2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

偽装隠居

早めに家に帰る。 嫁さんの作った夕食を食べる。 犬を散歩につれていく。 息子を添い寝させてみるも、全く寝る気配はなくあゎあゎ言いながら小さな拳を振り回してくる。 甘いものが食べたいというのでケーキを焼いた。バナナを三本ほど潰し、胡桃を砕き、焼…

第九陣 焦げ白荒筒に常盤忍

白荒土の筒に黒土で根を可飾し、表面は黒マットを掛け剥がしてみた。荒土の細かい窪みに残った釉薬が焦げた風合いになってくれるのではないか。 もっと細かい根を張り巡らせてもよかったかもしれない。熱帯雨林の絞め殺しの木のように網目に覆われた根のよう…

スタンドランプ

かっこ良すぎるでしょう、この古びたスタンドランプ。小生の最近のお気に入りの京都は夷川通りの工業アンティーク照明器具屋「パラボラ」で購入したもの。 もともとは古びた木製の家具の脚だった部分の中をくり貫いてスタンドに仕上げたリサイクル一点モノ。…

陶器の名札

親分が名札を陶器で作ってくれた。 正直言うとオイラは裸族なので服もこういう余計なものも邪魔でしかないけれど、首に食い込まないようにと少ししかない小遣いから革紐を買ってつけてくれた。親分が気を使ってくれてるので付き合うことにする。そんなに重く…

第九陣窯出し 達磨鉢

「象嵌」という技法に新たに挑戦。彫った溝に色や質感の異なる素材を埋め込んで模様を作る。表面に上から塗って模様を描くのと違い、しっくりとした一体感が生まれる。 両の掌で包み込んで丁度良い抹茶碗、と思いきや結局は底に穴を穿って植木鉢になった。そ…

気になる映画リスト

久しぶりにTSUTAYAに行ったのだが、なんと映画の半分は韓流ドラマ。そして四半分が日米のドラマという有り様で映画の死に様をまざまざと見せつけられた。たった十数年前の人気作が名作発掘とポップがつけられる有り様で寂しいものだ。数年前の文化映画や外国…

派閥と権威 意味なく紫陽花

台風が二号過ぎて行った後に、ようやく暑さが戻ってきた。紫陽花ももう盛りを過ぎつつある。今年は咲き終わったら庭の紫陽花をしっかり剪定しないとな。 午後、扇絵付師、仏画師、美術修復の友人3人が赤子の顔を見に訪ねてきてくれた。皆、二十代の女性で普…

パラボラからのメメントモリからのファーチレ

小生の中で夷川通りで最も熱い照明屋「パラボラ」。工業デザインの無骨なアンティーク照明を修理販売しているお店なのだが、ここの店主が岡崎にあるメメントモリというカフェの内装をプロドュースしたらしい。フラットでミニマルで、いつも落ち着ける空間。 …

陶芸に支障

2か月ぶりかの陶芸教室へと行った。 しかし思わぬ誤算。赤子を寝付かせる際に抱いていることもあって、肩がこるとは思っていたが、手首が痛くて土が練れない。轆轤をまわそうにも土殺しで力を入れると痛みが走る。なんとまあ、土遊びのできない手首になって…

さぼり

明日は公然と会社をさぼることにした。 体調が悪いわけでも用事があるわけでもないのだけれど。贅沢に一日轆轤でも回そうかね。 そういえば健康診断があったのだけれども異常なし。右目の視力がだいぶ落ちていることに大きな焦りを感じたけれども、判定は1.2…

上菓子作り

職場の同僚とチームビルディングの一環で午後は京都の和菓子屋で体験和菓子作りに参加した。チームの若い子の希望である。 梅のういろ、撫子の練りきり、紫陽花の金団と蔦型の干菓子を作る。青梅と紫陽花が夏の上菓子なのはわかるが、撫子は初秋ではないのか…

郭公

家の近所を歩いていると、目の前を何かが落ちて、足元でクシャッと音を立てて潰れた。 潰れたのは小さな卵だった。風もない。見上げると桜の太い枝が見える。誰かがいたずらか嫌がらせで卵を投げたのかと思ったが、放物線を描くでもなく頭上から一直線に落ち…

母乳とドライカレー

さて、夏野菜のドライカレーでも作るか。 辛いものを食べると母乳が不味くなるらしいので今まで野菜中心の食事だったが、それも含めて赤子には様々な味を知ったほうが良いそうなので辛いものも解禁。ルーから作るカレーだと脂質が多そうなので、辛さ控え目な…

