2024年の観桜ジョギング

大宮八幡宮は開花が遅れての桜祭りの準備中だった。 紅枝垂桜は雅。今頃、京都の平安神宮はすごいことになっているのだろうな。 門を抜け参拝し、善福寺川公園へと抜けていく。 曇天の桜はパッとしないが、黒い幹を背景にすると楽しめる。幹から生えた花が好…

高円寺界隈の桜めぐり

最寄駅は都立家政の園芸店とイタリアンレストラン、ベーカリーカフェが複合した「ガーデンスクエア」。 1階には天井から床までの大きなガラスパーティションを開け放って開放的なベーカリーカフェ「フェリーチェ」。新緑の瑞々しいウンベラータやハンギング…

犬と桜とGO CRAZY CAFE

おそらくは桜を愛でる最後の週末。息子と善福寺川沿いをジョギングした。 忘れ物だろうか、猫のクッションが置かれていた。 雨や曇りの日が続き、貴重な晴れの日の桜を愛でる。 そして2ヶ月ぶりに再訪したGO CRAZY CAFE。女主人は私のことをしっかりと覚えて…

目黒川の桜、阿佐ヶ谷神明宮の桜

初めて目黒川の夜桜を観にきた。橋の上には撮影する人だかり。提灯の赤い光が桜をより赤く見せている。 高いところから眺めたら赤い帯が一筋、綺麗に見えるのだろう。 少し歩くとあの有名な洋風の城の外観をした「目黒エンペラー」が照らし出される。若い女…

社会科見学旅行。香取神宮、伊能忠敬、Coedo佐原

子供の要望で社会科見学旅行 ・香取神宮で「すずめの戸締り」にもでる「要石」、東郷平八郎の揮毫などを拝見 ・小江戸「佐原」の映える街並みを堪能 ・50歳を過ぎてから日本全国を測量した偉人伊能忠敬記念館を見学 ・川沿いのワーズワースで舌鼓 ・最も古い…

高円寺桜名所「廃墟桜」

高円寺で1番の桜の大樹と思っていた廃墟の前の桜の古木。それが今年に入って枝を徹底的に切られてしまった。株元から伐採しなかったのは所有者が伐採を指示したのではなく、枝が歩道の上に落ちないように行政が執行したということか。 桜が咲くのを待ってく…

梅、桜、椿 花散歩

高円寺の梅里公園には無数の梅が一本一本に品種名の名札をつけて植っている。梅の品評会のような公園。 この品種はある方向性においてとても魅力的な梅なのだと思う。枝に連続してみっちりと咲き桃色の枝となる。花色も華やかで花期も長い。 幼稚園のお遊戯…

熱海梅園

・細工の上等な欄間の背後に椿の紅や葉の緑を覗かせる ・広縁のある座敷を備えた日本家屋での長期滞在ワーケーション 徒歩数分の熱海梅園へ朝食の腹ごなし散歩へ。 こちらは献上梅だそうで今や上皇に退かれた平成天皇に毎年献上されている梅だそうだ。 「冬…

糸川の熱海桜と熱海保養所

桜は単なる視覚的な美しさだけでなく、春の終わりの季節の移ろいを象徴的に実感するものとして愛でていることを知った。 熱海には糸川沿いに日本で最も早く咲く桜の並木がある。熱海桜。 不思議なもので、1月だとまだ花見を楽しむ心境にならず気持ちの盛り上…

鬱蒼とした廃墟ではなく自然豊かなお住まい

ご近所を散歩中に見つけた。 テレビの音が中から聞こえてくる。廃墟などではなく、単に鬱蒼と蔓草が外部を覆った家。 遺跡の最深部への入り口のようなドアノブ。ドアノブ無しにはドアであることはわからない。 勝手口が最後に開けられたのはいつなのだろう。…

花の散るらむ

40代になり、ぼんやりと終わりが見えて来た気がする。定年を迎えた上司やそれに近い人たちを見て、新入社員よりも私はそちら側にいると自覚し始めた。ああ、ああやって勤め人を終えるのだな、と。 何のためにスキルアップするのか。スキルアップが目的化して…

宿鳳山高円寺の「徳川紅枝垂」

格式高い寺社仏閣に艶やかな紅枝垂桜を堪能したいならばここだろうな。 高円寺の地名の元になり、かつて徳川綱吉が鷹狩の際に立ち寄り休憩するのに使っていたお寺で徳川家光が「小沢村」と呼ばれていたこの地を「高円寺村」に改称したという。 そんなお寺の…

善福寺川緑地の川沿い桜

杉並区高円寺周辺で桜を観ながら早朝に気持ちの良いジョギングをするならば善福寺川緑地をおいて他にない。 3kmにもわたって善福寺川沿いが細長い公園になっていて、和田掘公園と合わせて4.2kmの全長がある。両岸にも舗装道がありジョギングには最適な公園が…

花見の名所だが椿が必見の「哲学堂」

2月の梅の季節に記録したばかりだが花見の名所として知られる中野の「哲学堂」は桜の季節もやはり素晴らしかったので記録しておく。 桜はこの季節、素晴らしい場所は他にも多いがここの椿や雪柳は必見だった。写真散歩好きにはたまらない被写体だらけの公園…

馬橋通側の桃園川緑道「雪崩桜」

量としての桜ではなく一本一本の個性で愛でるならば推したいのが馬橋通りにほど近い桃園川緑道に覆いかぶさるように咲き乱れる桜の巨樹。 藤棚のような支えの上に大迫力で広がる桜の花。遠近感があって、桜の雪崩が自分に迫ってくるので勝手に「雪崩桜」と名…

