日本酒・洋酒

帰途に吸い込まれる危険な新店飲み屋「ニコロク」

2月にオープンしたばかりの東高円寺の居酒屋「ニコロク」。新宿にあるお店の2号店だそうで、オーナーも店長もグローバルダイニングという飲食店グループで長らく働いていたそうだ。アニメ「君の名は」で主人公のバイト先として描かれる新宿御苑にある「ラボ…

スペインからの戦利品

Cortes Inglesという高級百貨店に行った際もあまり買うものが無い印象だったマドリッド。しかし振り返るとそれなりに購入して帰った。食品の多くはMercadonaの自社ブランド品。自分用はAngel Studio。 リヤドロの陶人形。母が好きなので、日曜蚤の市で「羊を…

マドリッド街歩き

マヨール広場が一つのマドリッド名所らしい。 市庁舎の壁画は美術館そのもの。もっと近くで見たかった。 さすが南米を侵略しまくって黄金を収奪して回ったスペイン王国の王都。古い建物が豪壮だ。 そこらへんのレストランの店構えも重厚。 レティーロ公園近…

生牡蠣食べ比べ 笹塚「兎屋」

北海道厚岸の生牡蠣と岩手大船渡の生牡蠣の食べ比べ。 全く味が異なることに驚く。どちらも美味しいが好みは厚岸産の生牡蠣。 生牡蠣にワインやシャンパンを合わせるのは結局難しいが辛口日本酒は容易に合う。 王録、上喜元、酔鯨と杯を重ねる。 美味しすぎ…

2024年の豊富すぎる抱負 健康を取り戻し陶芸の展開に励む

2023年は親戚や親戚の愛犬、大学の知人など訃報も多かったように思う。当たり前のことなくせにイマイチ実感が湧いていないことが「人は誰しも死ぬということ」。見栄や世間体のために努力して無駄にする時間の余裕などないはずだ。もっとより我儘に好きなこ…

2023年抱負の総括

仕事で人員削減のしわ寄せを目いっぱいに浴びて健康を大いに損ねた年だった。その一方で学習テーマを定めて歴史を学びに佐原や京都へ、自給自足やSDGを学びに栃木へと子連れ旅行に行ったり、陶芸では雑誌に複数回掲載してもらい3つの販売店と契約を交わして…

善福寺川沿いでご近所常連に愛される「Go Crazy Cafe」

一度は夜に来たいと思っていたGoCrazy CafeのBarカウンター。 すっかりクリスマス仕様になっている。 とても気さくな話しやすいおばちゃんが適度な距離感で話し相手をしてくれる。入れ替わり立ち替わり常連さんがふらりと一人でやってくる地域に愛されたBar…

高円寺でただ日本酒を味わうなら「古今」

12月8日に開店したばかりという高円寺北口のココカラファインの地下にある居酒屋。日本酒バーという方が合うかもしれない。 裏春鹿。飛鸞。どちらも捨て難いが、飲んだことのない銘柄を試したく飛鸞を頂く。表現する言葉が見つからないが、食中酒としても食…

高円寺のラム酒バー dop

新規開拓したい気分で夜の高円寺を彷徨う。淫靡で混沌とした夜の高円寺にはまだまだ私の知らない店や人の輪があるはず。いつだって覗くたびに新しい何かを見せてくれた。 そんなわけで彷徨った挙句、かつて「芽の巣山 裏山」という塊根植物や多肉植物を売る…

日本酒生活「天領」「鶺鴒鳴」

かつて飛騨高山に旅行した際に買って帰って美味しくて惚れた地酒「天領」。これを新宿伊勢丹の催事で見つけた。 ああ、こんな味だったな。相変わらずうまいな。自分の味覚は変わってないな。そう思いつつあっという間に空いてしまった。 次に開けたのは京都…

京都からの戦利品

京都のお菓子は大抵、東京で買えてしまう。何を買って帰ろうか、という時にこれも買えるしな、あれも新宿伊勢丹で売っているしな、となる。何せ京都の友人宅へのお土産の菓子折りを新宿伊勢丹に買いに行き、京都のものだらけで困ったぐらいだ。 北野天満宮学…

15年ぶりに飲んだ 飛騨「天領」

まだ子供も産まれていない頃、夫婦で飛騨高山に遊びに行った。その時にやたら美味しかった記憶のある天領が新宿伊勢丹で催事販売に来ていたので思わず買ってしまった。 早速、開けて飲んだのだが、ああ、これこれ。期待通りに美味しくて嬉しくなった。 あの…

秋は味覚で感じるタイプ。高円寺「椿」

落ち着く味、杉勇の純米。 秋刀魚ですよ、秋刀魚。最近で秋を一番感じた瞬間は中秋の満月でもなくこれだった。 美味なやつだった。 見上げるとススキに電灯の傘が満月のようだった。 焼き味噌をちょびちょび箸で摘みながらお酒を舐める。 茗荷たっぷりの手打…

絶品ラム「Blue Rabbit」

幡ヶ谷のラム酒専門店「OOTONG RUM HALL」。ラムしか置いていない。それをロックやモヒートなど様々なスタイルで飲ませてくれる。 BLUE RABBIT SPICED RUM。 これまでの人生で最も美味しいと感じたラム酒はなんと日本国産だそうだ。国産黒糖キビを用い、麹や…

東寺、吟味屋菜菜色

毎月21日は弘法市だと思い出して3時過ぎに行ってみるも店はまばらで店じまいし始めている有様。聞いてみるとあまりの暑さに人は少なく、もつ見切りをつけて店じまいしているのだという。 バス停前で東寺餅と亥の子餅を購入。 さすが京都。餅はとろけるほどに…

