2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月末の緑道

この時期、桜にばかり関心が行きがちだけれども桜以外の花も咲き始めて華やぎ始める季節。 木蓮の色の深さは桜を見慣れた後には濃厚。 木蓮は樹高があって太陽を逆光に鑑賞できるので色の濃さが活きる。 パンジーとビオラの違いがわからないのだが、おそらく…

馬橋通側の桃園川緑道「雪崩桜」

量としての桜ではなく一本一本の個性で愛でるならば推したいのが馬橋通りにほど近い桃園川緑道に覆いかぶさるように咲き乱れる桜の巨樹。 藤棚のような支えの上に大迫力で広がる桜の花。遠近感があって、桜の雪崩が自分に迫ってくるので勝手に「雪崩桜」と名…

滅びの美、高円寺「廃墟桜」

高円寺の桜の銘木といえば多くの人が思い浮かべるのがこの「廃墟桜」ではないだろうか。誰が名付けたのか知らないが、「廃墟桜」と聞けばああ、あの大衆中華料理屋「七面鳥」の斜め向かいのあの桜ね、と高円寺在住歴が長い人ならわかる人も多いと思われる。 …

新井薬師の桜

別用の途中でふらり立ち寄った新井薬師。参道も桜で満開。ほんの数日で一気に咲き進んだようだ。 春霞というやつか、青空が欲しい時に限って曇天だったりする。いかにもという桜の大木よりもその周囲の紅枝垂の方が目を惹かれた。 三重塔に紅枝垂桜。 淡い紅…

ホットドッグが気になる高円寺カフェ「エチゴヤ」

ローカルコンビニのような店の跡地が転用された「エチゴヤ」というカフェを妙法寺参道に見つけた。 内装もこざっぱりとして落ち着きがある。 かつて酒屋だったらしい。現カフェオーナーがかつてエチゴヤという酒屋を経営していて転業したのだろうか。それと…

最近笑えたパワーフレーズ

非友好国にはルーブル払い

来店するたびにときめく高円寺「むし社」

夏に向けてカブトムシマットを交換しなければならない。9月に入れたきりのカブトムシマットは流石に食べては糞をする毎日を過ごしていたので飼育箱の中の飼育マットは2〜3割が糞に置換されてしまっているのではないか。 カブトムシやクワガタ飼育に必要な…

谷中「couzt」

澤の屋旅館から徒歩数分のカフェレストラン「couzt」。コーツトと読むらしい。 あぐらをかけて座れそうな奥行きがあって幅も広いローソファ。緑の布。こういうやつが欲しい。3人掛けで奥行きがあると、もはやデイベッドでありソファベッドと大差がない。 デ…

谷中「澤の屋」旅館でお風呂とお籠り

息子と2人で谷中にある「澤の屋」旅館のデイユースプランを利用してみた。8:00〜17:00滞在で大人3000円、子供1000円というなかなかお手頃価格のプランで部屋と風呂が利用できる。 こちらが「澤の屋」さん。外国人観光客がメインだった宿でコロナ禍でそれまで…

久しぶりの谷中、根津神社

久しぶりに谷根千の谷中エリアへ。いつも上野から藝大方面を抜けて歩いてきていたが今回は日暮里から谷中霊園を抜けて歩いた。 谷中のヒマラヤ杉は幹や枝がかなりキツく剪定されていて樹勢が無い状態。その株元の老舗も閉店していた。 廃業らしい。寂しいモ…

都立家政「シンプルシングスコーヒー」

4ヶ月ぶりに陶芸工房に行ったのだけれども全くもって冴えなかった。いろいろ懸念事項があると創造的な趣味にも没頭できないものらしい。 5分ほど自転車で走って都立家政駅の近くに休憩する店を探して入ったのがここ。 「シンプルシングスコーヒー」 シンプル…

3月の緑道

暖かくなってきた。 ムスカリがニョキニョキと出てきた。ドリルのように土を突き抜けてきたような形をしている。世話をせずとも毎年、元気に咲く健気な奴ら。 自分の庭に植えようと思うことはないのだよね。綺麗というよりもグロテスクに思えてしまう。色の…

ヤマトカブトムシの幼虫 春

プリっぷり。栄養がありそうな見た目。昆虫食の時代は来るのかもしれない。 昨年夏に秩父で採集し交尾させ繁殖させたヤマトカブトムシの幼虫をプラケースで飼育している。雄親は角が小さなどちらかというと未成熟な個体だった。雌親も小柄だった。遺伝が大き…

高円寺「バインミー バイ ミー」

2021年の暮れに新規開店したという高円寺駅前の高架沿いの小さなバインミー屋さん。「私によるバインミー」という名のベトナムサンドイッチ屋だ。 中にはカウンターが4席のこじんまりとした店。厨房に2人いらっしゃって目の前でテキパキと作ってくださる。様…

また地震

3月16日23:36分、福島沖でM7の地震発生。宮城と福島で震度6+、東京では震度4とのこと。 地球規模からすると今回の地震も東日本大震災の余震の範囲に入ってしまうのか。よりによって3月中旬というところに単なる偶然かもしれないがそこに季節性や理由を探して…

マミラリア「希望丸」

目を向けていない間にマミラリア「希望丸」が花を咲かせていた。冬から春にかけてどのタイミングで水やりを再開すれば良いのかがいつもわからないのだが、毎年花が咲いているので大きな間違いはないと思っている。 もっと上手に水やりを再開し、施肥もしてい…

