日本酒・洋酒

清酒「鬼剣舞」と花の王

ひれ伏せ。これなるは花の王なるぞ。それが牡丹だそうだ。シルクのような光沢を纏い、薄く繊細だが幾重にも重なって量感豊か。確かに中国人が特別な位置付けを与えたのも納得のできる豪華さ。見事な花ですねえと褒めたら、「ぜひ奥様のために持っていきなさ…

上総大多喜の地酒 豊の鶴酒造「大多喜城」

地方への旅行の楽しみの一つは地酒を飲むこと、買って帰ること。普段立ち寄る高円寺の酒屋や都心の百貨店で扱っていないような地酒で美味しいものが見つかると嬉しい。 本多忠勝が整備した大多喜の城下町に残る唯一の酒蔵、豊の鶴酒造。 この町で唯一の酒蔵…

室内で花見酒。青壁に阿櫻。

今年は桜の開花も早い。東京は22日で満開だそうだ。昨晩の嵐はこれから盛りの桜を散らすことはなかったようだ。 花屋でなんとも立派な桜の枝が300円で売っていた。買った時にはまだ3割近くが蕾だったので満開散りかけの処分価格などではない。イベントや業務…

自分好みの酒器で日本酒三昧。「日の丸」「青天の霹靂」「久保田 千寿」

徒歩圏内の高円寺「オオゼキ」スーパーのおかげで、お酒を買いに探しに出るのが楽になった。 大きな買い物用マイバッグに日本酒を入れると重くて転がるので座りが悪い。そこで日本酒を買うぞと意気込むときは山形県酒田の銘酒、上喜元の布地を使ったマイバッ…

大好物ビール「雷電 閂」到着。ふるさと納税でタダ酒を呑む後ろめたい悦び

ついに届いた。ふるさと納税で注文したオラホビール。 「個人住民税は、住民に対して行う行政サービスなどの受益に対する対価として、地方自治を支える基幹税」 杉並杉並区民として区民図書館や区営プールを使わせてもらったり区のサービスを受けている者と…

高円寺のスーパー「オオゼキ」の日本酒品揃えが熱い

ここ1年ほどの傾向だが、高円寺のスーパー、オオゼキの日本酒の品揃えの充実度が増し続けていて注目している。 東洋美人 九平次 今司代 雁木 獺祭 無濾過生原酒、発泡酒、冷下ろし、限定酒。 八海山の雪室貯蔵三年酒なんてのもある。新潟の蔵元でわざわざ買…

都道府県魅力ランキング最下位の栃木県。陶芸の聖地、益子を一人旅。

ありがたいことに有給休暇を10月中に4日ほど取得しないといけないことになり、妻の許しも出たので一泊二日の一人旅に出ることにした。 御嶽山で一人キャンプ。下諏訪のゲストハウスに泊まって酒蔵巡り、温泉巡り、民藝に鰻。あれこれ頭に浮かぶ。滅多にない…

コロナ巣篭もり生活のお供 日本酒あれこれ感想

コロナ外出自粛生活3か月目。最近、酒量が増えている。 コロナ禍における飲食店の営業停止や大量閉店で業務用の日本酒消費が大打撃を受けているそうな。酒蔵によっては飲食店向けの一升瓶を個人消費向けの四合瓶に詰め替えなおして出荷しているところもある…

中野、高円寺、阿佐ヶ谷の酒屋

酒屋さんは国内に1400あるといわれる製造元のうちのどの酒蔵の商品を扱うかを選ぶことを通じて、どの酒蔵を支援しているかを選んでいることにもなる。生産が小規模で広く流通していない美味しいお酒を見つけ出して店頭に置いてくれることは素人が容易に入手…

「鶯印のどぶろく」でどぶろくの美味しさに目覚めたかも。

福岡は久留米の日本酒蔵、山口酒造所の「庭の鶯」。愛飲している銘柄の一つだが、珍しくどぶろくが売られていたので飲んだ。 半分はラベル買い。このレトロな意匠がほっこりする。 どぶろくと聞くと清酒を飲むお金もケチって酒ならなんでも良いやと言わんば…

