生花は冬虫夏草のイメージにはそぐわないのだけれども、花が咲くとなんとなく心が躍るし、活けたくなる。
団子蟲に千重咲椿
象蟲にマツバギク
団子蟲に原種ヒヤシンスは菌類ぽさのある姿形。
まだ固く締まった椿の蕾も溢れる花の色が良い。
蚕蛾。千重咲椿はひたすら派手。
中央アジアでは5000年前の墓から人骨と一緒に見つかったというムスカリ。古代人も花と共に故人を送った。
原種チューリップ。もう少し茎を短くすべきだったか。
静物画のような静けさ
団子蟲に浅黄水仙
蠅取蜘蛛に鈴蘭水仙
私の中の最良の一枚はこちら。くねるように伸びる茎が植物的。低い位置での枝分かれも腑を突き破って成長した印象が強まる。学名アイリス・ジャポニカ、シャガの花は毒々しい妖艶さも備えていて良い。
やはり羊頭よりもカブトムシの蛹のほうが合う。また蛹を作ろう。今度はヤマトカブトムシで。