2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日本百名滝 払沢の滝

キャンプ場を発って近くの払沢の滝に寄ってみた。日本百名滝だそうだ。アプローチも美しい。全く何もないような滝につながる遊歩道にぽつんと現れる郵便局。切株の断面に芯を避けるように外周にだけ苔生している。五輪に並べ替えたくなる。改めて苔が私にと…

檜原村「神戸園」で川キャンプ:川遊び、滝行、虹鱒釣り、犬同伴

「神戸園キャンプ場」川辺サイト。4500円/泊 熱帯夜の時期のキャンプに今後の最有力候補地。 膝ほどの深さの川遊び、4mほどの高さの滝に打たれる。シャワークライミング。 区画が広く人も少ないのでリラックスできる。 林間サイトで洗い場もトイレも近くて便…

野崎酒造 酒蔵訪問

あきるの市の五日市お檜原村の境にある野崎酒造に立ち寄った。予想以上に建物も風格があり、掃き清められた静謐な佇まい。酒米を蒸すための煙突も年季が入っている。貴重な陶器製の酒樽。染付けの出来も素晴らしい。看板商品の純米吟醸「喜正」。50%磨きなの…

サボテン近況 数景

コンクリート鉢に植え込んだエキノプシス「紅鳳丸」の3頭仕立ては屋外に出してガンガン直射日光に当たってもらっている。とはいえ、紅葉の葉に多少遮光される配慮はしている。開花球まで育つとアンバランスなほど大きな花を複数輪上がるので楽しみにしている…

国立科学博物館 鹿の耳の位置の衝撃

子供にせがまれてネット予約して訪れた国立科学博物館だったけれども、私としても地球館の常設展示に大いに収穫があって楽しめた。 衝撃を受けてしまった。偶蹄類の耳はこんなに頭の後ろにあったとは。あるいは角が私の想像以上に額の前の方にあったというこ…

2020東京五輪開幕

いろいろな資料で1964年の東京オリンピックのことを見聞きした。東京羽田モノレールや東海道新幹線などが整備され、カラーテレビが一気に普及し、各地に運動施設ができて市民スポーツが盛んになった。高度成長期の始まりで日本人が世界の表舞台に本格的に復…

国立科学博物館 特別展 植物 地球を支える仲間たち

子供達にねだられて朝9時入場予約をして上野の国立科学博物館の特別展へ。まあ、植物展なら私としても悪い気はしない。子供が行きたがっている植物展なら連れていくに違いないと妻に操られていたかもしれない。朝顔の発芽から開花までの高速再生映像、植物の…

叢展 サボテンの群生

新宿伊勢丹で催されている叢展を子供達と覗いた。叢とは「草が群がって生えているところ」を指すのだが、ここでいう群がっている草とは何十年のサボテンや多肉植物の古木ばかり。一つ一つが選りすぐられた存在感のある株ばかりで目眩がする。空間にポツンと…

「竜とそばかすの姫」と実名で何かを表現することについて

子供達を連れて朝8時の回で細田守監督の「竜とそばかすの姫」を観てきた。この映画の中身に対して事前情報が無かった。単にカンヌで上映され14分間のスタンディングオーべーションが起きたというニュースを見て、子供を家から連れ出して外で時間を潰さないと…

種類の判別できない芋虫

家族で出かける途中で地面を大きな芋虫が這っていた。皆がジョギングする緑道なので気付かずに踏まれてしまいそうだった。大きな目の紋様があって縮んだ姿は蛇頭のよう。取り敢えず花壇の上に避難させたのだが、この幼虫が何の幼虫かがわからない。大きな目…

山羊の造形が下手すぎて嫌になる

勢いで作ってみたら下手糞な塊にしかならなかった。恥ずかしいが晒す。山羊というより恐竜の一種だな。それにしても酷い。 脚先に甲がない。2箇所で曲がるのをわかりやすくする 前脚が無茶苦茶。折り曲げて下向き。さもなくばもっと長く突き出す。 肘の位置…

東京オリンピックアート

いよいよ、開幕なのだな。コロナ禍のせいで盛り上がりを感じづらいけれども、折角なので渋谷の東京オリンピックアートを子供達と見てきた。 オブリタレーションとは忘却という意味だそうだ。 参加者は大小様々なカラフルな水玉シールを配られ、それを真っ白…

奥羽自慢酒造 純米大吟醸「吾有事 夏辛+10」

「吾有事は、曹洞宗の開祖 道元禅師の言葉。自分という存在と時間が一体になること。言い換えれば、やりがいを追求すること。酒造りにおいて、経過する時間や自分の存在を忘れて没頭する、という気概を込めて名付けられた銘柄。」吾有事ホームページ私の母方…

黄金絹唐傘茸 双子

また生えてきた黄金絹唐傘茸。今度は双子。害がないとわかるとなかなか鑑賞価値のある茸だとも思う。目を引く鮮やかな黄色。今日で子供達は終業式だそうだ。8月末までの長い長い夏休みが始まる。親にとっては絶望的に長く感じる。平日は暇だ暇だと言われ、週…

