陶芸

陶蟲夏草鉢「団子虫」 X 一輪挿しの花々

また静かな鉢が出来上がった。これはガラスの瓶に乗せる一輪挿し用の蓋。 横から見ると目立たないが無数の脚が見える。 ミントの花を活けてみる。ダンゴムシが大きく感じられる。 ゼラニウムの花を活けてみた。不思議とゼラニウムの花が大きく感じられるよう…

陶蟲夏草「団子蟲」 x エケベリア「ボンビシナ」

もう3〜4年前に作った陶器鉢が長いこと未使用で空いていたので元気の良いエケベリア「ボンビシナ」を植えつけた。この頃の作品ではいかに陶器で有機的な陶肌を作り出すかを試行錯誤していた。 少ない土、乏しい栄養と乾燥にも強靭な体力で耐えられる多肉植物…

陶蟲夏草鉢「蝉幼虫」x サボテン「銀手鞠」

釉掛けの際に転倒させ破損させて台無しにしてしまった鉢。一番出来上がりが楽しみだっただけに見るのが辛い。 頭部に白い菌糸体のようなものが生えてきているが、元々は3本にょきにょきと生えていた。菌糸体だけ白信楽土を使ってさらに質感を変える手の入れ…

陶蟲夏草鉢「兜虫」 x ハオルチア「氷砂糖」

今はまだ不恰好だけれども1年後に茎立ちした後が狙いの姿。切花ではないので植えて育てて理想の容姿にしていく。 しかもメダカと泥鰌の飼われている日陰の水槽の上で水耕栽培で数年間育っていたハオルチア「氷砂糖」。園芸店で見かける株姿とは大きく違って…

陶蟲夏草「蝉幼虫」 x マミラリア「かぐや姫」「白斜子」

土から出てこようとして果てたような蝉の幼虫。そんな陶器の植木鉢を作った。 白いサボテンを生やしたい。実生から育てているヒョロヒョロと徒長したマミラリアを移植してみた。 難易度は高いが、無事に根を下ろし育ったら最も好みのイメージになるのはこの…

東京国立博物館の器たち

東京国立博物館へ行った。本当は藝大祭で学生の作品を観て刺激を受けたかったのだけれども、事前チケット購入制になっていた。既に完売されていて、それがないと入れないという。抜かりなく調べておくべきだった。 そんなわけで東京国立博物館に立ち寄った。…

リュトンを造ろう

東京国立博物館の東洋館で私好みの逸品を見つけた。 サボテンや多肉植物を植えたくなる造形。

美仏に心が洗われる

仏頂尊勝陀羅尼を三面三目八臂で表した仏母の美仏。指先の艶かしさ、滑らかさ。尊顔の柔和さ。 目、瞼の輪郭は私では決して想像として湧いてこない形状。日本人ではなく大陸の血筋の顔ならではだろうか。北京の工房で17-18世紀に造られたものだそうで皇帝に…

陶蟲夏草鉢「鋸鍬形頭胸部」 X セダム「虹の玉」

もう一つの陶蟲夏草鉢「深山鍬形」だがこちらは頭と胸の部分だけ。森を歩いていて、時々死骸の頭や腹だけ見つかることがある。そんなイメージ。 実を言うと頭は上を向いていたのだが、本焼成中に倒れてしまった。鉢の下に転がり落ちていたら大惨事で隣の鉢に…

東高円寺の新星濃厚海老ラーメン「Shrimpreme」

8月2日に開店したばかりだという東高円寺駅前のラーメン屋。フレンチ14年のシェフによるオマール海老やその他甲殻類の出汁が濃厚なラーメンがウリだそうだ。 フランスパンのスライスが乗っている。スープを見ると濃厚なクリームスープのよう。これでもかと海…

触手鉢 X ユーフォルビア「九頭龍」

電気窯での酸化焼成が無事完了した。 生の造形が 焼きあがる。 どうだろうか。白い鉢。触手の内側だけシリコンカーバイドで発泡させた溶岩釉で表情をつけようと思っていたのだが、窯に無理やり詰め込んでその日に焼くために割愛してしまった。 植え込むのは…

陶蟲夏草鉢「団子虫」 X エケベリア「フロスティ」

定番と化してきたこの団子虫の腑から植物が生えてくるスタイルの鉢。 土台の鉢の粉引具合もちょうど良い。 開口部は少し狭いので植える多肉植物は選ばないといけない。茎立ちするタイプになるのだろう。 このぐらいの背丈の七宝樹錦でも良いかもな。 手頃な…

陶蟲夏草鉢「鋸鍬形」 X マミラリア「かぐや姫」

陶蟲夏草鉢「鋸鍬形」が焼きあがった。 土台鉢は鉄分の多い赤2号土、蟲は黒泥土の使い分け。 垂れ下がった脚先や頭と大顎が落下することなく無事に焼きあがってくれるかは不安だったけれども乗り越えてくれた。 黒土の透け具合もちょうど良いのではないか。 …

小窯の本焼成窯出し

急いで釉掛けして詰め込んだ今回の本焼き。 無事に焼きあがってくれた。釉垂れ、癒着も無し。棚板にも異常無し。 蛸ものユーフォルビア専用に焼いたこの触手のような鉢も綺麗に焼きあがってくれた。溶岩釉にして表情をつけようと思っていた。その方が良かっ…

すべての理不尽を供養したい羊菩薩鉢

5月下旬 造形4時間 こうしてる日々もウクライナでは一般市民が殺されているわけで、それが当たり前の日常になってしまった。 私はルーマニアに住んだことがあり隣国ウクライナでウクライナ人に一宿一飯の恩を受けたこともあるから親近感から心を痛めている。…

