2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

セスジスズメ祭り

京都国際マンガミュージアム

外気温38℃の京都。盆地は暑い。沖縄は33℃というのに、もはや沖縄の方が避暑地だ。 あまりの暑さにエアコンのないお寺めぐりは嫌だと息子に反対され、京都国際マンガミュージアムへ。 ようは廃校を利用した漫画喫茶だ。 巨大な火の鳥のオブジェ。火の鳥ファン…

CLAMP COFFEE SARASA

廃墟感のある錆綺麗な京都のさらさカフェ 奥行きが1m近いと相席で反対側に見知らぬ人が座っても十分なパーソナルスペースが得られるし2卓並べるよりも空間効率が良い。 鎖で吊り下げた窓辺のカウンター席がおしゃれ。 京都に複数店舗カフェを展開する「さら…

船岡山、西陣、上七軒の拠点に最適なKeFU

京都は西陣の南、堀川のらへん。 宿泊者専用エリアに共同キッチンあり。炊飯器、IH調理器、冷蔵庫あり。珈琲豆、グラインダー、フィルターも揃っていたが使い方がよくわからない。エスプレッソマシンを置いてくれた方が助かる。 朝食や会食の取れるカフェ併…

博物宝庫「ウサギノネドコ 京都店」

東京の谷中にある博物標本など自然造形を売る雑貨屋は実は本店が京都にある。京都本店にはヤドもカフェもある。 二条よりもさらに西に10分ほど歩いたところにある。どこかの寄り道ついでに立ち寄る立地ではない。乱暴に言えば辺鄙な場所にある。3年間京都に…

東寺、吟味屋菜菜色

毎月21日は弘法市だと思い出して3時過ぎに行ってみるも店はまばらで店じまいし始めている有様。聞いてみるとあまりの暑さに人は少なく、もつ見切りをつけて店じまいしているのだという。 バス停前で東寺餅と亥の子餅を購入。 さすが京都。餅はとろけるほどに…

好きな京都巡り。しる幸、大徳寺、船岡温泉、さらさ西陣。

神戸の友人宅に連泊させてもらった後、京都の友人に会いに。 京都に再訪してなんだかとても感傷的になってしまった。私の人生の中で一番楽しかった時代であり、作陶を始めた地でもある。 もっと自分の求めるものを貪欲に、試行錯誤しつつ求めていかないとい…

本能寺

さほど寺社仏閣に興味のない息子が行きたい唯一の場所が本能寺だという。あの織田信長が明智光秀に奇襲され討たれた本能寺だ。 取り敢えずは近くのスマート珈琲店で朝御飯。 そして京都市役所前にある本能寺。パッとしない印象だった。 改めて子供にねだられ…

アート&アクアリウム 神戸アトア

神戸の友人に2年前に開館したばかりだという神戸港の近くにある水族館に連れて行ってもらった。この球体の水槽が印象的な美しい展示で評判の水族館だ。 正直、泳いでいる魚はとりわけ珍しいわけではない。しかし水槽の形状がどれも目新しく工夫されていて魚…

20年来好きなカフェ「ビブリオティク ハロー」

大きな上から下までの掃き出し窓 大きな葉を逆光で透過 光沢質で反射する卓で床紅葉 庭で花を育て室内に活ける 15年以上前、一人で京都によく遊びに行くようになった頃の初期に訪れて感銘を受けた京都のカフェの一つ。底冷えする京都の冬にも関わらず店前の…

神戸友人宅へ

20年来の友人夫婦にここ数年ほど何度か遊びに来ないかと誘われていた。今年、いろいろと都合が折り合って父子で2泊ほどお邪魔させてもらうことにした。 とある神戸の三方を竹林に囲まれ目の前には畑まである一軒家。玄関までのアプローチも長い。 家の玄関右…

30鉢以上の釉掛け完了

大窯で素焼きさせていただいた。なんだか勿体無いが助かった。子供の夏休みの自由工作を8月中に完成させるためには釉掛けを済ませておきたいところだった。 マグネシヤマット釉を上から流し掛けていく。 今回の挑戦はこの右の蝉成虫。細い粘土紐で作ることで…

山本真郎Bubles鉢に「Euphorbia Ritchiei」

一目惚れして買ってしまった。陶植木鉢を自分で作っているので極力買うのは控えてきた。欲しい鉢があれば下手でも自分用に技術向上のためにも模写模造すべきだと思ってきた。しかしこれは仕方ない。 自分でも販売するようになると他の作家さんがどのように梱…

ルーマニア人に聞くウクライナの闇

ルーマニアはウクライナと南北に国境を接している国でとりわけ黒海に面したコンスタンツァは黒海を囲むようにロシア、ウクライナ、モルドバ、ブルガリア、トルコ、グルジアが並ぶ。ルーマニアはNATOに加盟しているのでロシアが侵攻してきたらNATO加盟国は共…

