花の散るらむ

40代になり、ぼんやりと終わりが見えて来た気がする。定年を迎えた上司やそれに近い人たちを見て、新入社員よりも私はそちら側にいると自覚し始めた。ああ、ああやって勤め人を終えるのだな、と。 何のためにスキルアップするのか。スキルアップが目的化して…

宿鳳山高円寺の「徳川紅枝垂」

格式高い寺社仏閣に艶やかな紅枝垂桜を堪能したいならばここだろうな。 高円寺の地名の元になり、かつて徳川綱吉が鷹狩の際に立ち寄り休憩するのに使っていたお寺で徳川家光が「小沢村」と呼ばれていたこの地を「高円寺村」に改称したという。 そんなお寺の…

善福寺川緑地の川沿い桜

杉並区高円寺周辺で桜を観ながら早朝に気持ちの良いジョギングをするならば善福寺川緑地をおいて他にない。 3kmにもわたって善福寺川沿いが細長い公園になっていて、和田掘公園と合わせて4.2kmの全長がある。両岸にも舗装道がありジョギングには最適な公園が…

花見の名所だが椿が必見の「哲学堂」

2月の梅の季節に記録したばかりだが花見の名所として知られる中野の「哲学堂」は桜の季節もやはり素晴らしかったので記録しておく。 桜はこの季節、素晴らしい場所は他にも多いがここの椿や雪柳は必見だった。写真散歩好きにはたまらない被写体だらけの公園…

馬橋通側の桃園川緑道「雪崩桜」

量としての桜ではなく一本一本の個性で愛でるならば推したいのが馬橋通りにほど近い桃園川緑道に覆いかぶさるように咲き乱れる桜の巨樹。 藤棚のような支えの上に大迫力で広がる桜の花。遠近感があって、桜の雪崩が自分に迫ってくるので勝手に「雪崩桜」と名…

滅びの美、高円寺「廃墟桜」

高円寺の桜の銘木といえば多くの人が思い浮かべるのがこの「廃墟桜」ではないだろうか。誰が名付けたのか知らないが、「廃墟桜」と聞けばああ、あの大衆中華料理屋「七面鳥」の斜め向かいのあの桜ね、と高円寺在住歴が長い人ならわかる人も多いと思われる。 …

新井薬師の桜

別用の途中でふらり立ち寄った新井薬師。参道も桜で満開。ほんの数日で一気に咲き進んだようだ。 春霞というやつか、青空が欲しい時に限って曇天だったりする。いかにもという桜の大木よりもその周囲の紅枝垂の方が目を惹かれた。 三重塔に紅枝垂桜。 淡い紅…

久しぶりの谷中、根津神社

久しぶりに谷根千の谷中エリアへ。いつも上野から藝大方面を抜けて歩いてきていたが今回は日暮里から谷中霊園を抜けて歩いた。 谷中のヒマラヤ杉は幹や枝がかなりキツく剪定されていて樹勢が無い状態。その株元の老舗も閉店していた。 廃業らしい。寂しいモ…

桜の公園

4月初旬だというのにもう桜はすっかり散ってしまった。桜前線を追って弘前城や五稜郭まで追っていく自由が残念ながら今の私にはない。この先に楽しみなことがたくさん残っているのも悪くない。いつか行きたい。雪柳は水際が相性が良いのだろうか。雪柳の景色…

上総旅行二日目。菜の花と桜のいすみ鉄道、大多喜城と城下町

菜の花と桜のいすみ鉄道を楽しむ 駅前で自転車を借りてサイクリング 大多喜城と桜 街道沿いの街並みを楽しむ 「豊の鶴」蔵元訪問。名酒を買う 有家のとんかつが美味 甲冑を着てコスプレ撮影 昔の商家や蔵を見学 高速バスで東京駅に直帰が快適 普段は車で遠出…

養老渓谷温泉「滝見苑」

桜と菜の花の季節に小湊鐵道、いすみ鉄道に乗ること。 養老渓谷を散策すること。 大多喜を散策すること。 部屋風呂で温泉を楽しむこと。 それでいてコロナ感染を懸念しなくて済む感染対策が講じられていること。 これら条件に基づくと養老渓谷温泉の「滝見苑…

桜と菜の花、小湊鉄道と養老渓谷

人生、1年後はどうなってるかもわからんし、自分はぽっくり逝ってるかもしれんし。今、楽しむ余裕があるならば楽しもう。今を生きる。 そう自分を甘やかして有給を取って家族で千葉の上総へ。 気温、湿度ともに快適としか良いようのない晴れに恵まれた。この…

春の「ポール・バセット」

18年勤められて3月末に退職されるという前勤務地の同僚にメッセージを送ることから1日が始まった。今日は私のチームのメンバーのオンライン送別会もある。その一方で京都の友人の娘さんが4月から新入社員として東京で働き始めるとの朗報を頂いた。町内会長さ…

在宅勤務 和室仕様 春桜

コロナが世の中に蔓延して丸一年が経ってしまったのだな。昨年3月は学校が休校となり、妻が時間割を作っていろんな学科を教えたり、体育や家庭科という名の掃除や料理をさせてくれていたっけ。在宅勤務が常態化して1年になるということでもある。こんなに長…

高円寺桜十選

高円寺に散在する桜を探して回った。 暫定高円寺桜十選 1.高円寺宿鳳山の近くの廃墟桜 2.松応寺の枝垂れ桜 3.蚕糸の森公園の池の桜 4.西照寺の山門前の桜 5.緑道の桜 圧倒的にリストの質が至らない。もっとあるはず。山笠型のほれぼれするような山桜と…