バブル経済の退廃の残り香の海浜幕張APAホテル インペリアルスイート

父の誕生日のお祝いで兄が招集をかけたのが海浜幕張のAPAホテルの宿泊フロア最上階のインペリアルスイートルーム。2000室以上ある中で最もグレードが高い部屋らしい。私はこういった部屋に泊まる発想があまり無いので子供達は大はしゃぎ。 圧倒的に広い。223…

創作意欲を掻き立てる珍奇植物

とある馴染みのある植物の花を乾燥したものを入手した。 多足類のようにも見える。 不動明王の火焔の光背に見立てようか。 槍の穂先。 酋長の頭飾り。 ピーコックスパイダーの飾り。 表面をビロードのような毛で覆われているそのテクスチャーを活かしたいよ…

ヒラタケ第三弾 おそらく今季最後の大発生

ヒラタケの第三弾が育ち始めそうな気配。 3月7日 ビニール袋の隙間に生え始めていたのでビニールを取り除いてストレスなく伸びれるようにした。 側面の5〜6箇所からキノコが生え始めている。上部からは1株づつしか育たなかったが、側面からは複数株が同時に…

息を呑む夜梅 「梅里公園」

この春はもうこれ以上は梅の記録は要らないと思っていた。しかしこの光景と出逢ってしまうと記録しておかないわけにはいかない。 Breath taking、息を呑む美しさというやつだろうな。まるで夜桜のような、それでいて夜桜よりも濃い紅色。 この梅を夜に楽しま…

豆鹿頭骨鉢 X アロエ「翡翠殿」

過去の記録が見つからないので記録していなかったのかもしれない。 2020年の秋に油滴天目釉を掛けて焼いた豆鹿頭骨鉢にアロエ「翡翠殿」を植えた。かなり放置気味に水遣りも控えめに育てている。 2ヶ月近く完全断水しているが何故か今年は緑を保っている。 …

昨年より遅いヒヤシンス

今年の冬は例年よりも寒かったからだろうか。成長が随分と遅い。根の張りも圧倒的に少ない。 昨年のヒヤシンスは埋まるほどに根が茂ってから花芽が上がってきた。しかし今年の株は根が貧弱なうちに花芽が上がり出している。 下のマンゴー殿と映っているヒヤ…

梅の豊作年かもしれない

精力的に近所の梅巡りをしていたのだが灯台下暗しとはこのことで我が家の南高梅が満開だった。 どうやら例年よりも花付きが良く、蜜蜂がしきりに受粉に飛び回ってくれている。 南高梅も振り返ってみるとシンプルながら良い花の形。剪定が下手すぎて花の付か…

高円寺の隠れた梅の寺「松應寺」

目が梅を探しながら街を歩いていると案外と見つけるものだ。 高円寺南2丁目寺町を構成する一山、「松應寺」。通りがかりに山門から境内に梅の花が見えたので吸い込まれた。 一重の白梅が球体のように刈り込まれた梅木の表面に薄く纏うように咲く。 庭師によ…

北野神社と新井薬師は梅はさほどない

京都の北野天満宮に親しんだ身としては梅といえば菅原公を祀る神社だろう、これは全国共通だろうと思っていた。 そんなわけで中野の沼袋近くの北野神社へ。 いや、皆無ではない。しかし期待していたような梅の樹々は見られなかった。 殊更に梅を愛したという…

哲学しながら梅を愛でられる「哲学堂」

今朝も元気にジョギングして3kmほど先の中野の哲学堂へ。 哲学堂の創設者、井上円了は日本の仏教哲学者であり東京大学哲学科に学び、のちに東洋大学となる哲学館を創設し、さらには大学から離れてからはここ中野の地にソクラテス、カント、孔子、釈迦を祀る…

西荻窪 燗酒と肉「カントニクス」

高円寺よりも西荻窪の方が好みな居酒屋が多いというのも憎たらしい。西荻窪には燗酒+和菓子の「をかしや」だけでなくここ「カントニクス」という日本酒燗酒と生ハム、羊肉やジビエを合わせてくれる店もある。 日本酒は全て燗をつけてくれる。というよりも冷…

惚れる読書カフェ「文机」

西荻窪は本音としては高円寺よりも私好みのカフェが多い。吉祥寺よりも魅力的だと思っている。Re:gendo、松庵文庫、Saten、棗などなど。 さらに今回、訪れて惚れ込んだのが「文机」。2021年6月に開店した読書したい人の為のカフェだ。半地下の入口。 無垢の…

梅品種展覧会「梅里公園」

朝のジョギングで高円寺の環状七号線沿いにある梅里公園に立ち寄った。 コロナ禍がなければ2月には梅祭りが行われ、甘酒、梅干、饅頭や薄茶の出店で賑わうらしいが今年も中止。それでも梅は例年通り美しく咲く。 公園の入口には立派な枝垂れ梅が立つ。まだ三…

梅香る「猿田彦神社」

郷土の寺社仏閣巡りは続く。 馬橋稲荷神社から南に降った青梅街道に程近い「猿田彦神社」。三重県伊勢市の椿大神社より猿田彦大神の御霊を勧請して創建されたという。 境内を風がそよぐと梅の香に満たされる。 そういえば「梅の香巻き」という海苔巻き煎餅が…