2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

刻印

無骨で硬質。こういうのを陶器の胴にでも押し付けてみたら面白いのかも。 篆刻体ってやつも好きな書体のひとつだ。

昔の清酒のラベル

白地に墨書きのラベルも如何にも日本酒然としていて良いかもしれないが、明治大正期の西洋の図案を取り入れた偽洋風のロゴやラベルが好きだ。 清酒であったり書画であったり、永らく美意識を練りこんできた馴染みの文化を新しい様式に埋め込んで表現してみる…

御香宮

日本酒作りが盛んな伏見を象徴するような神社。 境内より良い香りの水が湧き出し、その水を飲むと病が治ったので、時の清和天皇から「御香宮」の名を賜ったという由来があり、名水百選に選定された「御香水」が今でも湧く。自由に汲める湧水に参拝者が絶えず…

寺田屋

天気も良いので伏見まで自転車で走る。取り敢えずは伏見で有名であろう酒蔵、寺田屋と御香宮をぶらぶらと覗き歩いてみることにした。 さて、寺田屋、想像以上に安普請。当時は維新志士も人目を憚り活動していたのだから、寺田屋とて庶民的な宿だったかもしれ…

牛乳

高度にマーケティング技法やデザインが洗練されて消費者反応テストにかけた図案だけが残るようになるとこんなブサイクで愛着が湧くようなものは生まれない。優等生だけで構成される世の中は全く持ってつまらない。

全然うまくいきませぬ

怖いもので、若く柔らかいと思っていた自分の頭はがちがちだと気づく。昔は図画工作が得意だったのもあくまで昔の話。 陶芸に全く苦い思いをしている。徒に時間を浪費して半日かけて何も作れなかったりする。 部下しかおらず上司が同じオフィスにいない職場…

熱帯魚バー BLUE FISH AQUARIUM

三条河原町にある水族館だらけのバー。 水槽の中はどれひとつ同じではなく、こちらではコブダイ、あちらではイソギンチャクとクマノミ、あちらではネズミザメ、極彩色のハゼに蝦と華やか。いくら珊瑚礁の海を潜っても、こんな高密度に華やかな固体がいるわけ…

線路

どれとどれがペアなのだか

ヒアアフター

クリントイーストウッドはもう人生の黄昏時を歩いているのかね。自分の人生を反芻するような描写が多いし、明らかに自分の死を意識し始めている。 グラントリノではクリントイーストウッド自身がどのような死に方をしたいのかを描いたように思うし、今作では…

庭仕事

大分温かくなってきた。二十四節気によれば2月19日は「雨水」。旧暦でいえば「啓蟄」の頃。春の陽気に誘われて冬眠していた蟲が穴から出てくる頃とのこと。まさに今頃が蟲が這い出てきそうな春の兆し。 荒れ果てている庭の雑草を抜き、秋から放置されていた…

ザタウン

ままならぬ冴えない日常から抜け出す為に、あるいは今までの自分を変えるために一発逆転のセカンドチャンスを夢見る人達。 ストーリーはなんてことない。銀行強盗とそれを取り巻く人間模様。銀行強盗をやり遂げ、主人公だけハッピーエンドで何か騙されたかの…

犬の性癖

愛犬は1歳の頃に去勢してある。腰を振る「マウンティング」もしなくなって久しい。 この前、干柿を顔の上に揺らしたら腹を仰向けにしておねだりの仕草をした。なんと勃起して紅いのが伸びている。 干柿に性的に興奮するって。。。大丈夫か、この犬。

たま妓

木造民家を使ったカフェかと思いきや、フランス料理が主であるらしい。 お座敷からは椿の咲く庭を眺められ雰囲気が良い。 喫茶は道に面した席で、露天のバルコニーもある。様々な日本茶、ハーブティーや紅茶を頂けるのだが、甘味は善哉があるだけでケーキや…

両川

昼に鯖定食しか出さない店がある。12席ほどの狭い店でおばちゃんが1人で切り盛りしている。 鯖定食750円。濃い色のタレに漬かった鯖に小鉢、味噌汁、白い御飯。色の割りに味が濃すぎることも無く御飯が進む。よいな、これ。 狭いので後から来たお客さんは店…

甘い日

ブルキナファソなんかの児童虐待カカオではありませんように。そんな水を差すようなことから書き始めてみた。クラスに1人はいる冷めた奴の発言。 甘党の自分にはありがたい日。会社の机の引き出しも予想以上にたくさんのチョコ倉庫となった。ブランデー入り…