雑な作業で台無しにした後悔

素焼き工程を生き延びてくれた繊細で脆い作品達。 釉掛け作業を2時間で大急ぎで行った。今日を伸ばせばまた1週間が過ぎてしまう。なんとかこの日の窯スケジュールの空きに滑り込ませたい。 そんな焦りから最後の釉掛け工程で隙間時間に大慌てで作業をし、見…

谷中で個展のお誘い

谷中を散歩して、こじんまりとしたギャラリーに立ち寄った。 そこの女性オーナーと展示作品の話で盛り上がった後に、私も趣味で陶芸作品を作るのですよ、とさらに話が盛り上がった。 「あなたの作品、面白いわよ。私は普段はこんな勧誘の仕方はしないのだけ…

風船山羊鉢 X アロエ「クリスマスローズ」の開花

私が風船山羊鉢と名付けたよくわからない鉢に植え込んだアロエ「クリスマスローズ」に花が咲いた。秋冬に花を咲かせるアロエが私の家の周りには多いのだが、この冬らしい名前のアロエは夏に花が咲く様子。 背後から見ると変哲のない鉢に南国情緒のある植物と…

アイベックス鉢 X フェルニア「修羅道」

朝の光線を浴びて少しばかり神々しい荒ぶる山羊鉢。雄々しい。 フェルニア「修羅道」を背負っている。土がそんなにたっぷりと入るわけではないのだが元気に育ってくれているようだ。 フェルニアは星型の奇抜な花が咲く。しかも臭い。咲いた位置が肛門のよう…

多肉植物の花々。「カンパニュラータ」「美尼王妃晃」

去年はコチレドン「カンパニュラータ」が咲いたのが6月なので今年は少しばかり遅いらしい。例年以上だった春の寒さが影響しているのだろうか。 なんだか愛着の湧いてきた地味な黄花。十時に開くその形も個性的。 まだまだこれから咲く蕾も控えている。 エケ…

小窯素焼き ノコギリクワガタ造形

窯詰め途中写真。小窯で素焼き焼成。触手のような鉢が中途半端な高さで右側がえらく非効率な窯炊きとなってしまった。 1時間に100℃近く温度は上がっていく。5時間後、522℃まで上がるのを見届けて、窯の上の栓を閉めた。本当は600℃まで上がって水蒸気をしっか…

陶蟲夏草「蝉」

制作備忘録。 陶蟲夏草「蝉」鉢が請われて福岡の方にお譲りした。蝉の似た鉢は手元に一つは置いておきたいと思って作り足した。前作より前脚がだいぶゴツくなった気がする。 一品一品、形が違う。進歩なのかブレなのか。同じモノは二つとない一品モノの手作…

陶蟲夏草「象蟲」

我が家のシマトネリコの木にゾウムシが住み着いている。枝や幹にくりくりと穴を開けているのだろう。 多少の害はあるのだろうけれども、樹勢に影響を感じないのでゾウムシは受け入れることにした。しかしカメムシよ、君らはダメだ。 ゾウムシに寄生する冬虫…

一角獣の陶器の頭蓋骨

大学の友人が一角獣の頭蓋骨を作ってくれと1年前に言ってきた。なので作ってみてようやく焼き上がったが、目の下が細くてなんか違う。 角は釉薬を掛けてメタリックに発色させて長短付け替えられるようにしてみた。 3年ぶりに会った依頼主の友人はいつの間に…

自分の陶器作品の採算性を考察してみる

自分の陶器作品の採算性を考察して作陶を家計の足しにする可能性を探ってみようかと思う。 値付け 販売価格をどうするかというのはとても悩ましい問題。試しに世界各国の陶器を制作して販売しているFacebookコミュニティーに投稿して聞いてみた。 Functional…

水上遺跡水槽蓋

仕様 19cm x 20cm、19cm x 23cmの2ピースフックで水槽の淵に引っ掛けられるように上段と下段の立体感を出し、上段は水面上、下段は水面下になるように水位調節する穴を6つほど開けてハオルチアを水耕栽培できるようにする。根はメダカの産卵床になるかもしれ…

ミヤマクワガタとアトラスオオカブト蛹

作業時間は3時間。やはり1つにつき1.5時間かかっている。 鍬のような湾曲がやはり素晴らしいな、と思ってクワガタの大顎だけを抜き出してみた。 このぐわんと曲がっている感じ。乾燥する際に歪みそう。 背中のゴツゴツ具合はミヤマクワガタのそれ。 もう一…

クワガタ標本陶台座

シリコンカーバイドを混ぜて発泡させた溶岩釉を塗った。それによりクワガタの爪が引っかかって固定できるようになる。 問題はたたらの収縮率が予想を上回っていてネジ穴がずれてしまった。 やり直しかね。 狙いは悪くない。黒い蟲が陶版の上だと引き立って豪…

作陶 羊頭狗肉

2021年11月 何を意図したのかよくわからないけれども衝動的に作り上げた。なぜ裸。なぜ女性。なぜ羊の頭をしてるのではなく羊の頭を被っているのか。 2022年5月 修正した際に使った土が異なることが判明。初歩的なミス。これを味わいとして正当化してしまう…

ギムノカリキウム「獅子王丸」の開花が愛でられない。

今年も花芽が元気に膨らんだギムノカリキウム「獅子王丸」 鉢との相性も良いと思っている。さあ、咲いてくれ。 株とさほど変わらない太さの鉢に植え、サボテンが球から柱へと育っていく。完成形は鉢と柱の長さが半々になった姿なのだがそれを拝めるのは20年…