2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

疲弊

東京に3日、滋賀に2日。 広州に5日間。 東京に5日間。 滋賀に5日間。 東京に4日、滋賀に1日。 ジュネーブに3日、フランクフルトに2日。 東京に5日。 滋賀に5日。 向こう二カ月の日程を書いてみた。前任者が急遽辞職する為に急遽穴埋めに向かう一方で、自分の…

堕落

自分の強みは環境耐性の強さだと思っていた。しかし、知らず識らずのうちに随分と贅沢に慣れていたらしい。 130m2の庭付き一戸建てで駅まで徒歩5分。床暖房に電動シャッターに充実した収納。台所には内臓オーブンレンジに食洗機に内臓足暖房。山まで徒歩5分…

遷都

古の都から、現世の都へ移ることになった。おめでとう、と同僚は紋切りに言ってくれるが心の内では落胆している。京都生活があまりに快適だったものだから。 庭の楓や仙人掌は処分せんといかんのか、マンゴーが歩ける野山はあるのか。息子と散歩する木陰はあ…

片眼の猿

人間というのはけっきょく、記憶なのではないだろうか。姿かたちが人間をつくるのではないし、見聞きしてきた事実が人間をつくるのでもない。事実の束をどう記憶してきたか。きっとそれが人間をつくるのだろう。そして、事実の束をどう記憶するのかは、個人…

翡翠蔓

熱帯の中の冷たさ。天然のトルコ青というかティファニーブルーというかロビンエッグブルーというか。 翡翠蔓が古くから知られていたら翡翠蔓色のような名称が生まれていたと思う。この冷気は他の類似色には無いと思うのだよ。

親知らず二本抜き

ゴリゴリ、バキバキと歯を砕かれて親知らずは抜かれた。脳天に響くようなあの嫌な振動。 で、ずきずきと痛む日々が始まった。もう、げんなり。 健康の大事さを痛感する。痛みに思考が中断される。たいしたことは考えていないといえど。肥満、視力劣化、親知…

親知らず

親の心、子知らず。とは関係ないが変な名前の「親知らず」。 あまりに鈍痛が続くようになったので歯医者に診てもらったら、斜めに生えた親知らずの底部に隙間ができて大きな虫歯になっているそうだ。なんてことだ。しかも上顎の左右にも親知らずが生えており…

スペアリブの鳴門オレンジマーマレード煮

また作ってしまった。手軽でうんまい。醤油で煮込むから、和食なのだよ。肉を愛する欧米人が醤油で煮込むこの味を知らないとしたら勿体ない。

ああいえばハシモト

橋下さんの「誤解で傷ついた方がいらっしゃるんであれば、大変申し訳ないと思う」という台詞は謝罪していないよな。 「傷ついたとしてもそれは聞き手の誤解で自分の言っていることは正しい、もし誤解した人がいるなら誤解をさせたことに関しては申し訳ない」…

蟻の巣コロリに診る本性

蟻が家の中で出始めた。最初は数匹がちょろちょろと迷いこんだように這っていた。 翌日になると更に増えていて、辿っていくと風呂場のタイルの隙間から入り込んでいるのだとわかった。ガムテープで塞いでみた。 翌朝、嫁さんが絶叫。そこら中に蟻、蟻、蟻。…

ブラックバス

ホンマでっか。旨いのか、ブラックバスバーガー。 確かにスズキ科の魚でもともと、食用に持ち込まれたぐらいだから、旨いのかもしれない。しかし多景島や竹生島周辺の水深40メートル以下の清浄な水域のブラックバスを捕獲しているので臭みは無いという説明を…

彦根城

この季節、紅葉の新緑の下を歩くのがなんとも気持ちよい。息子を彦根城へ連れていった。曲がりくねり、リズムを狂わすような石段の配置のされ方はバリアフリーとは対極の概念。そりゃ、城だもの。ベビーカーは太刀打ちできず、息子を背負って歩くと背中はあ…

昼から酔っ払い

庭の雑草を毟るついでに、名前の知らん勝手に生えている花を摘んで適当な器に投げ入れる。 そして昼から淡路で買ったお気に入りの日本酒をちびちびとやる。可憐過ぎる花は好きじゃないけれども、やはり旨い酒を飲むには仙人掌を見ながらよりも草花をみながら…

新緑の毘沙門堂

涼風が通り抜ける新緑の皐月。毘沙門堂まで散歩して、人けの無い椛のトンネルをくぐる。たまらん気持ち良さだな。 息子もいつの間にかうたた寝。

赤土しっぴき痕受け皿

余った土で戯れに造ってみた。轆轤で引いた器は最後に「しっぴき」という紐で台から切り離すのだが、その際に不思議な涙粒型の文様ができる。それをそのまま取り込んで底にし、縁を立ち上げて植木鉢の受け皿を造ってみた。青磁を薄く掛けたので模様はそのま…

