
セスジスズメ祭りが続く間に、蚕蛾の陶鉢と戯れさせて遊ぶ。

成長が2周遅れの幼虫。3齢なのに頭が緑なのは2齢から3齢に脱皮したばかりだからなのだろう。
同じ親が産んだ卵から孵化したのにここまで成長速度が違うのは寄生蜂に規制されている可能性が高いのだそうだ。
この個体は何のために生まれてきたのか。
それは無論、蜂を育むための生なはずだ。仕方ないじゃないか。そう考えても割り切れなさが残ります。
大勢の兄弟姉妹が蛹となりセスジスズメの成虫として羽化して飛び立つ中で取り残され死んでいき、自らの身体から飛び立つのは寄生蜂。
そんな当たり前のサイクルが今年も無事に繰り返されます。それが寄生蜂の生態に必要だとわかっても「なぜ自分なのか」は容易に納得できないことかもしれません。
そんな状況を心穏やかに受け止められる心境があったとして、それは達観なのか、諦念なのか。そんなことをぐるぐるあれこれと考えてしまいます。