2011-01-01から1年間の記事一覧

2011年を振り返って

今年一年は何をしたのだろう。 ○ 両親が五回も京都に遊びに来た。特筆すべきは96歳の祖母と伯母が震災後に二週間以上滞在してくれ、多いに活力を得て帰ったこと。三世代で生活することで家族の繋がりが深まった。 ○ マンゴーを野山につれまわして足腰を鍛え…

石山寺子育観音

石山寺はその寺の名前の由来になったように硅灰石の岩がちな山肌に建てられている。本堂の裏手奥には岩場を登ったところに子育観音がある。 蔦で覆われた巨木が生えているのだが、岩がちゆえに根が土に入り込めず、表面を網目のように這っている。この空間の…

石山寺参り

年末の買い物に出たついでに石山寺にお参りした。角松は年神様が迷わずにお越しになるための目印であり依代だと教わっていたが、仏教寺院でも置くものなのだな。神仏習合は今も根付いている様子。 観音堂の入り口にも注連縄飾りがまさに取り付けられていた。…

おそるべし山中温泉ツアー

ツアーは基本的に嫌いで個人旅行派なのだが、阪急交通社ツアーのパッケージ料金というのも侮れない。以下の条件での2泊6食、交通費込みで3万円。ううむ。お得だ。これで儲かるのか?と思わせる価格で儲けているのならば脱帽。なかなか他社は太刀打ちできまい…

山中温泉 野天風呂

たまらんなあ。雪が降る中、清流と一面雪に覆われた山肌を眺めながら嫁さんとのんびり温泉に浸かる。日本では気軽にリゾート式のスパは利用できないが、それを上回る寛ぎではなかろうか。今まで訪れた温泉のうち五本の指に数えてもよいのではないか。 ここ、…

かがり吉祥亭

去年付与された有給休暇の半分も使えていなかったので年末に2泊で山中温泉のかがり吉祥亭に泊まることに。京都から2時間かけて訪れた宿で通された九階の部屋で眼前に広がっていたのは、一面の冬山だった。冬は森羅万象の形状が美しい季節。冬もまた良いもの…

バロッククリスマス

京都伊勢丹の店内装飾。可愛らしくデフォルメされたものばかりでなく、こうして注視すればグロテスクなデザインのほうが好きだ。アニメのような絵本じゃなく、少し写実性と風刺性のある絵本のほうが何度も見返す魅力があるように。

クリスマス装飾

この季節に見ると、こいつもクリスマス飾りに見えてくる。

聖夜蕎麦

海賊と聞いて連想するのはジャックスパローでも麦わらのルフィでもなく、ドーラ。天空の城ラピュタの女海賊だ。 マオと聞けば連想されるのはマオツォートン【毛沢東】であってアサダマオではないのだよね。新聞でマオ、マオと連呼されても、あの人民服を着た…

時節のケーキ

我が家ではクリスマスなんぞは祝わないけれども、無料で頂ける美味しいケーキは有難く頂戴する。クラブハリエの22cmの特大ホールケーキなんて年に一度の贅沢。 5,000円か。自分では手が届きませんな。それにしても甘すぎず、上品な味だこと。ショートケーキ…

京都タワーキャンドル

この季節、クリスマスツリーが立つと京都タワーも都市のケーキの上のキャンドルに見えてくる。

愛憎と理屈

二十四歳の子に恋愛相談に乗ってくれと言われて終電を逃すまでたくさん話を聞かせてもらったのだが、人を好きになるというのは理屈ではないのだとぼんやりと思った。 反対に生理的にあの人は無理だのありえないだのという言葉もよく聞くが、そうなものは仕方…

金家の長男

金正日が亡くなった。そして大の大人が連日町中の至るところで慟哭している。 いや、これ気持ち悪いな。家では父が子に、「当局に目をつけられないように広場で哭いてくるよ。その前に哭き方がそれらしいかみてくれるか?」なんてことを言うのだろうか。「し…

トムヤムクン

トムヤムクンを作ってみた。それがまた美味かった。今になって振り替えるとフィリピンのタイ料理屋で食べたトムヤムクンの壊滅的な不味さはなんだったのだろう。自分でもこんなに簡単に美味く作れるというのに。やはり味覚の問題か。 袋茸はシメジとエリンギ…