滅びの美、高円寺「廃墟桜」

高円寺の桜の銘木といえば多くの人が思い浮かべるのがこの「廃墟桜」ではないだろうか。誰が名付けたのか知らないが、「廃墟桜」と聞けばああ、あの大衆中華料理屋「七面鳥」の斜め向かいのあの桜ね、と高円寺在住歴が長い人ならわかる人も多いと思われる。 …

新井薬師の桜

別用の途中でふらり立ち寄った新井薬師。参道も桜で満開。ほんの数日で一気に咲き進んだようだ。 春霞というやつか、青空が欲しい時に限って曇天だったりする。いかにもという桜の大木よりもその周囲の紅枝垂の方が目を惹かれた。 三重塔に紅枝垂桜。 淡い紅…

久しぶりの谷中、根津神社

久しぶりに谷根千の谷中エリアへ。いつも上野から藝大方面を抜けて歩いてきていたが今回は日暮里から谷中霊園を抜けて歩いた。 谷中のヒマラヤ杉は幹や枝がかなりキツく剪定されていて樹勢が無い状態。その株元の老舗も閉店していた。 廃業らしい。寂しいモ…

桜の公園

4月初旬だというのにもう桜はすっかり散ってしまった。桜前線を追って弘前城や五稜郭まで追っていく自由が残念ながら今の私にはない。この先に楽しみなことがたくさん残っているのも悪くない。いつか行きたい。雪柳は水際が相性が良いのだろうか。雪柳の景色…

上総旅行二日目。菜の花と桜のいすみ鉄道、大多喜城と城下町

菜の花と桜のいすみ鉄道を楽しむ 駅前で自転車を借りてサイクリング 大多喜城と桜 街道沿いの街並みを楽しむ 「豊の鶴」蔵元訪問。名酒を買う 有家のとんかつが美味 甲冑を着てコスプレ撮影 昔の商家や蔵を見学 高速バスで東京駅に直帰が快適 普段は車で遠出…

養老渓谷温泉「滝見苑」

桜と菜の花の季節に小湊鐵道、いすみ鉄道に乗ること。 養老渓谷を散策すること。 大多喜を散策すること。 部屋風呂で温泉を楽しむこと。 それでいてコロナ感染を懸念しなくて済む感染対策が講じられていること。 これら条件に基づくと養老渓谷温泉の「滝見苑…

桜と菜の花、小湊鉄道と養老渓谷

人生、1年後はどうなってるかもわからんし、自分はぽっくり逝ってるかもしれんし。今、楽しむ余裕があるならば楽しもう。今を生きる。 そう自分を甘やかして有給を取って家族で千葉の上総へ。 気温、湿度ともに快適としか良いようのない晴れに恵まれた。この…

春の「ポール・バセット」

18年勤められて3月末に退職されるという前勤務地の同僚にメッセージを送ることから1日が始まった。今日は私のチームのメンバーのオンライン送別会もある。その一方で京都の友人の娘さんが4月から新入社員として東京で働き始めるとの朗報を頂いた。町内会長さ…

在宅勤務 和室仕様 春桜

コロナが世の中に蔓延して丸一年が経ってしまったのだな。昨年3月は学校が休校となり、妻が時間割を作っていろんな学科を教えたり、体育や家庭科という名の掃除や料理をさせてくれていたっけ。在宅勤務が常態化して1年になるということでもある。こんなに長…

高円寺桜十選

高円寺に散在する桜を探して回った。 暫定高円寺桜十選 1.高円寺宿鳳山の近くの廃墟桜 2.松応寺の枝垂れ桜 3.蚕糸の森公園の池の桜 4.西照寺の山門前の桜 5.緑道の桜 圧倒的にリストの質が至らない。もっとあるはず。山笠型のほれぼれするような山桜と…

高円寺随一の桜名所 廃墟桜

私にとって高円寺でイチオシの桜。 徳川家光が鷹狩りの際に休憩に立ち寄っていたという宿鳳山高円寺。そのお寺からほど近いところにある。 とびきり大きい。制限されることなく存分に伸ばした枝。こんな桜が街中に生えている奇跡。 背景が突き抜けるような青…

室内で花見酒。青壁に阿櫻。

今年は桜の開花も早い。東京は22日で満開だそうだ。昨晩の嵐はこれから盛りの桜を散らすことはなかったようだ。 花屋でなんとも立派な桜の枝が300円で売っていた。買った時にはまだ3割近くが蕾だったので満開散りかけの処分価格などではない。イベントや業務…

つれづれ。花と仙人掌。

陶芸教室で一時期は10人ほどいた仲間は転居やら多忙やらいろいろな理由で辞めていき、ついに私だけになってしまった。賑わいの消えた空間は、あの人がいた、この人がいたと思い返すとせつなくなる。皆さん、元気にしているだろうか。 縷々転々。モノゴトは変…

心を融解してくれた早咲きの桜

先週はとりわけしんどかった。 こちらの会議の予定など無視で突然電話が掛かってきては1時間以内にこれを調べろ、この説明資料を作れと指示依頼が来て、時限爆弾処理のような気分で時計を気にしながら毎日12時間近く机に張り付いていた。何回、議論がなされ…

4月中旬の緑道 なぜ年を取ると花が好きになるのか説

在宅勤務が続くと毎日数時間の通勤時間がなくなり、かわりに朝や昼に近所を徘徊する時間が増える。週の大半を在宅勤務できるような社会を目指すべきかもな。それこそが働き方改革。 それにしても、年取ると植物や花を愛で始める爺さんが多いのはなぜなのだろ…