陶芸

久しぶりの窯出し成果は上々

今回、焼き上がった量は少ないけれども出来上がりの調子は良いかもしれない。他で不調なことが多いと慰めに陶芸の神様は気を使ってくれるのか。濃翠スリット兄弟筒鉢。80点。まずは筒型サボテン用鉢を2つ。ほぼ真っ白で割れ目の周囲だけ濃翠。抑制的で色も…

団子虫陶蟲夏草鉢の注文制作5

無事に焼けていますようにと祈る気持ちで小窯の窯出し。普段は2人以上立ち会いの元で窯出しするのがルールだが、私の作品しか入っていないので許されている。慎重にブレーカー、主電源が切れていることを確認して窯の扉を開ける。感電すると即死だ。すぐに気…

注文依頼品の窯詰め

夕方、30分だけ暇を見つけて工房に立ち寄って窯詰めした。注文依頼品の窯詰め。いよいよだ。奥に注文品を2点。右手に柱サボテン用の兄弟鉢、手前に山羊鉢、ゴブレット、そしてもう一つの注文品の角部分だけを入れることができた。小窯は重ねられないのであま…

鹿頭蓋骨鉢 X カランコエ「唐印」

徐々に紅葉し始めている豆鹿頭蓋骨鉢に植ったカランコエ「唐印」。土が少ない過酷な環境なので成長は遅めだけれども確実に成長している。眼窩からも芽吹いているのが滑稽な感じ。まだまだこれから紅が濃くなっていくはず。たまにこうして室内に飾るのも良い…

多肉紅葉

なんだかんだ忙しくてあまり多肉棚を気にかけていなかったこの頃。八ヶ岳の素晴らしい紅葉を楽しんだ後、自宅の植物を見てみるとここにも素晴らしい紅葉があるではないか。 改めてみても謎な造形の風船山羊鉢。そこに植わるアロエ「クリスマスキャロル」の禾…

丸台座鉢付き団子虫陶蟲夏草鉢の注文制作4

団子虫はマンガン窯変釉を筆で2回厚塗りした。マンガン窯変釉は薄いと黄緑の気持ちの悪い色に発色してしまう。土台は1号透明釉薬をドブ漬けした。植物を活かすために地味な色を選んだ。鉢のほうが団子虫よりも一回り大きいほうがやはり安定感がある。作業時…

羊頭狗肉像 造形完了。乾燥へ

腰の輪郭を修正し、指を少し細めて作業終了。これ以上、触ると壊れ始める気がする。表面をツルツルにならしたい誘惑に駆られるが、あえて土っぽさを残すために跡が残った荒れたままにする。でも差し伸べた手の先が寂しいのだよね。なので犬を作ってみた。な…

作陶 羊頭狗肉像 手先足先の造形。

乾くと細工ができなくなってしまうのが怖くて普段は平日に作陶はしないのだが、1時間だけ暇を見つけて工房へ。足先を作った。親指を上げて表情を出してみる。右手は無しでミロのビーナスのように欠損した状態でも良いかと思ったが、考えを改めて前方に差し出…

作陶 羊頭狗肉像

午前中に子供達を妙法寺の千日紅祭に連れて行き、出店の栗おこわ、焼きそば、フランクフルト、ポテトフライなんかを買って帰って昼食。少し出遅れて午後から陶芸工房へ。写真を撮り忘れたが鍬形虫の標本台をタタラで作った。その後、轆轤をするには時間が少…

丸台座鉢付き団子虫陶蟲夏草鉢の注文制作3

端正に薄く作った丸鉢に団子虫を載せてみたのだがしっくりこなかった。ほぼ団子虫と同じぐらいの丸鉢にして丸が2段に重なったら面白いかと思ったがそうでもなかった。脚がなければまだ鏡餅のような丸2段になったのだろうが脚をつけるとバランスが悪く見える…