持たせたお土産

京都御所出入の刀鍛冶を起源とする創業400年を超える老舗「有次」の三徳包丁。 持ち手は白木で使うたびに水気を拭く必要があるが、むしろそのような手間を喜ぶ趣味人。名入れしてもらった。とても喜んでもらえた様子。それはそうだろうなという予感はあった…

ルーマニア家族もてなし備忘録

20年来の友人とその妻娘。気の置けない、見栄を張る必要性も感じない友人。 友人と一緒に来たルーマニア人の独立開業医夫婦とその息子。かなりネットであれこれ調べていてあれがしたい、これがしたいがはっきりとしている。相談して譲歩するタイプではなく自…

ルーマニア人をもてなす

我が心の友ともいうべきルーマニア人が妻子を連れて日本に来る。私がルーマニアで過ごした頃から10年ほどしてルーマニアでは再会していたが、出会ってから20年してようやくの来日だ。日本で迎えられることが何より嬉しい。 飛行機で来日した後は横浜港から日…

彫刻の森 美術館

強羅から歩いても来られる強羅から登山鉄道で隣駅の彫刻の森。真夏の炎天下。 人骨と人体が積み上がったモニュメント。井本淳氏の「断絶」だけ空気感が異なっていた。そうだ、8月には原爆が落とされたのだ。 彫刻の森美術館の主目的であり、今日一日の主目的…

箱根太陽山荘は実に好みの良白濁温泉に夢ある積層木造建築

久しぶりの有形登録文化財の楼閣旅館最高。 渡り廊下はすべからく好き。 温泉に必要な要素は露天ではなく風。 湯の花の舞う白濁硫黄泉は掛け流し。 強羅駅徒歩3分の好立地。 ラフォーレ強羅に前回泊まり、この渡り廊下を潜り抜ける際に気になっていた太陽山…

箱根関所

箱根には人生で20回は訪れているだろうに初めて関所跡に行ってみた。子供にせがまれないと来なかっただろうな。 綺麗に再現整備されている。江戸時代はそれなりに厳しく身元の改めがなされ、特に出女と呼ばれる江戸を出る女性は人見女という検査女官に厳しく…

初めての植木鉢コンペ参加、審査員賞受賞

三重県四日市に2023年1月にできた植木鉢と塊根植物やサボテン、多肉植物のお店「HACHI-8」。1階には電動轆轤を備えたアトリエ、2階にはソファなどがあるゆったりとした鉢の販売コーナー、3階には撮影ブースや鉢の植え替えブースなどもある植木鉢と珍奇植物の…

ただ、終わりを感じた

巨匠の作品だから 難解な作品だから 褒めないといけないのか あの人の墓標だと思った。 走馬燈のようにあの作品、この作品のあのシーン、そのシーンを思い出す栞が散りばめられたような作品。 誰がどれだけ遠くまで深読みできるか。 より深読みした人ほどあ…

インセクトバー

仕事帰りに久しぶりに四谷三丁目のインセクトバーに立ち寄った。 やはりガラスドームに標本を格納して全方位的に鑑賞できるようにしたい。 マンティスというカクテルを頂く。カタゾウムシの美麗な宝石コレクションを眺めながら頂く。 細長いシリンダー瓶に直…

屋外の街路樹を背景に陶蟲夏草鉢「蝉 羽化」

暑い。朝から32℃。 窓辺を整理して蝉羽化を模した陶蟲夏草鉢を飾ったら少しばかり涼しげになった。 緑を借景にすると陶蟲夏草鉢はより映えるように思う。理想的には苔で覆われたテラリウムの撮影ブースを作りたい。 湿度を感じられるような腐食と分解と次の…

美麗すぎる異国の昆虫標本

インセクトポート東京という蟲の生体と標本の展示販売会が高円寺で催されていたので息子と行ってみた。その戦利品。 一夜明けて直射日光の下で観察してその鮮やかさに改めて驚いた。 ランキフェールオオニジダイコクコガネ Megaphanaeus lancifer 写真の彩度…

大窯操作備忘録

息子の作品と共に陶蟲夏草鉢を18ほど入れ、大窯を使わせてもらって素焼きすることに。小窯だと大窯一段分も入らないのにこの容量の大きさよ。 釉掛けしたら次は大窯で一度に3段構成で本焼きできてしまいそうだ。 磁器用の大窯は1号。陶器用の大窯は2号。しっ…

高円寺で蟲の標本生体販売会に夢中

高円寺のイベントスペースでインセクトポート東京という蟲の標本と生体の展示販売会が催されていた。事前に整理券を入手して息子と参戦。会場は広くはなく途絶えることのない人だかりと熱気に溢れていた。メタリフェルホソアカクワガタ尽くし。黄銅色が多い…

新鮮で懐かしい「西武園ゆうえんち」にあれこれ思う。

かねてから興味のあった西武園ゆうえんちに子供達が行きたいと言うので休みをとって行ってみた。まだ世の中の親は夏休みを取るには早いだろう、かつ猛暑日の合間を縫えば比較的空いてるのではないかと思った。 レトロをテーマにして再生されている。飲食店や…