工芸

Cream Wareと呼ばれる白陶器

消化できないたくさんの情報刺激があった。そのうち、私の作陶に無意識に影響が出てくる気がする。 破損しやすい細かい部分を陶器で作ることに罪悪感を感じることもあったがミラノで突き抜けた精巧さの素晴らしい作品をたくさん見て思う存分、実用性など無視…

悪魔的クオリティのオートマータ

スフォルツェスコ城の中で出会ったオートマータ。日本語で言うなら「からくり人形」だが「オートマータ」にはまた異なる風情、雰囲気を感じる。 悪魔のトルソーを用いたオートマータがなぜ作られたのか。 眼球が動き、口が開いて舌が飛び出すのだそうだ。善…

パリ最大蚤の市再訪

5年ぶりだろうか。パリはモンマルトルより北にあるクリニャンクールの蚤の市。 蚤の市というには没落貴族の放出品のような高級品からジャンク品までピンキリの商品が並ぶ。 ギリシャやイタリアの石像だろうか。安っぽい石膏像ではない。 こんな貝や珊瑚の店…

シャルトルのステンドグラス

シャルトル大聖堂はシャルトルブルーと呼ばれる青いステンドグラスが有名だそうで 大聖堂の脇にはステンドグラス屋があった。 蟲モチーフと言っても蝶ばかりではあるが眺めていて楽しかった。 日本画の花鳥風月画的趣を感じる。 そのうち、ステンドグラスに…

自然科学、標本学の聖地「DEYROLLE」

博物標本店の聖地とでもいうような有名店DEYROLLEはフランス・パリにある自然科学と教育学のためのパリのメゾンで剥製や標本、自然史に関連する多くの専門的な書籍も販売している1831年創業の老舗専門店。非常に貴重な動物個体の標本が数多く陳列されていた…

スペインからの戦利品

Cortes Inglesという高級百貨店に行った際もあまり買うものが無い印象だったマドリッド。しかし振り返るとそれなりに購入して帰った。食品の多くはMercadonaの自社ブランド品。自分用はAngel Studio。 リヤドロの陶人形。母が好きなので、日曜蚤の市で「羊を…

博物標本と耽美の店「Angel Studio」

陶器専門店や雑貨屋を5店舗ほど巡ってどれも期待はずれで買いたいものが見つからずがっかりしていた。そんな中、20時をすぎてたまたま見つけたインテリアショップ。 こういうのだよ、こういう店だよ。スペインにも存在した。 ウニガラスドーム標本。 飛翔能…

温井ガラス工房のガラスのウミウシ

自然造形雑貨店「ウサギノネドコ」の「もしも博物展」でご一緒させて頂いている温井ガラス工房さんのガラスのウミウシを衝動買いしてしまった。 おしりに水晶が付いた想像上のウミウシ。緑がかった水晶と体躯の深い青のグラデーションが素晴らしい。 上から…

博物クリスマスにて目黒芳枝さん、奥住陽介さん、アトリエpuchuco、さとう甲さん

浅草で催されていた博物フェスティバルの冬イベント版、博物クリスマスに行ってきた。 夏休み中に日本科学技術館で行われる博物フェスティバルに比べると規模は1/6ぐらいかもしれない。ゆっくりと見て回れる。 出店者達からの作品が吊るされていた。出店者同…

博物宝庫「ウサギノネドコ 京都店」

東京の谷中にある博物標本など自然造形を売る雑貨屋は実は本店が京都にある。京都本店にはヤドもカフェもある。 二条よりもさらに西に10分ほど歩いたところにある。どこかの寄り道ついでに立ち寄る立地ではない。乱暴に言えば辺鄙な場所にある。3年間京都に…

「博物ふぇすてぃばる」は地獄楽

東京は九段下にある科学技術館で「博物ふぇすてぃばる」なる自然造形系の展示販売会があると聞いて行ってみた。 ・昔は子供達の自由研究のネタになるような素材やキットが売られていたらしい。 ・今はX万円はざらなハンドクラフトマーケットと化している。1…

ロンドンで見た和なるモノ

なんだか和のモノで構成されているけれどもチグハグ感。 これは英国に和の建具やら家具やら小物を持ち帰って再構成した部屋を描いているそうで、普通は並ばないモノが寄せ集まっているそうだ。 異国の人が日本文化に憧れて1部屋を日本のもので溢れさせて悦に…

ヴィクトリアアルバート博物館

実は大英博物館よりも満足度が高かったのごヴィクトリアアルバート博物館。大英博物館は通路が狭くガラスは指紋だらけで汚く落ち着いてじっくり鑑賞できなかった。ヴィクトリアアルバート博物館の方が広い空間で美術品が美しく見えるように展示されている。 …

BRAUNシリーズ9に驚いた

はっきりと覚えている。2013年の晩夏に買ったBRAUNの電動シェーバー。値段は1万3000円弱だった。髭を剃る際に肌に与えるダメージを緩和する冷却機能「クールテック」が搭載された個性的なシリーズの初代だ。綺麗な青をしていた。 9年間も活躍してくれたこと…

