2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

春の花で陶蟲夏草鉢遊び

生花は冬虫夏草のイメージにはそぐわないのだけれども、花が咲くとなんとなく心が躍るし、活けたくなる。 団子蟲に千重咲椿 象蟲にマツバギク 団子蟲に原種ヒヤシンスは菌類ぽさのある姿形。 まだ固く締まった椿の蕾も溢れる花の色が良い。蚕蛾。千重咲椿は…

陶蟲夏草鉢「陣笠蟲」X アエオニウム「夕映え」

鉢自体はもう数年前に作ったものだが今回、徒長した銘月を抜いてアエオニウム「夕映え」を植え込んだ。鉢は縦に深く、土容量も大きく重みのある鉢なのでヒョロヒョロと伸びてしまうアエオニウムでも担当する懸念なくしばらくは安心して育てられそうだ。 陣笠…

社会科見学旅行 鹿島神宮、鹿島臨海工業地帯、銚子港、犬吠埼、屏風ケ浦

社会科見学旅行は案外楽しいかもしれない。子供も多弁になり、たくさん聞いてくる。たくさん話す。 ・もう一つの要石のある鹿島神宮参拝 ・日本の化学工業と経済を支える鹿島臨海工業地帯を見学。夜景が素晴らしいらしい。 ・港公園で工場を背景に花見 ・日…

社会科見学旅行。香取神宮、伊能忠敬、Coedo佐原

子供の要望で社会科見学旅行 ・香取神宮で「すずめの戸締り」にもでる「要石」、東郷平八郎の揮毫などを拝見 ・小江戸「佐原」の映える街並みを堪能 ・50歳を過ぎてから日本全国を測量した偉人伊能忠敬記念館を見学 ・川沿いのワーズワースで舌鼓 ・最も古い…

陶蟲夏草鉢「大黒黄金」X エケベリア「デレンオリバー」

コガネムシは金持ちだ。 金蔵建てた、蔵建てた。 子供に水飴舐めさせた。 こんな歌詞の童謡があってコガネムシを見ると脳内再生してしまう。この童謡は今年、熱海の梅園に子供達と行き園内に中原晋平記念館というのごあったのだがその中原晋平さん作曲だとい…

陶蟲夏草鉢「団子蟲」X 老楽

手頃な自作の陶鉢がなかったのでプラスチック鉢に植え替えた。気づいたら変な形の植木鉢ばかり作っていて筒形の自作鉢が殆ど無いことに気づいた。 株元に被せてあたかも蟲を苗床にして植物が生えているかのように見えるようにした。 株の鉢と蟲が一体化した…

蟲作り 団子蟲、塵蟲、鍬形蟲、兜蟲、蚕蛾

仕事が一定以上忙しくなるとそれに呼応して作陶に没頭する不思議。結果疲労困憊する。蟲をさらに追加で5匹作り、削り作業済みの鉢にセットした。 5.団子蟲 半開 少しボロボロと朽ちた感じにしてみる。開口部は大きくとって少し太めのサボテンを植えられるよ…

蟲作り 団子蟲、蝉幼虫、兜蟲、蠅取蜘蛛

さあ、11個の筒鉢の天と底に穴を開けた。いよいよ蟲を作って載せていく。蟲の大きさや形は様々なので鉢も同じ大きさにせず、穴の位置や大きさが違う鉢の中から合う組み合わせを模索しながら作っていく。 1.団子蟲の子実体仕立て 3hr 身体を折り曲げたダンゴ…

春の多肉サボテン植え替え大作業

春分の日に植物の世話に明け暮れたその備忘録。 温室ビニール撤去 団子蟲株元鉢に老楽植え込み 団子蟲鉢にレッドベリー植え込み 大鍬形鉢に銀手毬植え込み 中鍬形鉢に紫太陽植え込み 小鍬形鉢にゴーラム植え込み 象蟲鉢に紫太陽植え込み 象蟲小鉢に銘月植え…

中国チキン「J.CHICKEN」

高円寺駅ガード下のKFCが閉店して久しい。ガード下の改修工事に伴い1年以上KFCが無かったその空隙を突くように開店したフライドチキンバーガー屋。 客はおらず。バイトと思しき若い女性が応対してくれた。 丸ごと1羽を揚げたチキンがウリらしいが1人で食べる…

高円寺桜名所「廃墟桜」

高円寺で1番の桜の大樹と思っていた廃墟の前の桜の古木。それが今年に入って枝を徹底的に切られてしまった。株元から伐採しなかったのは所有者が伐採を指示したのではなく、枝が歩道の上に落ちないように行政が執行したということか。 桜が咲くのを待ってく…

豆乳おでん「ぱるぷん亭」

「何が起きるかわからない」というドラクエの呪文から店名をとった中野のチーズリゾットの美味しい居酒屋パルプンテの姉妹店として今年1月に開店した豆乳おでん居酒屋「ぱるぷん亭」。 新座の古建具屋からわざわざ取り寄せたというレトロな建具など内装が好…

穴蔵的時間潰しカフェ「ドッグベリー」

久しぶりに来た高円寺のカフェ「ドッグベリー」。定休日無しの11:30〜3:00という高円寺らしい深夜まで営業している時間潰し処。 階段を上がった2階左手にある店は薄暗くて穴蔵のような安心感がある。庚申通り商店街を初めて歩く観光客はカフェの存在に気づか…

美麗標本を眺めながら呑める「昆虫館BAR」

通常は「サイエンスバー インキュベーター」として営業し、オリジナルカクテルをビーカーや試験管で提供するバー。 そこが日月祝日限定で「昆虫館バー」として間借り営業している。 お通しのクッキーはインキュベーターと共通。何の式か聞けばよかった。Goog…

