2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

水上遺跡水槽蓋

仕様 19cm x 20cm、19cm x 23cmの2ピースフックで水槽の淵に引っ掛けられるように上段と下段の立体感を出し、上段は水面上、下段は水面下になるように水位調節する穴を6つほど開けてハオルチアを水耕栽培できるようにする。根はメダカの産卵床になるかもしれ…

ミヤマクワガタとアトラスオオカブト蛹

作業時間は3時間。やはり1つにつき1.5時間かかっている。 鍬のような湾曲がやはり素晴らしいな、と思ってクワガタの大顎だけを抜き出してみた。 このぐわんと曲がっている感じ。乾燥する際に歪みそう。 背中のゴツゴツ具合はミヤマクワガタのそれ。 もう一…

カブトムシの羽化

昨夏に秩父で子供たちと捕まえたヤマトカブトムシが無事に、唐突に、次々と羽化して地中から這い出してきた。 メスや小さなオスが出てきて、最後に角の立派なヤツが出てきた。小さなオスは角が曲がってしまっていた。前翅はしっかり閉じるが凹みがある。もし…

クワガタ標本陶台座

シリコンカーバイドを混ぜて発泡させた溶岩釉を塗った。それによりクワガタの爪が引っかかって固定できるようになる。 問題はたたらの収縮率が予想を上回っていてネジ穴がずれてしまった。 やり直しかね。 狙いは悪くない。黒い蟲が陶版の上だと引き立って豪…

作陶 羊頭狗肉

2021年11月 何を意図したのかよくわからないけれども衝動的に作り上げた。なぜ裸。なぜ女性。なぜ羊の頭をしてるのではなく羊の頭を被っているのか。 2022年5月 修正した際に使った土が異なることが判明。初歩的なミス。これを味わいとして正当化してしまう…

ギムノカリキウム「獅子王丸」の開花が愛でられない。

今年も花芽が元気に膨らんだギムノカリキウム「獅子王丸」 鉢との相性も良いと思っている。さあ、咲いてくれ。 株とさほど変わらない太さの鉢に植え、サボテンが球から柱へと育っていく。完成形は鉢と柱の長さが半々になった姿なのだがそれを拝めるのは20年…

白サボテン兄弟

成長が見られる白サボテン兄弟。無事に根が張ってくれたようだ。鉢にはそれぞれ息子の名前を彫り込んでいる。 この白いフサフサが好みだ。枝分かれして、手を挙げているような愛嬌が出てきた。 サボテンを乾燥気味に育てたいので鉢の側面に大きなスリットを…

居心地の良いテラス席のピザ屋「ピジケア」

高円寺北口に昨年できた久しく気になっていた店。ドアはなくビニールの垂幕が下がっていて開放的で入りやすさがある。しかし何よりも誘因は天井から下がる植木鉢の数々に感じる植物愛。

浮遊するハオルチア「瑠璃殿」

不思議ではないだろうか。浮いているように見えないだろうか。実際浮かせている。 京都時代に作った鉢だと思うが、作った当初は気に入らず庭先に転がされていたのだがしばらく経つと面白みを感じるようになった鉢。信楽白土で作り伊羅保を流しかけて横倒しに…

小さなフレンチカフェ「Main Street Cafe」

作陶のお昼休みにはもっぱら高円寺ではなく都立家政駅方面に行くようになった。土日の高円寺は好きな店はどこも行列ができて入れやしない。それが都立家政前駅まで行くとだいぶ空いている。 今回ぶらりと入ったのは「Main Street Cafe」。内装にはフランス語…

6月初旬の緑道

月曜日か。月曜日は気が重いが6月は花があちこちで咲いて目を楽しませてくれるのが救い。 青い。 徳川将軍家のやつだね。 クレマチスが星のように咲いている。 葱の臭さ、ギガンチウム。ドライフラワーにはならないことがわかった。 これほど花を咲かせ続け…

鋸鍬形蟲と団子蟲の造形。

無職は6月から働き始めた。15年前の若手の頃のような兵隊作業でなかなかしんどい。そうなると陶芸することでの気分転換が大きな意味を持つ。 6月中旬 作業時間3時間 団子蟲はもうかなり作り慣れてきたように思う。適度なデフォルメでまあ、こんなもんだろう…

鉢作家さんとの物々交換

Instagramを始めて良かったこと。それは作品を購入したいという引き合いが6件ほど来たこと。私は自分が欲しいものが売っていないから作っており、小遣い稼ぎで販売目的に作っているわけではない。なのでお伝えしている「譲っても良いですよ」価格は安くはな…

鹿猟に想うこと

。 それはそれは美しい5月中旬の牡鹿半島で鹿狩りに同行させてもらったのだった。 プロットハウンドという猟犬。和犬の猟犬よりも数倍の距離を走り回り、野太い声で吠える。家で飼うには声が大きすぎるが狩に出るとよく響く吠え声の有り難みを後で知ることに…