高円寺随一の桜名所 廃墟桜

私にとって高円寺でイチオシの桜。 徳川家光が鷹狩りの際に休憩に立ち寄っていたという宿鳳山高円寺。そのお寺からほど近いところにある。 とびきり大きい。制限されることなく存分に伸ばした枝。こんな桜が街中に生えている奇跡。 背景が突き抜けるような青…

室内で花見酒。青壁に阿櫻。

今年は桜の開花も早い。東京は22日で満開だそうだ。昨晩の嵐はこれから盛りの桜を散らすことはなかったようだ。 花屋でなんとも立派な桜の枝が300円で売っていた。買った時にはまだ3割近くが蕾だったので満開散りかけの処分価格などではない。イベントや業務…

つれづれ。花と仙人掌。

陶芸教室で一時期は10人ほどいた仲間は転居やら多忙やらいろいろな理由で辞めていき、ついに私だけになってしまった。賑わいの消えた空間は、あの人がいた、この人がいたと思い返すとせつなくなる。皆さん、元気にしているだろうか。 縷々転々。モノゴトは変…

心を融解してくれた早咲きの桜

先週はとりわけしんどかった。 こちらの会議の予定など無視で突然電話が掛かってきては1時間以内にこれを調べろ、この説明資料を作れと指示依頼が来て、時限爆弾処理のような気分で時計を気にしながら毎日12時間近く机に張り付いていた。何回、議論がなされ…

4月中旬の緑道 なぜ年を取ると花が好きになるのか説

在宅勤務が続くと毎日数時間の通勤時間がなくなり、かわりに朝や昼に近所を徘徊する時間が増える。週の大半を在宅勤務できるような社会を目指すべきかもな。それこそが働き方改革。 それにしても、年取ると植物や花を愛で始める爺さんが多いのはなぜなのだろ…

コロナ禍の桜

なんて品種の桜だろう。白に桃色が差して色香のある桜。 神戸や京都に住んでいたころに比べて、東京に引っ越してからは桜の季節になっても花見に行こうという気持ちがあまり起きない。 理由としては ・一面に咲いた物量で主張するソメイヨシノにさほど魅力を…

4月の緑道の花々

4月に入ると一気に春めいてくる。三寒四温、Tシャツでも気持ちよくなったかと思ったらダウンジャケットが必要な日に戻ったり。それでも確実に植物達は花咲き、実り、季節は進んでいく。少し唐子咲のようにも見える獅子咲の椿。こちらは薔薇のような淡い桃色…

清雲寺の桜、秩父SLからの国民休暇村

今まで足を伸ばさずにいた方角へ家族旅行。南伊豆の国民休暇村村が幼児連れには最高だったのでアウトドアリビングという新設客室のある奥武蔵の国民休暇村に行こうという話になった。 なかなか効率よくいろんな要素を散りばめられた旅程となった。 清雲寺の…

散りゆく桜

今年の桜も終わり。花弁が散った後の、空を掴もうとしている細い手のような萼にも味わいがある。 葉桜も爽やかな新緑が入り乱れて清々しい。 波状に咲いていく。 同僚の友人には年柄年中、桜花を追いかけて日本全国を流れていく人がいるらしい。桜前線ととも…

咲き乱れる花壇。グロ美しい大輪チューリップ。4月の緑道

今週のお題「お花見」ということだが、何も桜だけでなくとも良い。色様々な花を眺めながら酒を飲むのも気持ちの良いもんだ。 機会を伺い、示し合わせたように一斉に動き出した花壇。 中でも目を引くのが縁が鋸様な花弁のチューリップ。まるで多肉植物のフォ…

希少な皇居内の桜見。まるで品種博覧会のよう。

今週のお題「お花見」とのことだが、この時期はFacebookもInstagramも日本の友人は桜の報告で溢れている。綺麗な桜を観たら投稿せずにはいられない我ら日本人。 今年は3月24日〜4月1日まで公開しているという皇居の坂下門から乾門までの750mほどを歩いて通り…

枝垂れ桜はこんなに綺麗なのに

来る人、去る人の増える季節。惜しまれながら送り出されている人が、内実はカウンセリングアウトと呼ばれる退職勧奨だったりもして内情を知る立場にあると、「辞められてしまうなんて残念です」なんて常套句も上辺だけの偽善的な言葉になり、言えなくなる。…

サクラ咲ク アネモネ乾ク

3月の寒い日は2月の寒い日とは同じ気温でも確かに違うのだな。帰国するともう桜が咲いていた。 椿と書くだけに春に咲く品種がやはり多く、完璧な容姿の花を咲かせていた。私の好みは侘助のような藪椿で出雲大社という品種が一番なのだが、道端でこんな大輪…

上海の手描き陶器店 Zen Lifestore

陜西南路の地下鉄駅前にはiapmモールという新しくて巨大なショッピングモールがあるのだが、この中には日本のどこでも手に入る高級ブティックばかりで買い物する魅力には乏しい。モールの中の玩具売場も輸入したそのままの英語表記のレゴや日本語表記のトミ…

高円寺 越後屋の菩提寺。石仏と蓮が見事な「真盛寺」

小さな寺が多いがここは広く静か妙法寺と続けて寺巡りに良い石仏と蓮が見どころ 杉並区で第三の広さを誇る寺院なのだそうだ。延宝元年(1673年)に三井高利が江戸・日本橋において創業した越後屋の菩提寺になっており、俗に「三井寺」とも呼ばれているとか呼ぼ…