青磁蕎麦猪口

並白土に青磁を薄掛けして焼いた。形は猪口だけれどもサイズは小鉢。胴には浅く平行に細かく轆轤目をつけたので、触った限りでは平らだが視覚的な線が入って面白い。斜めに右下から左上に貫入が走っているのは、時計回りの轆轤回転でこれだけ土が捩じれたと…

赤土白マット鉢 X 恩塚鸞鳳玉

焼き上がった陶器鉢に四角恩塚鸞鳳玉を植えた。地味で良い感じ。丸くぼってりとした恩塚鸞鳳玉が多い中で、高く立ち上がった株は少ない。この根元の細い形状を気に入っていて、植え替える際に根っこぎりぎりまで露出させてみた。風邪を引かんと良いのだが。 …

白荒燭台鉢 X 常盤忍

随分と久しぶりに陶器が焼き上がったのを受け取った。とても製作のペースが遅くなっている。 キャンドルスタンドですか、と先生に聞かれた。いや、これも植木鉢ですと答える。これをみても何が何だかわからんだろうな。たまに植木鉢を造られる方もいますけど…

乗鞍岳

友人に低山登山に誘って頂いた。 湖北のマキノ駅から バスに乗り国境から登り始める。ブナの原生林を抜け 頂上の灌木林を抜け 松の林を抜け 左手に琵琶湖 右手に日本海を拝み 分水嶺の尾根を歩く 敦賀がすぐそこに見える 山頂では携帯ガスバーナーで湯を沸か…

マンゴーのストレス

マンゴーのストレスが爆発した。 先日の一泊二日の淡路旅行では家で留守番してもらった。真っ暗な夜。寒い夜。だから今日はマンゴーを連れて出かけようと思い、オヤツやらリードやらを準備していた。にも拘らず、直前になって居間にこれ見よがしに小便をして…

予告

鶏肉のなめこおろし煮(タニタ食堂レシピp59) さつまいもとりんごの重ね煮(タニタ食堂レシピp35) グリーンアスパラガスの白和え(村田吉弘レシピp74) パンプキンプリン(ルクエレシピ)

黄金週間に金閣寺の金を嗅ぐ

修学旅行以来、金閣寺を見てないと嫁さんが言うので息子を連れて見に行く。一応平日だったので黄金週間中とはいえ、駐車場は停められたし、そこまでではない混雑。さすが清水寺か金閣寺というぐらいの京都を代表する観光名所、外国人観光客の数は多かった。 …

千年一酒造 千代の縁

淡路でふとみかけた造り酒屋に入ってしまった。淡路に二軒しか残らない酒蔵のひとつ、「千年一」。 蔵の中では数人が酒を飲みながら紙箱作りをしていた。のんびりとした雰囲気。おやじさんが蔵の案内をしてくださった。 製造現場は非常に素朴で、隙間風は吹…

スペアリブのママレード煮

材料 (2人分)豚バラ肉(豚骨付きバラ肉)・400〜500g ママレード・70〜100g しょうゆ・35〜50ml ニンニク・1片 レタス・1/2個 サニーレタス・1〜2枚 プチトマト・4〜6個 1.ニンニクは縦半分に切り、芽を取る。レタス、サニーレタスは大きくちぎってサッと水…

起こるべく起きる高速道路炎上事故

名神高速上り線の大津トンネル内で、車3台が絡む事故があり、うち1台が炎上しているとのこと。神戸大阪京都から名古屋東京方面へ抜ける大動脈なのでとんでもない大渋滞になっていることだろう。ゴールデンウィークの大事な計画が狂ってしまった方は気の毒…

主夫の日

嫁さんにどこかでかけてもらって主夫を楽しむ日とする。 了:室内の植木鉢を庭に出す。水遣り。 了:雑草を抜く。カラスノエンドウを大量伐採。 了:買い物に行く。 了:写真を現像する。 了:掃除機をかける。 車の床を掃除する。 了:パンを焼く。干しイチ…

淡路玉葱美食

前回は帰りがけに「はなふく」というえらく行列のできた人気ラーメン店で一杯食べて帰ったが、せっかく淡路に来た帰りに食べるなら、そこらにもありそうな美味いラーメンよりも次回も「いづも庵」の淡路玉葱系かね。 出汁を回し掛けて食べる淡路玉葱満載の牛…

TOTOシーウィンド

とりあえず、コンクリートを打ちっぱなせば良いと思っているんじゃないかという建築家、安藤忠雄。そんな彼が設計を手掛けたTOTOシーウィンドというホテルに泊まった。まず受付を済ませて出迎えてくれるのが足弱や妊婦、幼児連れを一切拒絶するような巨大階…