インセクトバー

仕事帰りに久しぶりに四谷三丁目のインセクトバーに立ち寄った。 やはりガラスドームに標本を格納して全方位的に鑑賞できるようにしたい。 マンティスというカクテルを頂く。カタゾウムシの美麗な宝石コレクションを眺めながら頂く。 細長いシリンダー瓶に直…

ほっこりする街の居酒屋「コッカラ」

昨年11月にオープンしたという高円寺エトワール通りの家庭料理居酒屋。この入口のガラス戸が私の好みど真ん中。 気さくなおばちゃん2人が経営しているっぽい。 値段はなんとも良心的で味付けも優しく美味しい。とうもろこしのかき揚げは美味しくないわけがな…

ロンドンパブビール三昧

なんて素晴らしい国なのだろう。 平日は毎日のように19時を過ぎたあたりから街角のパブで大勢が立ち飲みしている。待ち合わせしているわけでもなく、店内の席に座らずにジャッキを片手に外で飲んでいるのが基本なのだ。 もう、どのパブでも。 どこも似たよう…

ロンドンといえばパブ OLD BLUE LAST

ロンドンといえばパブ。ありがたいことにパブにハズレがない。いいなここ、と感嘆するようなパブが街角のあちこちにある。 私がたいそう気に入ったのがホテルから近いOLD BLUE LASTという交差点の角にある見た目も素晴らしい店。 どうやらLIVE MUSICもウリの…

高円寺の蕎麦割烹居酒屋「椿」

こんな店が高円寺には増えて欲しい。そんな高円寺の蕎麦割烹居酒屋「椿」。 ・前回の続きで会話のできる店主、店員 ・適度な距離感で初対面でも雑談できる客層 ・基本は独りで、時に友人数人と行くのにちょうど良い小ささ ・味付けの濃すぎない滋味深い美味…

高円寺の贔屓の蕎麦居酒屋「椿」

私が通っていた店にルック商店街の3階にある「紅い花」がある。コの字カウンターの和風で大正や昭和初期の店のような雰囲気を纏った燻銀の蕎麦居酒屋。 それがコロナ蔓延時に休業したまま閉店してしまった。高円寺で閉店を惜しまれるのは「てんてこ」「ビス…

高円寺界隈の藤の名所

桜が終われば藤の季節。あちこちの公園には藤棚があったりするけれども高円寺界隈で私の知る限り最も見事なのは民家の塀に沿って咲く藤。厳密には中野。 こんな見事な藤を毎年見事に咲かせ、往来の人々を楽しませてくれて本当にありがたいと思う。 藤は近く…

佐賀美酒 天山と東長と。

備忘録。普段好んでいる純米酒とは異なるベクトルだが大変楽しめたのが佐賀の東長(あずまちょう)。 「佐賀県産米(レイホウ等)と多良岳山系の清冽な水だけを使い、9号酵母で造ったお酒です。伝統的な三段仕込みにより、米の旨味と芳醇な香りが調和した、キ…

日本酒カップ酒いろいろ

子供が幼稚園の頃から愛用しているのが日本酒カップ酒の入っていたガラス容器。子供の手にも包み込めるほど細く、満杯にしても重くない。取手つきのプラスチックコップが嫌いな私にとって子供用コップにこれ以上適したものを知らない。 私のお気に入りは「唐…

穴場発見善福寺公園のGO CRAZY CAFE

梅里公園から妙法寺、大宮神宮から善福寺沿いをジョギングしてたどり着いた公園に面したカフェ「GO CRAZY CAFE」。公園沿いにテラス席を並べてくれている気持ちの良いカフェ。 夜はバー営業もしているそうだ。両親はドイツ人と日本人だという感じの良い女性…

和食と日本ワインに先鋭特化「わにわ」

高円寺の中通り商店街にできた葡庵の姉妹店「わにわ」。和食と日本ワインがウリらしい。その頭文字をつなげて「わにわ」。 菜の花の辛子和え 鯵のなめろう モツの山椒煮 蛤の卵雑炊 9月のオープンでもう結構、常連客がついている様子だった。テーブル5卓にカ…

昼から酒、昼から露天風呂。

「屋守」美味いな、と昼から息子が勉強している居間で目の前で飲み始めたら妻と息子の総攻撃にあって追放された。典型的なダメ親父の姿を再現するなと。全面的にあちらが正しい。 屋外に避難し、ビニールプールにお湯を張り、保温器「沸かし太郎」を投入して…

ふるさと納税は佐賀が充実

どのみち収めないといけない税金で地方の物産品をふるさと納税返礼品としてもらえる制度には大変お世話になっている。過去訪れて惚れ込んだ地方や親戚の出身地などの品を選んでいる。都会からの税の流出が問題視されているがそもそも税収格差は東京と地方で…

「屋守」純米中取無調整生と真空低温調理鮭と生クリームのワインソース添え

東京に美味しい酒なんてないでしょう。東京の酒で喜ぶなんて美味い酒を知らんやつだな。そんな世間一般のイメージがあるように思う。 改めて飲んだけれども美味しいと一人で何度も頷いた「屋守(おくのかみ)」の純米中取無調整生。無調整なのにアルコール度…

年末年始の上等酒Opus One、勝駒

元旦に凧を上げた。連凧が澄み切った2023年初日の空によく映える。なんだか幸先が良い。 風が無かったのでその分、子供達は頑張って走って上げた。 霜柱も高く伸びていた。サクサク踏み割るのが心地よい。 初詣に行った神社の一景。 マンゴー殿を亡くした。…