急行鳩

米原行きの急行列車が参りますというアナウンスメントが流れた後、線路に入ってきたのは鳩だった。確かに速い。首の動きが無駄に。 でも飛んだほうが速いよ。

御王神社

料理強化期間

今年の年末年始は料理強化期間とする。 とりあえず自分が満足して食べられる程度の美味さでレシピを参照せず作れる品を五種類ぐらい増やしたい。 取り敢えずベトナムフォーは覚えた。安く米麺とナンプラーが買える店も押さえた。何せデパートや輸入食材店と…

今年の一字

例年清水寺で発表する今年を象徴する一字。今年は予想通り「絆」だった。流行語大賞ばりにベタだと感じたが、そういうものなのだろう。そういや流行語大賞に「こだまでしょうか」がはいったのに「ポポポポーン」が入らなかったのは納得がいかない。 未だ漢字…

庭紅葉

焔のようです。いや、線香花火の群生か。我が家の小さな紅葉も捨てたものではない。

穴太寺

穴が太いってネーミングがなんだかねえ。読み方はアナオオジ。アナフトデラではありませぬ。立派なお寺なんだけれども。 西国三十三ヵ所の巡礼寺ということで近くの駐車場には大型バスが二台も停まっていたのに寺の中には団体はおらず。まわりには店など殆ど…

今年の一字

楽々荘 チンギアーレ

亀岡まで足を延ばして散策してきた。昼は実業家田中源太郎の豪邸を転用した旅館の中にあるイタリア料理店へ。 焼きたてのパン三種、トマト、オレンジピールなど香ばしくて旨い。前菜の盛り合わせがなかなか彩り豊か。そしてパスタはトマトベースの魚介と白菜…

毘沙門堂の散紅葉

敷紅葉が奇麗なのは秋というよりは初冬、12月の初週や二週目だったりする。いつも思うことだが東京や遠方からの観光客は11月中旬に大挙して訪れて、最盛期を迎える前に帰ってしまう。11月下旬の大混雑はなんだったのかと思うほど今日は閑散としていた。今の…

青磁陶器鉢にオブトゥーサ

最初の頃に作った青磁の鉢に植えられたオブトゥーサ。化粧砂に赤い砂をいれた。葉もすっかり紅く染まっている。 小学生の頃はオーストラリアに住んでいた。汽水域の川まで森の中の階段を数百段降りて行ったり、青い舌の蜥蜴を捕まえたり、巨大な蟻の巣を見上…

蜘蛛と犬と秋の空

犬「蜘蛛の大将、調子はどうですか」 蟲「いやあ、秋も暮れると収穫はさっぱりですわ」 犬「紅葉で腹は膨れませんよね。。。おやつ欲しい」 蟲「全くですわ」 そんな会話はたぶんなかった。 この雄の女郎蜘蛛もあと数週間の寿命。冬に向かって多くが命を閉じ…

トップシータービー

菊っぽいというかなんというか。

七宝樹錦の目覚め

庭の葉が落ち、多肉植物の成長が止まっていく中でようやく目を覚ました天の邪鬼なやつ。しかも雑誌なんかで調べる限り、七宝樹錦は夏型生育種だとされている。 節が一年かけて育ち、やがて葉は全て落ちる。一節一年。何節まで伸びるものなのだろうか。大抵の…

白無垢

八坂にて。

犬の褒美

我が家ではマンゴーがトイレプレートの所定の位置で糞や尿をしたらおやつの御褒美をやる決まりだ。定番はキューブジャーキー。 しかし、したことに気づかないでいると、これ見よがしに目の前でトイレプレートの臭いを嗅ぐ。気付いてくれ、さあ、おやつをくれ…

盆栽

先日、みやこめっせで盆栽展なるものが催されていた。休日に時間が空いたとはいえ、それで盆栽展を見ようと思ってしまうところが同世代の知人とイマイチずれてしまう理由なのだろうな。 出展盆栽作品は全て撮影禁止。別に退色するわけでもないし、意匠を盗用…