2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

マンゴー殿、秋の装い

玄関先の実生から育てているモミジが赤く色づいた。湯河原の万葉公園のモミジよりも綺麗なのではないか。あちらはオオモミジ系でイロハモミジは少なかった。南禅寺、山科疏水、大徳寺、醍醐寺、銀閣寺。種を採取してきたこれら寺々ではこんなイロハモミジが…

湯河原温泉 エクシブ湯河原離宮。外国人へのおもてなし温泉について思う。

紅葉の季節、新しくできたという会員制ホテルのエクシブ湯河原離宮へ。 エクシブ箱根離宮と比べると 湯船に眺望、非日常感が乏しい 東京から箱根よりも遠い 箱根よりも周辺に観光地が乏しい 箱根離宮同様、食事は美味しい しかしそれ以上に車で5分先の「魚繁…

団子虫鉢と鹿鉢の作陶

前回の赤土2号で作ったものにトルコ青結晶釉を掛けたものは、何人かの人にこれは何かと聞かれた。どう見たって団子虫のつもりで作ったのだが、伝わらないのはこちらに非がある。もしかしたら灰緑色なのが団子虫と認識しづらいのかもしれない。 そこで黒御影…

穴子土鍋炊御飯

今週のお題「得意料理」。土鍋御飯ばかりだな。まあ、なにせ失敗しづらいし美味いから仕方がない。 牛蒡を強火で米と炊き込んで、弱火に落としてから盛り沢山の穴子とフライパンで焼いた葱を混ぜ込んで。 美味い。自画自賛。 素人でも上等な米を土鍋で炊き込…

自家栽培しいたけとヒジキの土鍋炊き込み御飯

今週のお題「得意料理」 いや、初めて作るけれどもせっかくなので。 インドに出張している間に息子が毎日霧吹きして椎茸を育ててくれていた。間引くこともなく、収穫時も過ぎて傘が開いているのはご愛嬌。霧吹きを忘れて乾燥して干からびているかと思ってい…

映画「モード」、「ヘッドハンターコーリング」、「二つ星の料理人」「オールアイズオンミー」「ゴーストストーリー」「ダークタワー」「ベイビードライバー」「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」

目先の損をしても自分の信念を押し通す。自分にとって価値のあるものからブレてはいけない。そう思わせる作品数点。忘れっぽいから時々、こういう作品を見て自分の立ち位置を再確認することは有意義だと思う。 MAUDIE ☆☆☆☆ しあわせの絵の具 カナダの実在の…

インドの宝石の都で ラッシー、草木染め、陶器に宝石

ラッシーワラ ジャイプール名物の一つにラッシーワラがある。ジューススタンドのような店構えで、素焼きのコップにラッシーを注いでくれる。 普通サイズで30ルピー、大で50ルピー。大で90円程度なので現地感覚だと少しいいお値段。少し自分に贅沢させる感じ…

印度の美意識の原型は孔雀か。ジャイプール 市街宮殿と天体観測器ジャンタルマンタル

水墨画のように灰色が重なる水上宮殿の景色。乾いた土地で貴重な湖の中に浮かぶ宮殿は楽園の体現なのだろう。 「この門は何世紀に誰が建てた」だのと耳元で途切れることなく喋り続けようとするガイドさんに、のんびりぶらぶら見て回りたいから入口の木陰でチ…

アンベール要塞と宮殿と

風の宮殿。王宮の周りを2km近くも回廊が張り巡らされ、そこには網目の覗き窓があって宮廷の女性達が姿を見られることなく外の市井の様子を眺められたのだとか。 とはいっても宮殿に面した街並みに本当の姿があったとは思えない。検閲済みの情報のようなもの…

アルシサール・ハヴェリ ホテル

そりゃあ、もう、ジャイプールにも一泊3万〜5万円、果ては10万円もする高級宮殿ホテルはいくつかある。ムンバイで泊まっているトライデントホテルの系列ホテルだって3万円近い。 それらに対して、このアルシサール・ハヴェリが1泊8500円って驚異的ではなかろ…

菜食主義が主要な国だから生活環境に動物が多いのか

これはレッドスネークカモーンというのだっけ。このコブラ、毒はあるのだろうか。万が一でも噛みつかれたら笑えない。君子危うきに近寄らず。 牛が我が物顔で闊歩し、 山羊は車に煽られながら小走りし、 駱駝は労働拒否。 犬は戦力外。 猿は人間を観察しなが…

自我とはなんぞや。映画「ゴーストインザシェル」、「教団X」、「サイコパス」

「ゴーストインザシェル」 22年前の名作アニメーションを最新技術で実写化した。 アニメーションは伝えたい要素を抽出し、無駄な情報を削ぎ落とした芸術表現なのだと改めて思った。同じ尺で実写にした結果、情報がうるさすぎて、展開に間や余韻がなさすぎて…

窯出し作品 概ね不発で落胆この上なし

焼けたと連絡を頂いていた陶器を見に行った。作業する暇はないので、作品の仕上がりを確認するだけで終わってしまったが、もし会心の出来の作品があれば、かなり今週の沈鬱な気分が吹き飛ばせると期待していったのだが。。。 端に行くに従い歪みが酷くなるi-…

スーパー銭湯の範囲を超えた和風庭園 さやの湯処

都内有数の銭湯と呼んでも良いのではないかね。志村坂上の「さやの湯処」。 ここは風呂は人気のスーパー銭湯のような設備が揃っているが、白眉はその庭園と食事処の美しい和の佇まい。 食事処がゆったりとしていて、ここで食べながら小一時間ほど小説を読む…