善福寺公園 nido

こんなリビング、バルコニーと庭があったら最高なのだが。当然、多肉植物まみれ、サボテンまみれの空間にしたい。そんなカフェ。 7km先の善福寺公園まで子供たちと遠征。今回はジョギングする気にならず、皆で自転車で向かった。 公園の北側にある、巨大なボ…

競争心とモヤモヤと

認めたくない事実として、自分のこれまでの人生には競争が染み付いているのだと思う。 私は自分自身をバランス派だと思っていたし、野心に溢れて大きな役職や仕事を取りに行く人達とは遠い人間だと思っていた。趣味や家庭を重視していると思っていた。ノルマ…

独特な手作り感が魅力の鷺ノ宮「白妙」

鷺ノ宮神社の向かいにカフェがあるのを思い出して仕事の資料を持ち込んでお邪魔した。カフェ巡りはしたいのだけど状況が許さず。ならば気分を変えて資料を読み込むためにカフェに行くという自己正当化をしてみた。 この独特な定規を使って書いたようなフォン…

朝ジョグに野方「cafe Chrome」

朝8:00から営業しているとのことなので朝ジョグに訪れた野方駅から数百メートル線路沿いを進んだ先の「Cafe Chrome」。家から3kmほどなのでちょうど良い距離感かもしれない。 店内はこじんまりとしていて2人掛け席が4つ。案外、1人客も多いだろうから4卓はす…

深紅の「ヨコヅナサシガメ」

そういえば4月に唐津城の桜の樹でサシガメを見つけたのだった。 こいつを見つけてすぐにサシガメだとわかったことが嬉しい。何だか少しは自分の知識量が増えていることを実感できた。 サシガメは海外では吸血性のものもいてシャーガス病を媒介したりと危険な…

無職期間を終えて感じた諸々。

働き方は自分が頭の中で決めつけていた以上に自由だ。 居場所は欲しい。社会的帰属がないのは寂しい。 消費だけで労働や生産が伴わないと消費もつまらなくなってくる。 世の中は広く、私にとって未知の魅力的なことがまだまだ沢山ある。ウクライナ情勢にどん…

冬虫夏草界の空也上人

だいぶクラッスラ「玉稚児」が育ってきた。 団子虫らしい黒い甲殻の陶蟲夏草鉢で気に入っている。 実はこの陶鉢は西国三十三カ寺巡礼のひとつ六波羅密寺にある空也上人像に触発されて作っている。 全く似ていないけれども、団子虫を苗床に何本も枝分かれして…

変化豊かな八ヶ岳登山コースの基地に秘湯温泉の唐沢鉱泉旅館。

心が病みかけたら起死回生の癒し手段として持っておきたいプランだ。 天狗岳と黒百合平を周遊する登山コースが苔の森や山頂からの開けた眺望など表情豊かで魅力的。 すぐ近くに見に行ける源泉がコバルトブルーで美しい 日本秘湯を守る会の会員宿 温泉は浴室…

根性を鍛えるために八ヶ岳天狗岳に挑む

自分は正直に言って根性が足らない。7年前に転職する際には理不尽耐性をつけるために高尾山に滝行に行った。痛いほど水は冷たくてなぜわざわざ水を被ってから修行場の掃除をして、滝壺で震えながら順番を待ち、痛い水圧の滝に打たれるのか。少しばかり理不尽…

牙のある鹿

東京都庁のロビーを偶然通り過ぎたら標本が置かれていた。 可愛らしい小鹿なのに牙が生えているではないか。明治の頃に作られた合成キメラ剥製かと思いきや、実際にも牙が生えた自然種「きょん」。その可愛さにきょんきょんと重ねて読んでしまう。 草食獣と…

ほうれん坊キャンプ場で川サウナ

川テントサウナは手軽で水風呂代わりに川に飛び込めて爽快。 巨大なタープを張れると雨キャンプが全く不便ではなくなる。 距離は遠くとも山道の走行距離が短いキャンプ場がありがたい。 最近、子供たちは父が無職だと学んで何かと「無職なんだから学校まで一…

侘びて錆びた能楽堂 中尊寺白山神社

中尊寺といえば金色堂と霊宝館に注目が集まりがちだがこの重文指定の野外能楽堂も必見。 この能楽堂の古色溢れた松の絵を記録に残しておきたい。 古びて灰褐色に褪色した板は遠目に銀箔地に似た輝きを放つ。どうにかして類似表現できないものか。

石巻 再訪 東日本大震災津波伝承館と震災遺構

奥州平泉では藤原家四代の栄華よりもそれが滅びた跡の寂しさを強く感じたし、石巻といえば東日本大震災で津波からの被害を最も被った地だ。廃鶏を潰して「命をいただく」食育のイベントも目の前で野生の命を奪う鹿猟もあった。今回の東北の旅は死にまつわる…

世界遺産 奥州平泉の金色堂

世界遺産に登録された奥州平泉、藤原四代の栄華を伝える寺社仏閣。東京から電車で4時間、車でも5時間半かかり周辺に大きな観光地もないのでなかなか周遊プランも立てづらく今まで来る機会に恵まれなかった。 石巻でレンタカーを借りる機会があったので、折角…