信州家族旅行 旅程備忘録

軽井沢、松本、渋温泉、竜王雲海SORAテラス、蓼科、諏訪を巡る500km走破の3泊4日の信州家族旅行備忘録。 学び 1.日本酒好きな外国からの友人が来たならば、1泊2日で諏訪湖に湖の眺められる温泉宿をとり、酒蔵巡りや寺社巡りを満喫するのもまとまりの良い充実…

桜に菜の花、ゴルゴンゾーラに蜂蜜、クリームチーズに山椒。

とある機会にチーズと日本酒のマリアージュを楽しむことができた。 チーズはBrillat Savarin Fraisというクリームを加えて作るフレッシュタイプのチーズで、濃厚でまろやかなフランスの白チーズ。酸味もしっかり感じられるのが特徴だという。 それに合わせた…

金のない若いビオ・ベジ志向者にこそ日本酒を。「花の香」「南部美人」「土耕ん醸」「一歩己」

い この純米大吟醸「花の香」桜花が720mlで1420円か。華やかで食前酒としても楽しめる爽やかな果物香だが食中酒として楽しむにも食べ物を邪魔しない淡麗さ。1420円はショックな低価格だな。適正価格付けを間違えているとしか思えないのだけれども。熊本のお…

林檎と栗の洋酒 LE BIRLOU

高円寺で行きつけのバーがある。洋服店の2階で看板を出さずに営んでいる落ち着きのあるバー。 アルコールはたった一杯からでも害があるなんて話もある。飲酒運転での轢き逃げ事件が世の中を騒がせていたりもする。それでも適量、美味しいお酒を飲むのはとて…

最近の日本酒生活が充実。陽乃鳥、丸飛、田酒と新しいぐい呑

辛口系の日本酒を好む傾向があるのだけれども、ああ、これは美味いと思った旨口系を3銘柄、記録しておく。 昨今人気の新政酒造。実験的に毎年改良している銘柄シリーズがあるのだが、その一つがこの「陽乃鳥」。水の代わりに醸造済みの清酒で仕込む、貴醸酒…

「庭のうぐいす なつがこい」「田酒」 と庭摘み山椒の穴子土鍋御飯。

氷温にキンキンに冷やして飲むのも美味しい。 庭の山椒の実を佃煮にした。定期的に葉も摘んでいると、都合よく若葉も手に入る。 米の味がしっかりして、いつ飲んでも、ああ、自分は田酒が好きなのだな、と思う。思った以上に広汎な料理に合わせられる万能食…

京都割烹料亭級かもしれない料理と日本酒銘酒50種類 区民酒場「左利き」

なんと1ヶ月前に新規開店したばかりだという。もう記憶に無いがペットショップ「ゆうほ」の跡地だという。純情商店街の「串かつでんがな」を右に入った一本裏路地なのでなかなか一見さんが気付いてふらりと入りにくい立地ではある。 「左利き」区民酒場って…

ランスでシャンパン探し

ランスへ。Reimsと綴ってランスと読む。ますますフランス語は私を遠ざける。 ランスはシャンパーニュ地方の中核都市で、パリ東駅からTGVという新幹線でたったの45分という近郊。駅前にうじゃうじゃとシャンパン蔵が犇めいているだけでなく、世界遺産のサンレ…

八海山 雪室見学 しかし何より三年熟成本みりんの美味さよ

1泊2日で初日はスキーをし、翌日は新潟県南魚沼市の「八海山」の酒蔵へ。 八海山の酒蔵には2013年に完成したという雪室があるというので見学した。かつて電気式冷蔵庫が普及する前は茅葺の建物に冬の間に雪を詰め込み、その雪で貯蔵するとともに夏には雪塊を…

黒豆は自炊が健康的で美味で良い

書きそびれてたけどせっかくなので正月雑記。 正月は友人から新居祝いに頂いたドンペリニヨンを実家に持って帰って家族親戚で開けた。友人に多謝。シャンパンは御節に合うのだな。シャンパンに苦手意識を持っていたが、美味い。御節に合わせたからなのか、ド…