山羊鉢の釉掛けと削りをあれこれ

10月7日の夜の千葉を震源地とする地震で東京でも震度5の揺れがあり、山羊鉢がムロの棚の中で倒れていた。倒れる方向が違っていたら棚から落ちて粉々になっていたかもしれない。倒れた際に耳が折れることもなく運に恵まれたようだ。他の工房や作家さんの器は…

真柏のための陶蟲夏草鉢の注文制作3

10月上旬しばらく間が空いてしまったがようやく最後の工程作業ができた。釉掛けはあれこれ悩んだのだが釉薬を掛けずに焼締にすると薄く強度のない殻がさらに脆くなってしまう。しかし全て釉薬を掛けてしまうと土っぽさ、風化劣化した風情が無くなってしまう…

胴繋ぎ山羊鉢、一角獣頭骨に施釉

数時間の暇を見つけて作陶。山羊鉢に釉薬を掛けた。きちんと白く発色して欲しいので厚めにドブ漬けした。膝などの一部だけ薄らと下地の黒土が透けるだけが望ましい。なかなか焼きにくい形状。目土を使って上手く焼かないと棚板にガッツリと癒着して壊す羽目…

箱根美術館の陶器 火焔式土器など名品揃い

「陶器を見に来たかったわけね」と妻に言われた。いや、箱根美術館の苔庭を一度は見たいと思っていたのであって箱根美術館の展示物が殆ど陶器で、箱根美術館が苔庭の綺麗な陶器美術館だとは知らなかった。コロナ禍なので苔庭を歩くのも密にならず良かろうと…

素焼き窯出しと親子陶芸教室開催

シルバーウィークということは祝日がたくさんあり、それは子供が休みだということ。つまり家にいるわけで、外に遊びにつれて行けとせがまれる日々ということだ。早朝から3km先の荻窪の大田黒公園に子供達と自転車で行き、素晴らしい日本庭園で錦鯉たちに餌を…

鹿釉絵焼締鉢 X クラッスラ「星の王子」

全く成長のしない金紐が植っていた鉢。ウイルスや虫がいると困るので念のため古い土を捨て、持て余していた多肉植物を植え込んだ。植えたのは2株はクラッスラの「星の王子」。もう1株は島忠で「エケベリア」という名札で売られていた謎の徒長エケベリア。な…

Y字黒燻角鉢 X アポロカクタス「金紐」

アポロカクタス「金紐」を植えた。もう4年近く我が家にあるのだがほとんど成長していない金紐をこちらに植え替えてみた。根はしっかり張っていたのだがそれもかなり短く切り詰めた。これを機に成長し始めてくれることを祈る。残念ながら私は全ての株と鉢に愛…

白面取長筒鉢 X 「ペンタカンサ錦」「日出丸」「ホリダ」三連星

一年以上も窯場で放置され、ようやく焼成した後も長いこと自宅で放置されていた鉢。不安定そうな細く細く長い鉢。問題なく自立するのだが地震が来たら倒れそうではある。ようやく引っ張り出して植え込んだら悪くないじゃないか。なぜこうも億劫だったのだろ…

一輪挿燻黒吊鉢 X マミラリア「銀手毬」

寸尺がわかりにくいが小さな一輪挿しのような小品の鉢。そこにこれまた小さいマミラリア「銀手毬」を植え込んだ。100円ショップに売られているようなどこにでも見かける普及種だけれどもポコポコと分頭して育っていく様を見るのは楽しい。摘んだところに穴を…

アイベックス鉢 X ガガイモsp

もう1か月以上放置していた鉢に多肉植物を植えることにした。 アイベックス鉢。なんだか威嚇するような四肢をふんばり、角を突き上げる姿勢。 もっと白い釉薬を厚く掛けるべきだったし、もっと塗る際の筆目を考えて塗るべきだった。良い反省材料となってしま…

