陶芸

陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ 前半身起立」

貰い手が見つかった。大学卒業したての新入社員を私の部下として預からせてもらった人で今は海外の遠国で働く。今や様々な困難を乗り換え異国でバリバリ働く一児の母だ。 頑張って欲しい。 ちなみにダンゴムシは出せば完売する人気モチーフだったりする。 人…

椿三昧

この季節はどこにいっても街のあちこちに椿が咲いていて楽しい。我が家の玉の浦も大輪の花を咲かせてくれていた。花弁の縁の白があまり出ていないけれども。 赤に白が入った絞りも良い。 血潮も自分の手元に置くには重たいけれども街中で見かけると楽しい。 …

大窯素焼きとダンゴムシ+ビカクシダ

土曜日は朝、ジョギングして汗を流し、工房に引きこもって平日の仕事を忘れるのが日課になりつつある。日曜日は子供と遊び、ご飯を作る。毎週繰り返しの変わらないルーチンというのも落ち着く。 大きめのジオラマ鉢、高さのあるカブトムシ蛹鉢など6点は小窯…

ギラファホソアカクワガタ鉢にヒヤシンス

鉢と同じぐらいの直径のヒヤシンスの花房。 チャームポイントは固い前翅の浮き上がった隙間から生える子実体。

ダンゴムシ全身鉢2つ造形完了

大きなダンゴムシそのままの植木鉢を作る試み。 子実体も加飾。 頭部側の腹部は蓋になっており足を摘んで取り外し可能にした。 もう一つ。粘菌子実体に包み込まれ、押し上げられたかのようなダンゴムシ鉢。 全方位からニョキニョキと生えた子実体に囲まれて…

花遊び 其のニ

ペルシャ地方で6万年前からネアンデルタール人が墓にムスカリの花を手向けていたことが確認されている。原種からさほど姿を変えていないそうなので、ネアンデルタール人が愛でた姿を私たちも見ているのか。 紫と翡翠色の組み合わせも爽やかで良い。 ヨツコブ…

庭から春の花々

巨大に咲いたヒヤシンス。人為的に過度に栄養を溜め込まれた球根がそれを後先考えずに一気に吐き出すように咲く。少しグロテスクさも感じてしまう。 部屋全体にむせるほどの濃い香りが漂う。 私の自宅近所は濃桃色の花が多いように思う。窓辺に置き、朝陽を…

陶蟲夏草鉢「トゲトゲダンゴムシ」

トゲトゲダンゴムシには躍動感あふれて伸びていく菌糸体のようにも見える植物の種子を合わせてみた。 翡翠色の子実体がにょきにょきと生えてきている様も気に入っている。 こういう冬虫夏草茸は実際にいるよな、とほくそ笑む。 湿度に弱いサボテンを植え込む…

陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ 半身」

鉢自体は小さく留めつつ、ダンゴムシを大きく作るために半身だけにした。なかなか良い顔つきに作れたように思う。 頭の傷も愛嬌。 グソクムシっぽい造形が自分で気に入っている。ダンゴムシを大きく作るのも良いかもしれない。 何を植えるのが良いだろうか。…

トゲトゲダンゴムシ全身鉢 造作

小鉢を一式作り終えたので少しばかり大物を作る。 全身が鉢そのもの。 乾燥加減との戦い。 ダンゴムシはその身体の丸みから土を入れて植え込みやすくはあるのだけれども、通気性と排水性の確保が悩ましかった。 トゲトゲダンゴムシにすることでそのトゲを鉢…

陶蟲夏草鉢 本焼き窯出し 9鉢

小窯での本焼成の窯出し。窯に破損なし。作品も癒着、釉垂れもなく完品。 焼成費を支払うための計量を行う。毎回、重量を見てイタタタと内心痛がってしまう。軽く作りたいが植え込んだ後の安定を考えるとある程度、重心の低さのための重さも必要なのだよな。…

18/18 造形完了

テナガコガネを作ってみた。真正面から見ると愛嬌がある。 前脚を持て余すほど長い。焼成過程で壊れるとしたらここだが、前脚が欠けてしまうとテナガコガネらしさが大きく損なわれてしまう。無事に焼き上がりますように。 開口部は植物の植えやすさを思うと…

陶蟲夏草一輪挿し「ダンゴムシ」と水仙

庭に次々と花が咲き、活けて飾るのも楽しい。 白い背景壁に白い陶器、そこに白い顎の水仙。水仙の中央の顎だけが黄色い。色数は少ないようでこんなにも豊か。 あれ、この写真めっちゃ良くないか。iPhoneで撮ったとは思えない。 菌子実体を加飾しない陶蟲だけ…

神々しい朝の陽光と深い青紫、陶蟲夏草鉢「蚕蛾」

春秋のよく晴れた朝の陽光は魔術をかけてくれる。 水耕栽培で咲かせたヒヤシンスの球根を庭に地植えしたものは施肥もしておらず小さく咲いた。その代わり、花びらの紫に子房の深い、深い青は素晴らしい。 触角も翅もボロボロになった姿に愛おしさを感じてし…

蝉透かし翅鉢造形と本焼き

日々、挑戦あるのみ。ということで翅を透かし彫りした蝉成虫の陶蟲夏草鉢を作った。 確実に衝撃で破損しやすいので太い子実体をガードの為に生やした。それでも当たりどころが悪ければすぐ破損してしまうのだろう。 それでも、蝉の成虫の儚さを表現するのに…