日本酒好きになって有り難みのわかる酒田の故郷

先月、初めて息子を連れて祖父母や義父の墓参りに行った際に購入した日本酒を開けて飲んでいる。 出羽三山から取ったであろう「出羽燦々」と名付けられた庄内の酒適合米を用いて醸された銘蔵「上喜元」の純米大吟醸。山居倉庫で貯蔵した、ここでしか販売して…

秋田県最古の酒蔵 名酒 飛良泉 純米大吟醸

池袋の西武百貨店で売られていた。 この日本酒を知っている。秋田の仁賀保という小さな港町にある酒蔵「飛良泉本舗」の酒だ。仁賀保駅前にはたいそう美味い寿司屋があるのだが、そこで初めて飲んだ。 秋田県産の秋田酒こまち100%使用。日本酒度-1.0、酸度1.6…

六友 京都北山の酒

米の味がしっかりとした純米吟醸酒。京都に住んでいた時には聞いたことのないお酒。伏見や洛中、京丹後なんかの造り酒屋は見聞きしていたが、北山にもこんな蔵があるとは知らなんだ。 生産量が少なくてあまり販路が広くないだとか、新宿伊勢丹での販売も今日…

達磨正宗 三年熟成

もう、日本酒で日本酒ならぬものを作ったとしか言いようがない。深みとまろやかさはウイスキーのような蒸留酒に少し近いのか。 岐阜の創業170年近い老舗の酒蔵で、ここ40年ほどは日本酒の古酒作りに励んでいるパイオニアだそうだ。このラベルの意匠も時代に…

阿桜 特別純米無濾過生原酒 中取り

日本の五大杜氏、山内杜氏の照井俊男さんによる純米無濾過生原酒。しかも中取り。 あきた酒こまちを精米歩合60%に磨き、協会酵母901号を用いたもの。そう言われても違いはわからないけれども、秋田育ちの酒米を使った秋田の酒だということだ。協会酵母901号…

鶴齢純米超辛口

特約店限定。原料米には、長野県産「美山錦」を全量に使用し、60%まで磨き上げ、9号酵母と地元の霊峰「巻機山」 の伏流水にて仕込まれた超辛口の純米酒だそうだ。 しっかりとした酒の旨味を感じられる辛口で好みの味。旨味のある超辛口というのは個人的…

紀土 純米吟醸夏酒

和歌山の平和酒造の純米吟醸夏酒。紀土でkidと読ませるところに今風な印象が強い。やたらワインのエチケットラベル風にしたり横文字にしたりType-Fなどとしたり洋物かぶれたのは好みではないのだが、これはどうだろう。 そんな偏見で飲んでみたが美味い。か…

七賢 純米大吟醸 絹の味

山梨で入手した、白州の名水で仕込んだというお酒。江戸から続く老舗の酒蔵のもの。 軽い甘口で、大吟醸にしては抑え気味の吟醸香。よって食前にちびちび飲んでも楽しめるし、食中酒としても合わせやすい。 焼きそば 餃子 ハンバーグ 生姜焼き 竹の子のグリ…

庭には二羽のうぐいす。荒走り、中汲み。

槽で絞る際に、絞り出してすぐの酒を「荒走り」、その後の安定した絞り酒を「中汲み」あるいは「中取り」、終わりの絞り出しを「責め」「後取り」というのだそうだ。ちなみに機会で効率良く絞るものは三段階で分けずに全て混ざる。 同時に同じ酒蔵の同じ銘柄…

秋鹿 純米吟醸 超辛口

大阪能勢の酒蔵の地酒。奈良の春鹿酒蔵の「超辛口」が好みなのだが、普段流通しない秋鹿の超辛口を店の棚で見て思わず春なのに買ってしまった。日本酒度+14。 そりゃ春鹿も秋鹿も季節によって名前を変えるわけにもいかないのだろうな。 全量山田錦60%磨きと…