四角白黒瓦礫鉢 x エスポストア「デボスキー」

このエスポストアカクタス「デボスキー」はどうやらこの幹の太さのまま長く伸びていくつもりのようだ。植え替えた角鉢の中で鉢と同じ長さまでサボテン本体には伸びて欲しい。 下の綿毛が焦げて黒くなっている。間違えて蚊取り線香の火で燃やしてしまったのだ…

瓦礫燻黒長筒鉢 x ギムノカリキウム「翠晃冠」

姉妹鉢とでもいうのかバリエーション違いとでもいうのか。似た形状だがこちらは燻釉を掛けてみた鉢で、こちらの方が少しばかり背も高い。若干、植え込みが左に偏ってしまった。 上部は瓦礫を纏った鉢で岩場に生えるサボテンを彷彿とさせてくれる。黒い鉢も引…

瓦礫白長筒鉢 x パロディア「獅子王丸」

すこし前に焼き上がった鉢に植えてみたのだが、良くないだろうか。自画自賛。上出来。自分の狙いは正しかった。異論反論は受け付けない。 サボテンの玉と同じぐらいの太さの鉢、そして根を存分に伸ばせるバランスの良い長さと深さ。工業製品のような型打ちの…

轆轤で水挽き

それにしても久しぶりに轆轤を使った。1年ぶりに近い。こんなことでは上達せんよ。 信楽細白土を合計3kg使用した。背の高い鉢には4つ耳をつけて吊り鉢にしてサンスベリア・フランシシーを植えたいと思っている。 団子虫鉢の土台鉢にしようと挽いてみたが、結…

丸台座鉢付き団子虫陶蟲夏草鉢の注文制作2

ようやく小窯に素焼きする作品が溜まったので窯入れ。結局、窯の火入れ待ち時間が制作期間中の大部分を占める。1ヶ月近く乾燥して待っていたので乾燥具合は問題ないと思われる。800℃で素焼きする。5時間かけて1時間に100℃づつ上げながら500℃までゆっくり熱し…

初野焼きは惨敗

初めて簡単野焼きセットを使って野焼きに挑戦してみた。 着火した後は手放しで焼き上がるわけでもなく度々、炭を足して火を着け直す必要があった もっと小さな茶碗や盃を燃焼材の中央に置いて焼けば十分に焼けるのかもしれない。 燃焼時間が伸びても燃焼温度…

縄文気分でキャンプで野焼きに挑む。野焼きセット「やけるんだ」

いよいよ感染爆発という態となってきた。気をつけながらもこれまでは初島に行ったりしたが帰宅して以来、あれこれ近隣の予定もキャンセルして籠城体制へ移行した。しかし自宅に閉じこもるといかんせん子供達の喧嘩が増える一方。 そこで工房主の許可を得て工…

丸台座鉢付き団子虫陶蟲夏草鉢の注文制作

ayumittさんからもう一つ注文制作依頼を頂いた。こちらも団子虫陶蟲夏草鉢だが丸っこい鉢の上に乗せるというもの。こちらは少しモダンに整った団子虫を主役に、鉢も含めてコンパクトに作りたい。 仕様 丸みを帯びた脚付きの小鉢の上に団子虫の陶蟲夏草鉢を乗…

真柏のための陶蟲夏草鉢の注文制作2

2日目 台座作り 真柏の最高峰は糸魚川産の山深くの岸壁にへばりついて風雨に晒されて過酷な環境で育った、葉が細かくジンやシャリの多い古木だという。 真柏の魅力は土の少ない岩肌でも乾燥と風雨に耐えて育つその強靭な耐性 そして部分的に枯れながらもまた…

真柏のための陶蟲夏草鉢の注文制作

このブログを見てくださっているayumittさんという盆栽や写真を趣味にされている方から植木鉢を作って欲しいとの注文を頂いた。育ててらっしゃる盆栽の真柏を植える為にありふれていない特別な鉢を求めているとのこと。 植物愛溢れるブログをいつも書いてら…