身近で最も信用できない人は自分自身。サンセベリア・フランシシー

そんなに大層な人間ではないのはわかっているけれども、私は人のことをあまり信じられない。ことさらに自分という人間を信じていない。もう、多肉植物は安易に衝動買いしないなどと書いて数日して衝動買いしている。「サンセベリア・フランシシー」。サンセ…

素麺アレンジレシピ備忘録

夏は素麺が作るのも楽だし美味しい。しかしそれだけだと栄養が足らないのでアレンジレシピ。 美味しかったのでまた作るときのために備忘録。こんな簡単なレシピは暗記しろって話だけれども。 2人前分量 ツナ缶オイル漬け 70g トマト 1個 (A)めんつゆ (2倍濃…

夏に向けた多肉棚の陣容

真夏は南向きのバルコニーには実は陽があまり入らない。さほど深くも無いのだが屋根の庇によって日射角度の高い夏の陽光は遮られてしまうので中段の前部しか陽が差してくれない。 夏は断水する多肉植物は日陰になってもそれで構わない。パキポディウムやア…

栄光富士純米大吟醸「森のくまさん」

栄光富士は私の好きな山形の富士酒造のお酒で果実香の甘旨でかつ酸味も効いたお酒が多い。遊び心あふれる無濾過生原酒を無数に取り揃えており、そんなに大きくない酒蔵にも関わらず四季作りしている。雑菌だらけの梅雨でも夏でも醸造できる設備と技術をもっ…

一角獣

眼窩を修正した。角をつけるとこんな感じ。頬を膨らませようと思ったが眼窩を修正したら頬はそのままで良いように思えてきた。小さい角を実装。一角獣というよりも鬼の角っぽい。長い捻れ角が私達の先入観だからだろうか。正面から見ると長い角に比べて一角…

セレウス「鬼面角」胴切り芽吹き記録

胴切り芽吹き記録 6月2日 急遽仕事が終わってから夕方に花屋に買いに行き、夜8時ごろに胴切りした。対して切れ味のよくはない果物ナイフで簡単に切れた。アロエを切るのとさほど変わらない印象。おそらく木質化していないからだろう。 6月3日 一晩でかなり乾…

炎 焔

一瞬に何を見出すか。

オスマントルコ式「東京ジャミィ」

自宅から息子達と自転車で下北沢の東京ジャミィにサイクリング。4kmほどの距離だった。東京にもこんなに立派なモスクがあるのだね。イスタンブールの通称ブルーモスク、スルタンアフメットジャミィに少し似ている。100人近くのトルコの職人が1年近くかけて内…

一角獣の頭骨と柱サボテン鉢と

友人に一角獣の頭骨を作って欲しいと頼まれたので作り始めた。なんか違う。頬の部分がもっと幅広いのだと思う。頭の中の想像だけで作るのはなかなか大変だ。もっと資料を見ながら作ったら簡単なのだろうけれども。眼窩も少し大きすぎ。眉間ももっと幅広くて…

ガステリア「ピランシー」

冬には赤茶けていた肌が鮮やかな緑になってパンパンに膨れ上がったガステリア「ピランシー」この葉の肉厚さはピランシーはピランシーでも通称達磨ピランシーと呼ばれている亜種だと思われる。葉は岩のようにカチカチに硬い。食べる草食動物はいるのだろうか…

黄金絹唐傘茸

多湿を避けるべき多肉植物の植木鉢にこんなに鮮やかな黄色いキノコが生えてきた。比較的水を好むゴーラムの鉢だから良いものを、サボテンやアフリカ系の乾燥を好む多肉植物の鉢に生えてきたらかなりの危険信号。ここ1週間ほど強い雨が降るので窓を閉めていた…

お蚕さまの繭化 続々

朱塗の御膳に載せるとそれこそ、「お白さま」という風情。 透明アクリル板でこの通り観察もしやすいが、実際には蚕は桑の葉のある場所から全く離れず逃亡する恐れがないので蓋は不要なくらい。 箸は箱と蓋の間に隙間を作るためのものなのだが、まるで食事の…

スコセッシによる遠藤周作「沈黙」

キリスト教は火縄銃と共に日本にもたらされたというのが象徴的に思える。厄災とより大きな厄災か、厄災と希望だったのか。 映画で提起される問いのひとつ。なぜ多くの国でキリスト教は迫害を受けながらも普及したのに対して日本では根付かなかったのか。 日…

リプサリス「プニセオディスクス」の開花

ふとベッドに横たわりながら目を向けたら寝室脇に吊っているリプサリスの枝先に白いものが付いている。ゴミかと思って寄って見たら花が咲いていた。2年前に確か1鉢1500円もしなかったと思う。今になって振り返ると破格の値段。当時から120cmほどの長さがあり…