芸術家

朝倉彫塑館

日暮里にお出かけ。令和4年にもなってこの昭和感たるや。 日本を代表する彫刻家朝倉文夫のアトリエ兼住居として29年間暮らした場だという。 館内は写真撮影禁止とあったので載せられるものがないが、素晴らしいブロンズ像の数々。 制作を容易にするために天…

手塚商店にて田中ふみえさん作品に出会う

作品を展示する空間自体を最大限に魅力的にして作品の魅力も引き出す。主人が作家の経歴や作品の狙いを語ってくれるのも大きい。販売店としての役割の大きさも見せてくれる手塚商店。もちろん、作品に強さがあってのことだけれども。 大正時代に建てられたと…

白華窯 唐津焼作家吉永サダムさん

Caffe Lunaで展示販売されていた吉永サダムさんのマグカップが気に入った。そこにいた常連のミュージシャンの方も吉永サダムさんを褒めちぎるので、これは工房にお邪魔しするしか無いと思った。カフェの女主人が工房に鎬のマグカップがあるかと電話してくれ…

佐賀3日目 伊万里の秘窯の里

大川内山は鍋島藩直営の秘窯で隠れ里の雰囲気は必訪、必見。 花木に彩られた鍋島藩窯公園の散策も楽しい。 30ある窯元はどこも作品の説明を丁寧にしてくれてとても勉強になる。 単線1両ワンマン運行の松浦鉄道の金武駅途中下車の旅も楽しい。 天気が良ければ…

岡本太郎記念館

おそらく、最も敬愛し尊敬している芸術家の1人が岡本太郎。その記念館に今まで足が向かわなかったが、ふと行く気になった。岡本太郎が幼少期から過ごした旧家跡地であり、戦災で消失後は40年以上住むことになったアトリエを建てた地。 岡本太郎は小柄な人で…

銭湯とペンキ絵

「ソロ活女子のススメ」を観ている。1人貸切リムジンツアーだとか、1人フレンチレストランとか、自虐ネタのようなテーマに思えたがドラマを観ると魅力的で男の私ですら真似してやりたくなる。作品から女子の属性は忘れて良い。1人で満喫するすべを紹介してく…

R座読書館と岡本太郎の見透かし

久しぶりに来ると改めていいなと思うR座読書館。高円寺にある私語禁止の静かに一人で過ごすカフェ。この珈琲カップとソーサーは初めて見た。ざっくり作られているようで、肉厚で安定感もある。いいな、これ。日本酒を飲むのにも使えそう。そもそも、ワイング…

ネイチャーアクアリウム

東京ドームで催されているADAのネイチャーアクアリウム展へ。 独自の様式や世界観を確立して世界水槽レイアウト大会を催し、日本から世界標準を確立した天野尚氏は本当に日本の宝だと思う。 https://www.adana.co.jp/jp/contents/iaplc/2017/index.html 話は…

漫画家の壁画満載 イナズマカフェ

荻窪に買い物ついでに前から気になっていた教会通りのカフェレストラン「イナズマカフェ」へ。ここは壁中に漫画家による寄せ書きのようなイラストが描かれている。基本的には少年漫画だ。ろくでなしブルース、ルーキーズ、べしゃり暮らしの森田まさのり先生…

東京オリンピックアート

いよいよ、開幕なのだな。コロナ禍のせいで盛り上がりを感じづらいけれども、折角なので渋谷の東京オリンピックアートを子供達と見てきた。 オブリタレーションとは忘却という意味だそうだ。 参加者は大小様々なカラフルな水玉シールを配られ、それを真っ白…

所沢サクラタウンと武蔵野坐令和神社

東所沢駅から徒歩10分弱。武蔵野の住宅街に突如現れる巨大な石建造物。 この謎の古代遺跡のような窓がない石の建造物は木材を全面的に使うことで特徴的な隈研吾さんによるデザインらしい。自分の普段のスタイルから離れて遊んでみた感じでしょうか。 そして…

芸術溢れる箱根湯本のカフェ「ウタリロ」

帰りのロマンスカーの出発時間までの1時間を潰す場所を探しながら駅から彷徨ってたどり着いたのがこちらのカフェ。途中には美味しそうなジェラート屋や珈琲ソフトクリーム屋もあったが座って食べられる店ではなかったのでここまで流れてきた。 店内は芸術の…

荻窪 紅葉と日本庭園の大田黒公園

門からの並木のアプローチが美しい紅葉の大木が見事樹肌が苔生した古木がたくさん正統派な和のしつらい大田黒邸リビングの壁紙が秀逸池の錦鯉が立派錦鯉への餌遣りが楽しい入場無料荻窪にこんなに癒される公園があったとは。和風な立派な門を抜けると新緑と…

理想的な陶芸家像 高根沢三郎

益子のカフェ「1 1/2」で見かけてなんとも魅力に嵌まってしまった珈琲カップとソーサー。マスターにこの人の作品を買える店はないかと聞いたところ、民藝店ましこを紹介してもらった。 作者は高根沢三郎さんという方で、農家に婿入りし、半農半陶の生活を送…

都道府県魅力ランキング最下位の栃木県。陶芸の聖地、益子を一人旅。続

益子といえば陶器。古くからの陶器の街で浜田庄司が移り住んでからは民藝で盛り返した益子焼き。今も作家が多く移り住み、春秋の陶器市には多くの陶器好きが集まる。本当ならば秋の益子陶器市に来たかったのだが、今年はコロナのせいで開催されない。 益子駅…