作陶について 土の風化と崩壊を取り込む

「陶蟲夏草」という作家名で冬虫夏草をモチーフに植木鉢を作っている。 instagramのアカウントを作り作品を載せ始めたらありがたいことに誘われるがままに今年は5つの展示会に出すことになった。自ら博物フェスティバルというイベントに参加応募してみようと…

陶器屋さんの「羊と山羊」で催されていたオベサ祭りへ

以前からinstagramで流れてきて気になっていた陶器店「羊と山羊」。作家もののお皿や酒器、植木鉢を扱っているのだが作家の選び方やホームページがかなり好み。そんな「羊と山羊」がオベサ展を催しているとの情報を得て12kmを自転車で走った。 窓辺に置かれ…

16/18 造形完了

ヘラクレスが顔が可愛らしくできた。 上の角が折れやすそうだが、こればかりは仕方がない。折れにくい太く丸めた形にしたら鈍重になってつまらない。 ノコギリクワガタの頭胸部だけの亡骸。 作り込みたくなるのを我慢してシンプルに。 オカダンゴムシ。複雑…

ピンクヒヤシンスと陶蟲夏草鉢

ピンク色のヒヤシンスが咲いていたので切花にして遊ぶ。 初期の造形の蝉。 触角がないな、とか 脚の節が足らないな、とか あれこれ至らなさを思う。 運搬に不向きすぎる作品は手元に残っている。 もう少し、手元に秀作も残すようにしたい。

10/18 造形完了

試して失敗するのが1番の近道。 波が来た。工房に朝から籠り6時間は粘るも寒過ぎて身体の芯まで冷えてきてこれ以上留まると風邪を引く可能性が高そうに思えたので退散。もう一個ぐらい作りたかったが2鉢の造形を完了させて退室。 勝手な想像生物ではなくて実…

6/18鉢 造形完了

4月から7月まで開催のウサギノネドコ東京店の「もしも博物展」に向けた制作。 赤4号土の轆轤挽きに苦戦した。工房の先生曰く赤土はやはりコシが弱いので他の土と混ぜて使うことを推奨することが多いそうだ。薄く挽くのは難しくとも、求めるテクスチャーのた…

三重の植物と植木鉢天国「HACHI8」

昨年1月に三重県四日市に開業し1周年を迎えた植木鉢と塊根多肉植物専門店HACHI8。JR四日市駅から徒歩6分ほどの距離にある3階建丸ごとが店だ。 カフェカウンターがある。ブラックコーヒー500円。付き添いの方が飽きてきた際に寛いでもらう目的だそうだ。かな…

作陶再始動

ようやく赤土4号が手に入った。鉢部分をマットな粉吹のような風合いにするには弁柄の入った鉄分多めの赤土でないといけない。 取り敢えずもりもり菊練りしていく。冬は粘土の水分が冷え切っており練るだけで手先の体温を奪われてかじかむ。 取り敢えず18鉢を…

陶蟲夏草生産計画

群馬の蟲菓舗「灯螂舎」さん 6月出品分 7個のうち5個販売 1月追加納品 2個のうち1個初日販売 三重の植木鉢屋「HACHI8」さん 8月出品分 3個8月中に完売 手元に3個ほど納品準備ができている鉢がある。 博物雑貨屋「ウサギノネドコ」さん 京都店 オンライン 12…

白馬の白雪に白団子蟲鉢

長野のとある山頂の凍てついた世界。 フィルター編集することなくモノクロームの世界。 ここに福寿草や雪割草の鮮やかな花の色が挿さったら素敵なのではないか。 樹氷が美しい。 寒い。身が引き締まる。美しい。

地震 陶器

帰国したら、棚の上からいろいろ落ちていて破損していてショックだった。 こんなに細かく割れてくれるかよ。 能登地震の九谷焼の窯元のことを思うと心が締め付けられる。制作途中でも完成品でもなかなかしんどい。 さあ、どうやって修復しようか。接着剤でつ…

旅する陶蟲夏草鉢 クエンカ大聖堂

世界遺産を背景に借りたら作品も5割り増しでよく見えやしないだろうか。一番のお気に入りはこの黄金色に包まれた一枚。 漫画「ジョジョの奇妙な冒険」で主人公が無機物に有機物の命を付与する能力を宿しており、その能力が「ゴールドエクペリエンス」だった…

旅する陶蟲夏草鉢 クエンカ旧市街

旅する陶蟲夏草鉢と題して街を歩く。 陶蟲夏草鉢をポケットに入れて、立ち止まって風景とともに撮る。一人旅で自分のペースで歩くとなるとこれがまた楽しい。 撮る意識で景色を眺めると遠景だけでなく近景もいろいろと発見がある。 人形を持ち歩いてさまざま…

博物標本と耽美の店「Angel Studio」

陶器専門店や雑貨屋を5店舗ほど巡ってどれも期待はずれで買いたいものが見つからずがっかりしていた。そんな中、20時をすぎてたまたま見つけたインテリアショップ。 こういうのだよ、こういう店だよ。スペインにも存在した。 ウニガラスドーム標本。 飛翔能…

庭に陶蟲夏草鉢を埋める

鉢を作るだけにとどまらずそれをどう使い、どう使用していくかも探求したい。鉢を見てくれる人に提示したい。 そこで庭の花壇の穴を掘って陶蟲夏草鉢を埋めてみた。 陶蟲夏草鉢にはセネキオ「七宝樹錦」を植えこんだ。底を網で遮っていないので旺盛に伸びた…