花のあと

藤沢周平原作の短編小説の一話を映画化した作品。 映画化するからには想像を上回るような美しい映像やリアリティで魅せてほしいものだけれども、原作には遙かに及ばない実写化が殆ど。そんな中で「花のあと」も例に漏れず。 北川景子という人気若手女優が伊…

旅の供、友。

インドで問題が生じたそうで解決してこいとの出動命令。そこでビザを申請しようと思ったが残存期限どころか有効期限が既に切れていた。この十年間世話になった古いパスポートを改めて見返す。 洗濯機で服と一緒に洗うこと三回。シリアやヨルダンなどを旅する…

スタンドランプ

今、気に入っている4月に買ったスタンドランプ。書斎で手元を照らすデスクランプが必要だったので購入した。ピカピカの新品なのだが、どこか昔ながらのデザインが気に入っている。 基本的に少し暗いぐらいの部屋が好きなので、居間に小さなスポットライトを…

めふく

なんでも5日から10日までの6日間しか営業していない骨董屋カフェがある。 以前から骨董屋を営み、琴奏者でもある若い女主人がこっとうにかけて期間限定で開いているらしい。 骨董屋を営むだけあって古びた風情の内装なのだが、昭和中期のブリキやエンビの玩…

署名活動

亀岡で無免許で夜通し30時間も走った挙げ句、四人を轢き殺した事件で危険運転の適用と厳罰化の署名運動が始まった。小生も微力ながら協力させてもらうことにし、友人に署名を募っている。 加害者も若いし、被害者が生き返るわけはないけれども、償うにしろ償…

蓮の実生

先週、蓮の種を植えてみた。ジャムの壜に水を張って放り込んだだけだけれども、すぐに芽は生えてきた。もともとは5月あたまに植えるつもりだったが出産やらでばたばたとして、記憶の片隅にはあったが随分と遅れてしまった。恐らく蓮華が咲くまでには育たない…

チェカ

気分転換に嫁と息子を連れて外へ食事へ。11時前に家を出たのだが、平安神宮傍の蕎麦屋岡北は30〜40分待ちと機を逸してしまった。仕方なく権太呂で鰊蕎麦を食う。 首の据わらぬ赤子がいると店選びの基準ががらりと変わる。落ちる心配があるので座敷やソファ席…

春季院展

友人から日本美術院の春季院展の招待券を頂いたので隙を縫うようにいってきた。日本画は岩絵具がきらきらとして美しい。 なかでも良いと思った作品は以下の通り。 交錯 柳沢優子 水面 遊 田中宏明 想 松村公嗣 ときめきの刻 梅原幸雄 映 小田野尚之 青光 並…

蚊遣り

存在感のある鉄製の蚊遣りをみかけた。 もとは何だったのだろう。古びた鉄製品にはえも言えない存在感がある。鉄製のドア金具とか、御膳、扇風機、数節あるスタンドランプなんかもいいわな。 そう言えば我が家にも泰で買った陶製の蚊遣りがあった。そろそろ…

皹黒

欲しいもの。北海道の陶芸作家、橋本忍の皹黒陶器。 http://hashimotoshinobu.com/post/24058552595

Kakslauttanen

泊まりたい宿。フィンランドはラップランドにある天井全面ガラスドーム型の宿。ベッドに寝転ぶと眼上にはオーロラが広がる。

他国感情

ふとした思いつき。チョウセンメクラチビゴミムシって標準和名が未だ改名されないことには悪意があると思うのだが、いかに? しかもチョウセンメクラチビゴミムシは属名であって、チョウセンメクラチビゴミムシ属に属する種はもはやツシマメクラチビゴミムシ…

フェイスブックというもの

Facebookには単なる掲示板ぐらいな役割しか期待していないのだけれども、八兆円以上の時価総額をつけて上場する見通しなのは、皆何を期待しているのだろう。 ヨーロッパやフィリピンなどの友人は皆、数百人から千人近い友達を登録している。200人程度の登録…

宮参り、内祝

生後一ヵ月のもろもろをようやっと終えた。 写真館の無料撮影券を頂いていたので生後一か月の写真を宮参りの着物をまとって撮ってもらった。カメラマンの女性が必死にタンバリンを鳴らしたり嬌声で気を引いたり、カメラの方を向かせようとしたり大騒動なのだ…

白川の蛍 夏の訪れ

東山は白川、街のど真ん中の一隅に蛍が舞う。ここの蛍は店の企画で放たれたものではなく、ここに住み着いて長らく繁殖している。それでも数は毎年、減少傾向だそうだ。そんな話を見ず知らずの近所のおじさんとした。 長くシャッターが開いている間に、一匹の…