カロスキルよりもインサドン。最新流行スポット仁寺洞アート雑貨散策

仁寺洞は再開発が進む最新流行スポットだそうだ。王宮、ギャラリー街、韓国村という古民家を改装したお洒落なカフェやレストランが密集した地区が相互に徒歩圏にあるので週末を潰すのに至極快適だった。 サンジキルという雑貨店が入った商業施設が大抵のガイ…

藝祭 2019年。神輿と七宝と鍛金のぐい呑

午前半休で駆け足で東京藝術大学の学園祭である藝祭を覗いた。 藝祭の名物は創作神輿。数年前から8基から4基に減ってしまったがその分、それぞれの演出時間が伸びて充実したようにも思う。大賞の神輿はスチームパンクの船のような奴だった。 神輿の造形だけ…

「多肉の森」制作依頼。主役は碧瑠璃蘭鳳玉。

今夏、思い立ったこと。それは画家の知人に絵を描いてもらうこと。 京都にいる頃に親しくしていた仏画師の友人から、高円寺に在住の現代画家の知人を紹介してもらった。京都と高円寺、二つの街での縁だ。彼女の作風はどちらかというと女性的で幻想的な絵柄の…

家に帰って子供達の写真を撮りたくさせるRehahnポートレート写真家ギャラリー

ホイアンの街をぶらぶらと歩いていると、旧市街の町外れの路地にRehahnというフランス人の写真家のギャラリーを見つけた。 色鮮やかなベトナムの色と共にベトナム人のポートレートを撮り歩いた人だそうで、ナショナルジオグラフィにおいてスティーブ・マーキ…

ブルーキャスケットから転生したオンディーヌ

東高円寺駅のオオゼキスーパーの近くに「ブルーキャスケット」という喫茶店と「色即是空」という立ち飲み屋が隣り合っていたのだが、建て替えの為に今年の4月でどちらも閉店してしまった。そのうちの「ブルーキャスケット」が「オンディーヌ」と名前を変えて…

現代美術がわからない。ポンピドゥーセンター。

近現代美術10万点以上を収集し展示しているというポンピドゥーセンターの国立近代美術館に行ってみた。近代美術、造形、デザインに関しては欧州一の規模の美術館と聞いて一度は行きたいと思っていた。 一目でわかるジャクソン・ポロック。確か彼の作品は220…

パリ、モンマルトルの街散策。壁の落書き絵が楽しい。

13時間のフライトの後に時差ボケにうまく対応してコンディションを整えるには体を動かすことに尽きる。早速、常宿のモンマルトルを散策。 壁のグラフィティは毎年のように描き直されているように思う。 ゴッホさんかね。 近くで見ると乱雑極まりないけれど、…

五美大卒展 2019年

毎年、新国立美術館で催される五美術大学の卒業制作展へ。観に行くならば幼稚園の息子を連れて行かねばならない事情があり、行くか逡巡した。しかし行くならば今日しかない。そこで、念には念を入れて作品には触らないことを約束してもらい、鑑賞時は手をず…

藝祭アートマーケット戦利品 指人形と銅蝉幼虫

藝祭アートマーケットの戦利品を記録しておこうかと思う。 これが私が大学院在籍の高橋ジョニー氏から購入した指人形。指は中指なんだそうだ。 なかなかこれを作る発想は湧かない。シュール。滑稽。ユーモラス。猟奇的。 これをアートマーケットの為に作り溜…

2018年藝祭 素晴らしい作品の備忘録

朝の7時に家を出て、上野に向かう。今日は丸一日、公私ともに休み。折角なので藝祭の朝一の無料コンサートに顔を出して見ることにした。 8時前に着いたのだが、開門は8時半だという。間違えたようだ。しかしこの時点でもう20人近く列ができている。のんびり…

上海 莫干山路50号 鹿まみれ

豆鹿の全身剥製がいた。我が家の頭蓋骨はこの鹿と同種のものだと思われる。 こんな静物画のような人物画もあった。こういうの好きだな。鹿、鳥、美人という節操の無い好きなものの寄せ集め。僅かに傾いているのは鳥一羽の重みか。角の枝ぶりが左右でかなり異…

備忘録 旅籠屋丸一の好みの意匠と内装 藤田嗣治、小倉遊亀、土牛

こんな大きな高杯というのも存在感があって良い。こんな植木鉢を作ろうか。 注意を向けると石燈籠の中にお稲荷様が収まっていた。こんな細部の拘りや豊かさが素晴らしい。 葉の繁げる瑞々しさが良い。梅雨の雨に打たれた美しさが増す。 なんとも存在感のある…

清水真里さんの美麗球体関節吸血人形が居並ぶ古物商カフェバー「ブルーキャスケット「青棺)」

久しぶりに訪れた東高円寺駅前の古美術商カフェバー「ブルーキャスケット」。店名の意味は青い棺。 名物というか看板は、青い棺に入った妖しく美しい球体関節人形。清水真里さんという、その筋では有名な作家さんによるものだそうで熱烈なファンも多いという…

高円寺に急げ。大道芸祭と大駱駝艦、Julotの高高度フラフープ。

4月最週末土日恒例の高円寺大道芸祭。今年も素晴らしい演技の数々を楽しめた。 Julot(ジュロ)さんというフランス人大道芸人のフラフープ芸。 高さ11.5mのポールを使った大迫力パフォーマンス。 四方からの綱が外れて、観客もアクシデントなのか事態が掴め…

フランスの陶芸術家に突撃訪問

たまたまSNSの陶芸家のグループに投稿されていた器が面白いと思って、フランス在住の陶芸家に友達申請をしてみた。 彼の工房の住所が南仏になっていたので、流石に会うことは叶うまいと思いつつもパリに行くことを告げると、ちょうど10日、11日にパリで2日間…