2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年の総括

2022年は2021年、2020年にも増してしんどい年だった。 振り返ってみると目まぐるしく環境は変わり続け、学びも諦観も割り切りも多い年だった。新しい環境に食らいつくのに必死になった年だった。 2回の転職を重ねた年だったけれども、人生の終盤50代、60代以…

WOODBERRY CAFE

長居しやすい雰囲気の良いカフェだと思っていたけれどもWiFiはなくなっていた。 3階のバーラウンジも無くなっていて楽しみにしていた珈琲リキュールの数々も無くなっていた。 なんだか小さくまとまってしまった感がある。 屋上席は健在だったが冬には少しし…

作陶再開 陶蟲夏草鉢「クワガタ」

5ヶ月ほどのブランクを超えて作陶再開。少し作り始めたら止まらなくなった。創作活動に飢えていたらしい。 クワガタの亡骸からサボテンを生やしたい。今まで作ったものよりも径の太いサボテンを植えられるように穴を大きく作ることにした。 菌糸体もちょこち…

新宿御苑

新宿御苑の温室は被写体に溢れていた。 この大きな葉、一枚が花よりも華やかで雄弁で圧倒される。 卓上に見上げるように葉が覆った一画を夢想する。眩しくないように葉陰を作ってくれる。そして見上げるとステンドグラスのようだ。 大きさというのも一つの力…

カフェボヘーム

子供に映画をせがまれて「すずめの戸締まり」を観た後に昼御飯を息子と食べようと思って思い出したのがこちら「カフェ ボヘーム」。 同じ監督作品の「君の名は」で瀧少年がバイトしていたカフェレストランで、新海誠作品では街並みが写実的に描かれるので作…

テレワークカフェ「インザラフ」

テレワークに適したカフェの条件 WiFi 電源。PCやスマホの充電。 電話会議の許された空間。 この3点目が揃わないカフェが多い。そしてそれらが揃う有難いカフェを西荻窪に発見。 テーブル席、カウンター席、多様なスタイル。 BGMがかかっていて話し声も気に…

発熱 病床に臥す

職場の忘年会の数日後、見事に39℃発熱して3日間ダウンした。頭痛が酷く、PCを開いてメールのやり取りをしては寝て、起きては返信をしてと落ち着かない数日を過ごした。 報告していなくとも体調を崩して休んだ人は他にも多いらしく、皆、心の中で忘年会のせい…

今年の漢字は「逃」。逃げるは恥だが役に立つ

「逃げるは恥だが役に立つ」を世の中から5周遅れぐらいでAmazonPrimeで見始めた。 今年、私は転職をして派手に失敗して転職先から数ヶ月で逃げるように再転職した。転職先は私にとっては適応しがたい環境で自分の転職という意思決定を自己正当化するためにし…

12月の高円寺散歩

全く純情商店街の名前負けしているAUショップやdocomoショップ、スーツの青山など大資本の店舗だらけの殉情商店街。それでも商店街の入り口のゲートは高円寺の顔なのかもな。 パン屋「アンテノール」の後にできた日本酒主体の居酒屋。ここは一度は行かねばな…

「栗原あり」さんの森の獣たちの器

表参道で催されていた「栗原あり」さんという作家さんの個展に足を運んだ。ひっそりと使っている私の「陶蟲夏草」インスタ アカウントに時々コメントを頂いたりしていたので勝手に陶芸仲間のような親近感を持っており、何より作風やモチーフも私の好みなので…

2022年末の予定

2022年が終わりつつある。達成感、充足感を高めるために最後の一足掻き計画を立ててみる。 残り2週間で50kmジョギングする。 ドラマ一気鑑賞。映画数本。 作陶再開する。 スマホの電源を切ってコンデジで街を観察しながら撮影散歩する。 17 個展。街歩き 18 …

ワーケーション拠点まとめ

少し遠くの、景色の良いどこかで仕事をしたいと思った。しかし交通費をかけて魅力的な場所に行って遊ばずに仕事をするのはもったいないと思ってしまう。ハイキングに最適な高原に行ったら仕事をせずにハイキングしてしまうと思う。貧乏性の自分にはワーケー…

店の構造と装飾がダントツ好みな「ルコンテ」

陽の射すフロア 薄暗い陰翳礼讃の落ち着いたスペース 2階のフロアを見下ろせるスペース アンティーク家具 鹿と植物 好きな要素だらけで惚れた。迷ったらここに再訪するという店を主要駅で抑えていきたい。表参道駅はこの店で決まった。 フレンチ・カフェ・レ…

表参道 冷やかし散歩

とある週末、表参道を歩いてみた。なかなか珍奇な商業ビルが並んでいて面白い。いかに目立つか、目に留まるかを服飾から建造物までもが狂ったように競う街。 Cartierが視線を集めるために巨大なクリスマスツリーを設置し、その背後には負けじとPRADAの看板が…

変わりゆく街の切り取り

地下鉄の乗り換え駅で歩きながら突如立ち止まらずに撮った。 後になってきちんと中央に立って左右が対象になるように撮ればよかったと思い返す。しかし中央に立っても歪むのがiPhone。 iPhoneはあまりに手軽なので手元にある1眼レフは何年も電源を入れていな…

