紙
お気に入りの席や「次はあの席に座りたい」が生まれる不揃いの机や椅子
鉄骨剥き出しの天井
流行りのアレも食べられる。オリジナルレトログラスで飲むクリームソーダや硬めプリンアラモード。
カウンター席は物置になってしまっている。カウンターの奥行きを相当広くし、さらに段差をつけないと機能しないのかもしれない。客と距離が近すぎると店員と客相互にストレスになるし、段差をつけて調理場の手元が見えないようにしないと雑多なモノが見えてしまって雰囲気が崩れる。





店内の混雑を避けるために予約制を取っているお店。
インバウンドなどの一見さんの冷やかし客で店内がバタつかず、落ち着いて見られる。
細部まで高い技術力で作り込んだ作家さんの作品がずらりと並んで眼福だった。
かなり博物標本よりのいきものモチーフ作家の錚々たるラインナップに棚から棚まで眺めているだけであっという間に時間が過ぎる。
とある作家さんの蟲の原画が素晴らしく、購入しようとオーナーに声をかけたらなんと目の前にご本人がいらっしゃっるとのことでびっくり。作家さんも頻繁に来られているわけでもなく、数年に一度という偶然に居合わせたらしい。しかも作家さんも私のこと、私が大阪万博に来ていることをSNSで知ってくださっていたらしく、偶然にどこかで会えないかと思っていたそうだ。こんな偶然があるかね。しかもお互い面識がないので仮に街中ですれ違っていてもわからなかったはずだ。
私が好きな作家さんの作品ばかりのお店。ゴンドウの骨が置かれていたり、自然造形物への偏愛に溢れている。何かご縁が生まれたら良いなあ。




キロプテル
もう一言で表すと「魔女の館」だ。ゴシックな雰囲気で統一され、スチームパンクや蟲、幻獣モチーフ、錬金術などのテーマのものも扱っている。
3年ほど前からご夫婦で営まれており奥さんはご自身で制作もされているのだという。高円寺のアンティーク博物標本店や船長の店、荻窪のチャンバーオブレイブンなどもご存じだった。
こういう店を見ているといつもとは違う刺激があり異なる種類の創作意欲が湧く。
Salon de AmanTo



うてな喫茶店
「暗さ」の良さを思い出させてくれるお店。
看板も出していないにも関わらずひっきりなしにお客さんが来て満席と言われて帰っていく。

元々はもっと静かな場所に静かに佇んでいたお店が人混みの中に放り込まれてしまって老夫婦があたふたとしてしまっている状況。
珈琲舎・書肆アラビク/Luft
なんとも個性的な古書店兼カフェを発見。
店先に吊るされたビカクシダが涼を感じさせてくれる。
大正昭和初期の風情も個性的だ。
実際には店内はなかなか狭く古書店の本棚の合間にカフェ席が数席あるだけのものだった。座って喫茶している人がいるのでその先にある本棚に辿り着けないし、喫茶しているお客さんには目の前を彷徨く古書探しのお客さんは邪魔で落ち着かないだろう。
このセンスを持つオーナーにもっと大きなスペースを手に入れてプロドュースして欲しい。