高級喫茶 上野「古城」

好物のレトロ喫茶。台東区はお宝のような喫茶店が多い印象がある。 もう入り口からして胸が躍る。 1963年創業の昔にこのステンドグラスを導入するのは男前。 入口階段のステンドグラスだけでも目玉になるだろうに、入店してすぐ左手にもこの豪華絢爛な作品。…

リュトンを造ろう

東京国立博物館の東洋館で私好みの逸品を見つけた。 サボテンや多肉植物を植えたくなる造形。

美仏に心が洗われる

仏頂尊勝陀羅尼を三面三目八臂で表した仏母の美仏。指先の艶かしさ、滑らかさ。尊顔の柔和さ。 目、瞼の輪郭は私では決して想像として湧いてこない形状。日本人ではなく大陸の血筋の顔ならではだろうか。北京の工房で17-18世紀に造られたものだそうで皇帝に…

和歌山3日目。加太、黒江、和歌山市街。

月曜日の午前から加太の海の見える屋上露天風呂は極楽。 淡嶋神社は必見の2万体以上の人形供養の神社。 黒江の漆器産業は面影だけでほぼ滅んでいる。 在和歌山の標本制作会社を知る。https://amphillc.com/ 西国三十三カ寺の紀三井寺に参拝。痛恨の御朱印帳…

佐賀からの戦利品

佐賀の難点は魅力的な物産が日本酒や陶磁器など重くて割れるものばかりだということ。缶詰も地味に重量がある。 松浦漬の缶詰 宮内庁御用達の日本三代珍味の松浦漬け。一缶で1000円以上した。どんな味がするのだろう。 唐津の地酒「太閤」のカップ酒。 唐津…

佐賀4日目 有田。日本の磁器産業始まりの地と廃墟宮殿。

日本の磁器のはじまりの地は作陶する者にとって訪れておきたい聖地 陶祖李参平の人生に想いを馳せる。自伝小説か何かないものか。 ポーセリンパークのツヴィンガー宮殿は素敵な廃墟に変わっていく予感 宗政酒造はB級観光スポット運営をしていることから侮っ…

白華窯 唐津焼作家吉永サダムさん

Caffe Lunaで展示販売されていた吉永サダムさんのマグカップが気に入った。そこにいた常連のミュージシャンの方も吉永サダムさんを褒めちぎるので、これは工房にお邪魔しするしか無いと思った。カフェの女主人が工房に鎬のマグカップがあるかと電話してくれ…

唐津藩御用窯 中里太郎右衛門陶房

宿から徒歩1分の先にある中里太郎右衛門陶房が陶芸好きとしては一番見応えがあったように思う。 民藝館のような佇まい。12代中里太郎右衛門は人間国宝になった作陶家で戦後に衰退した唐津焼中興の祖だそうだ。その御兄弟の中里隆さん、その息子多亀さん、孫…

上諏訪のアール・ヌーヴォー壁装飾銅板

2011年以来の東京都心の震度5の地震。もう何が起きるかわからんな。今週末は防災点検しよう。我が家の膨大な陶器鉢はさらに大きな地震が来たら破損は免れないだろうな。諏訪で撮った写真を削除、整理している中で見つけた上諏訪駅の周辺で撮った数枚。これは…

ヘラクレスオオカブト フィギュア

やってくれたよ。バンダイのいきもの大図鑑シリーズのガチャガチャは相変わらずクオリティがすごい。秋刀魚を買いに行って、道草食って余計なものを衝動買い。仕方ないよね。そして組み立ててみたら正直言って期待を上回っていた。これが500円で買えるんだか…

続 調度品や陳列物が見ていて飽きない、予想外に食事も美味しい「Chamber Of Raven」

この館でしいて一番、ハリボテ感があるものは何かと言われたらこの人魚の像かもしれない。それでもそんなに安っぽい感じはしない。発泡スチロールで作られていて細部が欠けたり塗装が剥げたりなんてことは一切ないので、全体のレベルの高さがわかる。人工大…

博物趣味、ゴシック、スチームパンクな世界観にどハマりな荻窪のカフェ「Chamber of Raven」

荻窪は印象に乏しい街だと感じていた。中野、高円寺、阿佐ヶ谷、西荻窪、吉祥寺それぞれの個性に比べると特徴がつかめにくいし名所に乏しい。その印象は総合的には変わらないのだけれども、荻窪には何があるかと聞かれれば太田黒公園とこの「Chamber Of Rave…

都道府県魅力ランキング最下位の栃木県。陶芸の聖地、益子を一人旅。

ありがたいことに有給休暇を10月中に4日ほど取得しないといけないことになり、妻の許しも出たので一泊二日の一人旅に出ることにした。 御嶽山で一人キャンプ。下諏訪のゲストハウスに泊まって酒蔵巡り、温泉巡り、民藝に鰻。あれこれ頭に浮かぶ。滅多にない…

DIY棚に並べる捨てられない収集物だらけー世界60か国からの戦利品

外出自粛につき、家での時間は豊富にある週末。コツコツとモノの整理をして、DIYした棚に並べていった。 独身時代に愛読したNEUTRALも捨てられない。今はTRANSIT。異国に想いを馳せ、60ヵ国近くを旅したっけ。創刊号の表紙を飾ったイエメンにはまだ行けてい…

越南 紫禁城

美麗なミンマン帝廟