安普請なのに雰囲気の良いベトナム料理屋「フォーハノイ」

阿佐ヶ谷で見つけたベトナム料理屋「ハノイ フォー」。なんてことのないベトナム食堂だと思っていたが2階の雰囲気が予想外に良かった。 壁は木の下地材がそのままなのだが木目なのでこれもありのように思う。素朴でベトナムに実際にありそうな雰囲気。開き直…

多肉植物 冬の陣

寒さに弱い植物の数々を取り込んだ書斎の近況。冬の日に部屋の中に射す陽は柔らかいというか弱々しいというか。しかも朝の3時間ぐらいしか射さない。それでも大違いの貴重な日照だ。 ビカクシダは空中に緑を添えてくれるので好きだ。もっと葉の細かい種類も…

中野駅前再開発

サンプラザ中野。都庁や都心の高層ビルから見て見つけやすいランドマーク。ライブで訪れた思い出のある人も多いのではないか。 ここ最近の区長選挙の公約はサンプラザを取り壊すか存続させるかで、存続を公約した区長が当選後に暫くして取り壊すしかないと翻…

庭の紅葉

京都の寺社仏閣から採取した伊呂波紅葉の種から実生で育てた数々。南禅寺、大徳寺、清水寺、琵琶湖疏水。私の好きな紅葉の名所の数々だ。 京都の伊呂波紅葉はやはり長い時代の中で選りすぐられた良株なのだろうか。鮮やかで雅な華やかさがあるような気がする…

2022年W杯。挑む。

金曜日は朝の6時台から仕事のメールが多かった。興奮冷めやらずで早朝から働き始めた人が多かったのだろう。 夕方、スペイン人、ドイツ人、イギリス人と一緒の会議があったのだが、一番上役の人がやっぱりサッカーのこと話さないわけにはいかないよなーと口…

「元(Yuen)」のエビチリは必食

駅から10分近くの不便な住宅街の中 人通りは少なく立地は良く無い 鰻の寝床のような狭い間口、奥に深い店舗で外からは入りづらい外観 「高円寺価格」と言われる安さを売りにした店の多い客層の街 そんな中でランチ1300円のお高い設定 そんなに広告や宣伝をし…

買ってよかった温足器

ドイツに続いてスペインにも勝つとは。攻めがワクワクする日本代表なんて観ていて素晴らしすぎる。早起きした甲斐がある。試合終了とともに欧州の友人からおめでとうメッセージが送られて来た。同時に世界各地で同じモノを観て盛り上がっているそんなコンテ…

クラッスラ「茜の塔」

徒長しつつも真っ赤に染まったクラッスラ「茜の塔」上向きに伸びてハエトリグモが多肉を背負ったヤドカリのように見えるようになると期待していたのだが、「何これ?」という塊になってしまった。 バサっと切って仕立て直すべきなのだろう。そのまま暴れさせ…

セデベリア「樹氷」の冬姿

ほんのり色づいたセデベリア「樹氷」。セダムとエケベリアの交配なのでセデベリアという新属なのだそうだ。エケベリアだと思っていた。 2019年10月に植えたばかりの頃の姿と比べると 随分と枝が伸びた。さらに懸崖のように斜め下方に広がっていく姿を期待し…

障害者雇用遠隔操作「分身ロボットカフェDAWN」

子供にねだられて分身ロボットカフェDAWNとやらに行ってみた。 中は広々としたカフェでその多くはフェイクグリーンとはいえ緑も多く雰囲気も良い。 1人で座る席もポツポツとあって他の客と十分な距離を取れる席位置。 予約なくいつでも利用できるカフェスペ…

日本橋

日本橋。江戸の一番の名所だったかつての栄光を取り戻して欲しい。高級志向の不要なモノばかり売る店を集めても歩き回るだけでお金は使わない。そう、お金を使う対象が全くなかった。 COREDO室町など高価格帯の店舗が随分と並ぶが集客力はどうなのだろう。こ…

高円寺で5年ぶりに酒を飲み交わす

久しぶりに友人が海外から来日した。かつては日本国内の某最高峰の大学の客員研究員もしていて、帰国後も本国の大学で研究を続ける宇宙物理学者だというのだから人は見た目ではわからない。いや、見た目通りなのかもしれない。今回は本国から若い弟子という…

晩秋の静かなR座読書館

静かに考え事をしたい雨の日には、高円寺にはR座読書館がある。 常連客も一見客も水槽のある席が特等席だとみんな思っている気がするが、この日は運良く空いていた。 手ぶらで訪ねて本棚の本をパラパラめくるのも良い。 本棚の狭間には芥川龍之介コーナーな…

メロウなジャズカフェ「喫茶生活」

今年の夏は見事なまでの転職失敗をかまし、逃げ込んだ会社もなかなかの激務と業績の荒波で急流を流される笹舟の気分の2ヶ月だった。 ありがたいことに11月は祝日も2日ある。心身のメンテナンスにも気を使わないといけないと思い始めた。 走り続けられること…

陶蟲夏草鉢「アトラスオオカブトの蛹」

初めて蛹を作ってみた。脚が丸みを帯びた膜に包まれているような形をしている。 Yの字のヤマトカブトムシの蛹を作りたくなる。そのほうが形としてはわかりやすいようなな思う。 土台の鉢よりも乗っている蟲の方が大きくて派手にはみ出しているのはどう見える…