2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

温泉黒玉子

大涌谷の温泉黒玉子は殻の黒色以外は味はさほど変わらんのだけれども、皆、普段はこんなに食べないのにここぞとばかり茹玉子に齧りつく。そこら中に黒い殻が散乱してそれもひとつの風情。気のせいなのだろうけれども雰囲気にただの茹玉子よりも美味く感じて…

箱根宮ノ下 楽遊壽林

箱根宮ノ下の日帰り温泉へ。いつかは富士屋ホテルに泊まりたいと仰ぎ見ながらそのすぐ先にある崖下の楽遊壽林へ。大正の始め、当時の大富豪 郷誠之助男爵により開苑されたと聞く。 商業における写真の力はすごい。写真は嘘つきだ。不都合なものをフレームの…

夕焼け

定かではないけれども、「あけぼの橋」とか、そんな如何にもニュータウン然とした名前の陸橋からマンゴーと観た夕焼け。

台風一過

台風18号は三連休を台無しにしてくれた。 今まで気づかなかったが台風が一切を吹き飛ばしてくれたようで、朝起きると、2階の部屋の真ん前に富士山が見えた。台風のささやかな罪滅ぼしか。

透漆の床板

透漆を塗った赤みを抑えた板を床に並べると惚れ惚れするほどかっこいい。 庭の植木を映しこんだ床紅葉が見られるようになる。

朽ちてなお

頭も失われ、胴も割れるほどに朽ちているのに、不思議な存在感を放つ像があった。これは不完全の美なのか。

千五百羅漢石仏群

開山1300年の歴史を持つ鋸山の日本寺は山全体に3000段弱の石段が巡らされており、そこには1500もの羅漢像や観音像がある。 しかも表情が豊かで石佛としての出来栄えも高く、そこらの美術館に赴くよりも満足度は高い。 石材の柔らかさの為か、年月の長さ故か…

磨崖仏 百尺観音

石切場の削り取られた岩壁の奥まった一画に日本最大の磨崖仏がある。百尺観音。 なんだかスケールが大陸的で泰山にでもありそうな雰囲気がある。 磨崖仏に至るアプローチも素晴らしく、左右に切り立った岩壁とそこに茎根を這わして茂る植物の雰囲気が東南ア…

内房 鋸山 地獄覗きの絶景

千葉にこんな場所があったとは。様々な魅力が一箇所に詰まっているにも関わらず知名度は高くない。東京の友人や同僚の認知度は皆無だった。低山ハイキング愛好家にも、絶景マニアにも石佛好きにも史跡好きにもたまらないはずなのだが。 地獄覗きと呼ばれる絶…

大山千枚田

東京から最も近い棚田だそうだ。東京から車を一時間走らせるだけでこんなにも田舎な風景が広がることに驚く。経済も人口もどれだけ東京に一極集中しているのだか。 長狭街道から脇道に逸れると山間部に棚田はあった。こんなにも狭く不便な斜面を開墾しなけれ…

蓬莱屋旅館

房総半島の太平洋側、いわゆる外房の天津という小さな漁村にある温泉旅館へ。 建物の屋上に港と海を一望できる露天風呂と海の幸の料理がウリらしい。 5年ほど前に来た千葉の料理旅館と何か似たコンセプトを感じる。魅力的な写真を多用したホームページ、和モ…

和と洋のアンティーク

西洋風アンティークと多肉植物の組み合わせというのは世にあふれた人気のある様式らしい。書店の本を観ても雑貨屋やカフェに行っても多肉植物をブリキの缶に寄せ植えたり、白ペンキの剥げた木のプランターに植えたりしたようなのは多い。 しかし、そういうの…

古民家園

歩いて15分ほどのところに素晴らしい公園を発見。江戸中期の豪農の家屋を移築保存しており150人ほどのボランティアで管理されているのだそうだ。入場料は無料。 床紅葉の緑の鮮やかさはなかなかのもの。ごろりと横になると床がひんやりとして気持ち良し。 裏…

寝像

この姿勢でよく寝れるものだわ。

土師器

ここ都筑の地にも2万年前から多くの人々が住んでいたらしい 近隣の遺跡からはなかなか素晴らしい須恵器や土師器が出土している。 都筑の地名は八世紀の木簡には記述されており、起源はさらに古いらしい。 京都や鎌倉などの古都を歴史があると評するが、これ…