陶蟲夏草で少しばかり世に打って出る

世に少しばかり打って出る。

 

表現が大袈裟かもしれない。しかし私の中では慌ただしい日常から時間を捻出して対応するには必要な意気込みだ。

 

群馬に「灯螂舎」というかなりコアな蟲マニアが集う昆虫原料を使ったオシャレ焼菓子屋がある。蟲にまつわるアートクラフト作家作品も展示販売している。そこに私の作品も置かないかとお声掛け頂いた。取り敢えず7点ほど送ることにする。

https://tourousha.jp/tochukasou-20230603/

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写真がしっかりしてるな。私も写真のクオリティを上げられるよう努めたい。

 

それとは別に自然造形物の展示販売をしている雑貨屋があるのだが、少し前にそこの社長と会って作品を見てもらい、是非何か一緒にやろうと誘っていただいた。京都店今年11月〜翌2月、東京店で来年3月〜6月に催される展示販売会で置かせてもらうことになった。ここのオリジナル商品はあちこちの美術館や博物館の物販で売られている。かなりレベルの高い作家さんと並べてもらうことになるので見劣りしないか不安もあるが、「これなら売れるんじゃない?うちで置かせてよ」という社長の目利きと言葉を信じて自信を持つしかない。30〜40鉢ぐらい満足のいく作品を作った中から選びたいと思う。いくつかは存在感のある大物も混ぜたい。

 

それから国内外で発売しているアート系雑誌から1ページ掲載したいと依頼が来た。無料だそうだ。断る理由も無い。手持ちのスマホで撮影した写真しかなかったのでそれを送った。こういう機会があることを思うと、ちゃんとしたカメラで高画質に撮影しておく必要がある。これまで私が手に取ったことのない雑誌なのでどれだけの人に手にしてもらえるかはわからない。

 

あとは個性的な塊根、アガベやサボテンのような珍しい植物に合う植木鉢のコンテストの応募お誘いが来ているがそれに応じるかどうか検討中。これは応募して審査を通過したら売らないといけない。

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屋号は「陶蟲夏草」。

 

今年から来年にかけて蟲好き、陶器好きの知り合いが少しは増えるだろうか。

 

作陶して発散していないと理屈では必要だとはわかっていても「仕事」や「日常生活」を維持できない気がしてしまう。