2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
最近のアカデミー賞で話題をさらった「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」や「アバター ウェイオブウォーター」「西部戦線異状なし」「イニシェリン島の精霊」、スピルバーグ監督の「フェイブルマンズ」、ケイトブランシェットのホラー「…
白壁に垂れる紫陽花。隅田の花火だろうか。いいね、風情がある。 このような背景で紫陽花の一朶を鑑賞できる状況も珍しいように思う。 街角の紫陽花。そんな一光景が後になっても記憶に残ったりする。 他の方のブログで京都ではもう蓮の花が咲いていると知り…
バラマーケットで友人と会う。薔薇のバラマーケットかと思ったがBorough Marketでバラマーケットだそうだ。 アルゼンチン屋台の肉が珍しく値段相応感があった。とはいえ屋台で2500円の昼御飯ではあるが。 友人の息子がめちゃカワイイ。(我が子の方が可愛い…
なんだか和のモノで構成されているけれどもチグハグ感。 これは英国に和の建具やら家具やら小物を持ち帰って再構成した部屋を描いているそうで、普通は並ばないモノが寄せ集まっているそうだ。 異国の人が日本文化に憧れて1部屋を日本のもので溢れさせて悦に…
最終日は空港に向かう前に買い物をした。そこらへんのスーパーではお土産にするようなFORTNUM&MAISONのようなブランド紅茶などは売っていない。スーパーで売っているTWININGなら日本でもKALDIやそこらのスーパーでも大量に売られていてわざわざ買って帰る必…
目指す高みはこれなのだろうな。テラコッタの人物彫像。 山羊の頭を被ったテラコッタ像はさすがに見かけない。 釉薬が掛けられて焼かれた陶版装飾。 蟲と多肉植物とキノコと菌糸が踊るように配置された陶版を作ってみたい。 9分割ぐらいにして繋ぎ合わせる形…
ロンドン郊外にも行ってみたい。本当は日本の民藝運動を継ぎイギリスの地に泥漿の民藝陶器を持ち込んだバーナードリーチの作陶の地、「セントアイヴス」に行ってみたかったのだが片道6時間はかかると言うので残念。高速鉄道で片道50分のオックスフォードに友…
実は大英博物館よりも満足度が高かったのごヴィクトリアアルバート博物館。大英博物館は通路が狭くガラスは指紋だらけで汚く落ち着いてじっくり鑑賞できなかった。ヴィクトリアアルバート博物館の方が広い空間で美術品が美しく見えるように展示されている。 …
なんて素晴らしい国なのだろう。 平日は毎日のように19時を過ぎたあたりから街角のパブで大勢が立ち飲みしている。待ち合わせしているわけでもなく、店内の席に座らずにジャッキを片手に外で飲んでいるのが基本なのだ。 もう、どのパブでも。 どこも似たよう…
そぞろ歩いたロンドンの街並みを記録に残しておこう。正直、パリよりも犬のフンや人間の立ち小便が少なくて衛生的な都市だと感じた。パリを基準に比較してしまうことが多いがパリって案外、イメージと裏腹に物騒で不衛生だったな、と思い返してしまう。 ショ…
なんだか陶器にしたくなる形状。 ミイラ風陶器の入れ物とかありかもしれない。私としてはネコも良いがアヌビスにしたい。 スフィンクス像。体が人間、頭が山羊の逆をいくパターン。 乳房が前面にあるのは身体が獣ならば随分と奇妙な話だ。 真正面から見ると…
明治維新における様々な自由化が正しいと頭では理解しつつも商業や経済的自立に適応できずに没落していった武士階級。 民主化と経済の自由化が国に希望をもたらすと知りつつ、共産主義時代の非効率では生産的な働き方から変化適応できなかったルーマニアで見…
世界中の文化文明の工芸美術品のコレクションの質量において大英博物館は驚異的だ。一時期の帝国の軍事力をして世界中から簒奪しまくったのだから。幸か不幸か一箇所で世界中の美術を堪能できる。収蔵庫に眠っている品々は数倍に及ぶのだろうけれども。 ギリ…
内装がオシャレな店が多い印象のショーディッチ。 PCを持ち込んで長期戦で働いていると思しき人もいれば1人で手早く朝食を済ましにきたと思しき人も。 ロンドナーの若い3人組は大きな声でとめどなく笑いながら話し続けていた。私が入店した時点で手元の皿の…
まずは教会とグラフィティ。 この東ロンドンはグラフィティが町中に溢れていることでも有名らしい。街が丸ごと美術館状態。 5人ほど、快晴の中、スプレー缶をカラカラ振りながら描いていた。 私の中のベストはこれ。ゾンビっぽい敬愛された女王陛下。 通り過…