銅製蝉幼虫の5年の経年変化を観察する

物々交換して手に入れた水晶冬虫夏草ペンダント。本物の蝉の抜殻に銅鍍金をしてあり、背中の裂目から水晶が生えている逸品。私の好みど真ん中でありながら私の陶芸とは全く技術的には別ジャンルなので入手できて嬉しい。 脚の微毛までしっかりディテールが残…

桜と花粉

なんだか花粉のせいで桜の季節が年々、素直に楽しめないものになりつつある。勿体無い。こんなに美しいというのに。 中央が深い紅の桜。 ランチを持参して花見でもするか、と思い立っても次の瞬間には花粉のことを考えてしまう。それでも行くか。 背景が黒い…

灯螂舎の昆虫焼菓子「蟲菓」

昆虫を取り入れることで食味の良くなる組み合わせのみを「蟲菓(昆虫焼菓子)」として製品化して販売している「灯螂舎」さん。試食した感想や疑問を記録しておく。 昆虫食がバッシングに遭っているらしい。どこぞの自治体で学校給食に出され、昆虫食に肩入れ…

3月の緑道 椿尽くし

1月末に首肩をやられ、長時間の運転やら子供をスキーに連れて行き板を担いであげたり無理したら回復が長引いた。そんな状況で阿佐ヶ谷で寒い夜、階段を踏み外して腰を強打してしまった。酒に酔っていたが酩酊のせいではなく雨で階段が滑りやすくなっていたせ…

国立新美術館

もうそれ自体がアート作品ともいえる国立新美術館は適当に撮っても良さげな写真になる。 緑色のガラスを透過することで生まれる色のグラデーションも綺麗。 この円錐の上の子供心が踊るような特等席にフレンチのひらまつが運営するポール・ボキューズという…

陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ」 X 「シルバーブルニア」

腹から生える今までの形状ではなく背中の外殻の隙間から生えるタイプを作ってみた。自分としてはアリではないかと思う。実験的な試みだったが満足の結果。 腹には穴が空いていない。体躯の下に空間があることで団子蟲そのものが苗床になっている印象を強めら…

作家同士の作品物々交換のために夏までに10鉢の陶蟲夏草を作ろう

学び 作家同士の作品物々交換は思い入れも深まり楽しい。 物々交換するには「あなたの作品も売ってください」と言わせる魅力がないといけない。 お互いにとっての価値が値札とずれるのも面白い。 作家同士の物々交換は他の人のいないところで話す。 物々交換…

蟲偏愛家の集う「東京むし展」

蟲にまつわる手作り作家の展示販売会に行ってみた。「東京むし展」はここ毎年行われているそうで、蟲好き、ハンドクラフト好きにとって魅力的な狭く深い世界。自分の好きなものに開き直った人達の集い。 蟲の標本に時計の機械機構を嵌め込んだもの。機械仕掛…

陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ」X「レースフラワー」

緑の着色はアクセントになる しっかり重ね塗りしないと発泡しない 植え込む植物も彩度に乏しいマミラリアなどの白サボテンにするならば菌糸体の上に緑を乗せるのは良いと思われる。 色の相性は悪くない。今回は濡れたままの下地にトルコ青結晶釉を重ねて塗っ…

陶蟲夏草鉢「コーカサスオオカブト蛹」X水仙

カブトムシ類の脚の細さに悩んでいた。幼虫を作ることにしてふと、その中間体である蛹の冬虫夏草があっても良いではないかと思った。 台座よりも大きくはみ出す形。 造形はそれなりにうまくいったように思う。コーカサスオオカブトも悪くないが、やはり頭部…

陶蟲夏草鉢「ゾウムシ」X「シルバーブルニア」「レースフラワー」

ゾウムシの陶蟲夏草鉢が焼き上がった。シルバーブルニアを挿すと粘菌の子実体のように見える。自分としては満足の仕上がり。 春を待ち、サボテンを植え込めるようになるまでドライプランツを挿して遊ぶ。 ニョキニョキと生えて開花した雰囲気が出てくる。総…

ヒヤシンス開花記録

2月15日。ここから記録をこまめにとってみたい。 2月20日。5日間での成長は目に明らかではあるものの 2月21日。段々と加速度的に膨らんでいくようだ。 根が随分と緑色になってきたがこれは水の中で繁殖した藻類のせいだろうか。そして興味深いのが毛根でびっ…

清めの前野原温泉 

外国からの友人のもてなしに持っておきたい手札。東京都板橋区の穴場。 10km先の前野原温泉へ自転車で遠征。日本庭園のある風情あるスーパー銭湯で私のお気に入りのひとつだ。 風呂は源泉掛け流しの強塩泉もあり、寝湯や打たせ湯も気持ちが良い。湯船の脇に…

陶蟲夏草鉢「ノコギリクワガタ」X石蕗

学び 複数箇所に植え込む。 不自然な折れた躯体。 クワガタは脚が細いほうがらしく見える。 石蕗の綿毛は素材として相性が良い。 これはなかなか良いのではないか。自画自賛。胸部と腹部の間が折れてその間から植物が生える様子に静けさが感じられる。生体な…

五美大卒業制作展@国立新美術館

数年ぶりに国立新美術館で毎年行われる五美大合同卒業制作展に子供達と来た。入場無料で美大生の4年間の苦闘の成果の結晶やら打ち果てた残骸やらのドラマが見られるありがたい展示。そして撮影自由なのも素晴らしい。 どこかのカフェやバーの壁に掛かってい…

Yuan 元

食べて幸せになる店というのはそんなにはない。しかも自分の懐具合に合っており背伸びしてしまった感を感じずに済む手頃さ。 どれもハズレは無いのだけれども エビチリ ピータン豆腐 これは驚きのある個性的な美味しさだった。また店に足を運ばせる味だ。 ピ…