2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧
良くして頂いている友人ご一家にご一緒して、京北の陶芸家ご夫婦宅にお邪魔した。車1台に6人ギュウギュウに乗って曲がりくねった山道を1時間北へ。 茅葺にトタンをかぶせた古い民家が並ぶような集落のはずれにお宅はあった。京都を30km以上北上した桂川の源…
三脚なんてもっていないので大抵ピンボケする。それもなんだか動きがあって良いと思うことがある。 まだまだ各町で祭りは続く。この浴衣の歌舞伎柄、強烈でなんかいいな。おばちゃんのガニ股ステップも親しみを感じて良い。勝手に載せてごめんよ。
台風は暑さも連れて去っていった。ここ1週間は窓を開けるだけで快適な日々だったのだが一気に暑さが戻ってきた。 我が家では基本的に冷房はつけない。風が止むと暑さは籠るが毛を短く夏仕様に刈り込んでいる犬にはもう脱ぐものがない。 そしてひっくり返る。…
江戸時代の人たちがのめり込んだのも合点がいく。 絹のような光沢に陽を透かした淡く深い青。皺や重なりが濃淡の表情を生み出す。 極めつけはこの「団十郎」。海老茶というか臙脂というか、なんとも言えない渋い色。美しい茶色を目指して品種改良を繰り返す…
終始ノスタルジーに包まれた青春恋愛版「三丁目の夕日」あるいは「耳を澄ませば」に似た印象。1960年代にも数々の時代の負の側面があったのだろうが、懐古的で肯定的なものだけが画面には映し出される。嫌な記憶は忘れやすく過去は美化しがちだけれどもそれ…
カメラを近づけても堂々と動かなかった。真横から見ると、体躯と足は随分と前方についていてなんだかバランスが悪いように見える。かなり後肢でふんばっているのか。よほど羽が軽いのか。 果たして蝶は一般的に思われているような可憐で乙女な存在だろうか。…
泥水から立ち上がった茎の先に広がる華。これだけ重量感のある豪壮な華でありながら大雑把な印象は無い。むしろその気品のあること。 仏教思想を象徴する華として高い地位を得ているが桜ほどに日常生活を通じて馴染みがないのは住宅街付近の湖沼がことごとく…
身近にあるものには目を向けず十和田湖に行きたい、礼文島に行きたいと遠くばかりが魅力的に思えて我ながらしょうもない。身近な良いものを楽しまねばもったいない。そう思い立って滋賀県草津駅から始発バスに乗り換えて琵琶湖畔の烏丸半島へ行ってきた。 圧…