毎週日曜日に開催されるというFlower Market、花市場はショーディッチのホテルから徒歩で10分ほどの近い距離にあった。 朝の8時ぐらいから業者が乗り付け路上のテントに生花を並べていく。 蕾を沢山つけた多肉植物の鉢。6ポンドでちょうど1000円ほど。日本の…
ロンドンといえばパブ。ありがたいことにパブにハズレがない。いいなここ、と感嘆するようなパブが街角のあちこちにある。 私がたいそう気に入ったのがホテルから近いOLD BLUE LASTという交差点の角にある見た目も素晴らしい店。 どうやらLIVE MUSICもウリの…
ロシアのウクライナ侵攻のせいで今現在の欧州航路はこんなルートらしい。なんとアラスカと東シベリアの間であるベーリング海峡を抜けてグリーンランドの上を通過していく。飛行時間も伸び、燃料費も高騰すれば飛行機代が嵩むはずだ。ちなみにアラスカの先端…
なかなかここまでテーマ性の明確なギャラリーカフェもないのではないか。蟲、焼菓子、アンティーク。 東京駅から3時間ほど上越新幹線、両毛線、上毛電鉄と乗り継いだ大胡。大胡駅前はリトルオランダだった。 川沿いを8分ほど歩いた先にあるトタンの小屋。こ…
スタンダードプードルのいる中野駅前のカフェ「タイニーアリス」が閉店してしまっていた。犬欠乏症が加速する。犬と遊びたい。 まんだらけで「火の鳥」鳳凰編を買って芝生で息子と読む。私の中で最愛の漫画は何か一つを選べと言われればこれかもしれない。 …
世に少しばかり打って出る。 表現が大袈裟かもしれない。しかし私の中では慌ただしい日常から時間を捻出して対応するには必要な意気込みだ。 群馬に「灯螂舎」というかなりコアな蟲マニアが集う昆虫原料を使ったオシャレ焼菓子屋がある。蟲にまつわるアート…
灯螂舎の昆虫原料入り焼菓子シリーズ。 5種類の焼菓子を頂いてしまった。 蚕沙という蚕の幼虫の消化不良の糞が入ったモノは美味しいのは知っている。蟲ではなく蚕に新鮮な桑の葉を半加工してもらっているようなものだ。世界一高級なジャコウネコの糞珈琲コピ…
コロナが明けてというか、皆がもうコロナは無いものと見做し始めて3年ぶりに海外出張に行くことになった。 目的地はロンドン。久しぶりすぎて色んなコトを忘れているがかつては毎年のようにパリ出張やベルギーを出張していた。基本的に欧州出張はビジネスク…
紫陽花も園芸品種の多さを見ると日本人に愛されている花だなとつくづく思う。 梅雨と言えば多くの人が連想する花は紫陽花だろう。菖蒲でもなく。 陶芸工房の塀に見かけない立派な紫陽花の株。 緑道にも様々な品種が並ぶ。 毎年同じ株を撮っているようで見覚…
6月1日時点では確かにまだ幼虫だった。 6月4日に確認してみると一番大きな幼虫が既に蛹になっていた。しかも立派な大顎が見えるのでオスだ。嬉しい。 羽化までに1ヶ月ぐらいはかかるらしい。直径10cmのボトルに頭部が腹部に畳まれる形でいるのでかなりなかな…
紫太陽を市松紋様角鉢に避難させておいた。根詰まりした苗ケースに放置しておくと枯れてしまいかねない。 相性の良さそうな陶蟲夏草鉢が出来上がるまでここで育ってもらおう。
庭から摘み、鉢に挿してみた。 良いと思った。不思議な一体感がある。 そもそも冬虫夏草をモチーフにした鉢だからか。陶の子実体の翡翠色が羊歯植物の色合いとも相性が良く、焦茶色の新芽が引き締まる効果を発揮している。 茶と若葉色と翡翠色と白。色数の割…
年に3週ほどの休暇のために49週働き、毎週2日の週末のために5日働き、毎日7時間の睡眠と2〜3時間の私的な時間と食事時間のために10時間働く。 それが当たり前だと思って働いてきたが全く当たり前ではないことに気づき始めている。いまさら、遅いけれども。な…
店舗に置きたいというお誘いに応じて7点ばかりを委託販売をお願いすることにし、初めて納品しにいく。 不特定多数の方に売るのは初めてだ。売るために作っている職業作家ではなく自分が欲しいものを作っているので手放すのは寂しい。そんなわけで記録に残し…
川治温泉、湯西川温泉、中三依温泉と温泉が続く温泉街道。 もう開き直って富士急の戦慄迷宮の鬼怒川版を作れば良いのに。3年連続サウナシュラン日本一の御船山楽園ホテルの廃墟TEAM LABデジタルアートを鬼怒川でも演出して貰えば良いのに。 逆手にとって廃墟…