難しい 食

精進料理を頂いた。別段、美味しいものを出そうとはしていないということをおっしゃっていた。単なる謙遜かと思った。いやいや、大変美味しいですよ。さらに話が続く。旬をとっくに過ぎた下り坂の食材なんかも救うような気持ちで使っていると。旬の食材の競…

わからないこと 資源

無尽蔵に蛇口を捻れば水が出て、スイッチを押せばガスストーブが点く。普段意識しないが輸入した石油や天然ガスに頼って格段に快適な生活をしている。父母が子供の頃は薪で風呂を焚き、米を炊いていた。それを自分で薪を入手して割ってくべて使うとなれば一…

陶芸 釉がけ

白鳳という白い釉薬と油滴天目という黒い釉薬を使ってみた。青磁や灰なんかは若干高価らしく、とりあえず初めてなので使うのはやめた。 釉薬の入ったバケツをかき混ぜ、網で濾して固まりを取り除く。そしてざぶんと器をくぐらせる。ほんの1分ほどの間に素焼…

陶芸 削り

轆轤ものは丁寧に土殺しして芯を出して作ったものでないと乾かした後に轆轤で削ったり高台を作るのが難しくなる。しかしその一方で最初に目一杯薄く作らなくとも削りの段階でかなり薄く修正することはできる。あとで形の修正は比較的できるようだ。 しゅるし…

我が家の梅はもう散ってしまった。 それだけ部屋を温かくしているということなのだろうね。 また来年も咲いてくれますように。

陶芸 初練り

初めての陶芸体験は散々だった。 荒練り-保管されていた粘土は表面と内部で柔らかさや乾燥度合いが異なるのでまず「荒練り」という粘土の固さを均一にする作業を行う。固さが不均一だと轆轤を回す際に厚みにムラができてしまい、成形するのが困難となる。こ…

軽登山

初の人間ドックを経験。視力両眼1.5、聴力、胃、心電図、血糖値等一切問題なし。ただし尿酸値や悪玉コレストロールが基準値上限近かった。要はプリン体摂取量が多めで食生活に気を使い始めないと通風になる可能性のある体質ということらしい。食生活の改善と…

ルーシー・リー展

てっきり上海灘ブランドのようなビビッドな色使いと名前から新進気鋭の中国の若手陶芸家かと思ったが、1995年に93歳で亡くなられたユダヤ系オーストリア人の女性陶芸家なんだそうだ。 造詣の線が華奢で全体の印象が硬質だがシンプル。それでいてトルコ青や彩…

さらさ麩屋町Pausa

Café Independentの斜め向かいにある三条寺町周辺のカフェである。 さらさ系列の店らしさに溢れている。洗練されたレストランやカフェというより、「趣味の感度が高く部屋を相当いじった大学の友人の家」あるいは「欧米人経営のバックパッカーゲストハウス」…

肉球とうんこさん

犬の体表および犬用トイレの細菌汚染実態調査 ライオン分析技術センターおよびライオン商事は、犬の体表および犬用トイレの細菌汚染実態について調査を行った結果、 犬の足裏には犬のおしり周りや犬用トイレ表面と同程度の細菌が付着していることを明らかに…

恩塚鸞鳳玉

こんな均整の取れた植物が世の中にあるとは。 不思議な不思議な白い斑点模様。そして分度器で測ったかのような正五角。 四稜の鸞鳳玉もある。有機体の中の幾何学。三稜の鸞鳳玉も存在するらしい。しかし七稜の鸞鳳玉は未だ聞かない。 大きく、大きく育てたら…

陶芸初め

フィリピンの元部下がMBA留学するために会社を辞めるとわざわざ電話で報告してくれた。新しい挑戦を求めてのことらしい。応援したい。 その一方で自分が挑戦を求めて1月から始めたのは陶芸。自転車を片道40分ほど漕いで賀茂川のほとりの窯に通う。爺臭い趣味…

山葵葉寿司「うめもり」

山葵の葉で包み、鯖・鮭・鰻・海老をのせたわさび葉寿しと、古代米・炙り穴子・奈良漬の大胆な組合せが新しい「古代あなら寿し」の詰合せ。 山葵の葉のピリとした辛さと鯖、鮭、鰻、蝦、穴子の甘味が良く合う。ひとつひとつが個性的。 5個1,440円。覚えてお…